朝食会に引き続き、7月16日午後からは「remoscope in 若狭公民館」です。
「remoscope (レモスコープ)」とは、今からおよそ110年前、初めて映画を撮影したリュミエール兄弟が当時行っていた撮影手法をもとに、「加工しない/編集しない/最長1分間/三脚をつかって固定したカメラ/無音/ズーム無し」で撮影した映像の作品のことを言います。
撮影した映像は、お互いで鑑賞し、感想を述べ合います。
それを2回繰り返すことで、作品として深めていきます。
「俳句の句会のようなものですね」と話す、講師の藤井さん。
(これなら、初めての映像を撮る人でも、誰でも参加して作品作りができそうです)
いよいよ開始、みなさん緊張した面持ちです。
今回の講師は、美術家で映像ディレクターの藤井光さんです。
リュミエール兄弟による世界初の映画を観たあと、ワークショップの説明を受けます。
まずは三脚とビデオカメラの使い方から(簡単でした!)。
ちゃんと写ってる?
ひと通り使い方を習ったら、いよいよ外に出て撮影です。
さて、何を撮ろうかな。
何を撮影しているのでしょう。
撮影した映像をお互いに鑑賞。まず1回目。
再び外に出て撮影。
映像を持ち寄って、2回目の鑑賞です。
見慣れた風景が「作品」になるのは、とても面白い体験です。
藤井さん、最後まで熱心にお話下さいました。
ありがとうございました。
<関連サイト>
HIKARU FUJII http://hikarufujii.com/
remo [NPO法人記録と表現とメディアのための組織] http://www.remo.or.jp/ja/
路地と人 http://rojitohito.exblog.jp/
(一柳)