7/8(金)午後6 自主防災組織の講座をしました。
初日は金城先生(那覇市市民防災室)の講話で始まりました。
自助:自分の身を自分の努力で守る。
共助:地域や近隣の人が協力し合う。
公助:行政期間による救助、援助。
三つが繋がることで減災ができる。
特に地域で協力し合う体制や活動(共助)は、自主防災組織が担う活動の中核になるそうです。
ところが、その組織率は全国平均が75%、沖縄県は6%程、那覇市は1%…
本土と違って木造住宅が少ないなど、要因は色々あるようですが、
今後どうすれば良いか。受講生と講師で熱心な質疑がありました。
日常の活動として
・防災知識の広報、啓発
・地域の災害危険の把握(ハザードマップづくり)
・防災訓練(個別訓練、総合訓練)
訓練は地域行事に取り入れると効果的で、目にするだけでも意識があがる
そうです。
続いて、高野 大秋先生(那覇市社会福祉協議会)の講話。
福島県新地町の被害写真、延々と続く側溝の清掃、
ボランティアセンターの現状について報告がありました。
これまでの社協の活動でも「本当に出てきてほしい人が参加しているか?」
問い直しているそうです。
平時から地域ニーズをどう掘り起こすか。
避難先との関係性についてなど、重要な示唆がありました。
講話の後、自治会ごとにチームを作ってマップづくりをしました。
みなでつくるので、結構楽しい(^^)
講師同士で立ち話。
質疑でも感じましたが、地域で知ってて当たり前のことが、行政が知らない。
その逆もたくさんある。一番重要なのは、こういう何気ない雑談の機会なのかもしれません。
避難経路、避難候補先を地図に書き込みます。
地図づくり後に、各チーム発表です。
翌朝はこの地図を手に、実際に地域を歩きました。
チェックポイントは
・4、5F以上の建物(外階段はあるか)
・危険箇所(ブロック塀の崩れそうな箇所、浸水しやすい箇所)
・避難経路
(担当 上江田)
※当日は講座の様子をUSTREAMで同時中継しました。