の第2回目を迎えた10月14日。
実は、台風のため7日に予定されていましたが、
一週間のびての開催でした。
しかし、この日は連休の最終日。外ではお祭りもやっているし、
皆さん来てくれるかしら…と心配していたのですが、
この日もたくさんの方がいらして下さいました。
この日の講師は、ジョブリッジ研究所の赤嶺久美さん。
キャリア教育のスペシャリストで、沖縄県キャリアセンターで
チーフキャリアコーチをされている方です。
経歴を見ていると、キラキラと華やかで眩しいくらい。
しかし、本人曰く、「ボロボロなんです…。」
そこのところの話も聞けるというので、
興味津々で臨みました。
まずはアイスブレイクでリラックスしてもらいつつ、
後半のワークショップで組む人を決めました。
今回の講座は受講生同士の交流も目的の一つ。
こうやって、知らない者同士が向かい合えるというのは
ワークショップの醍醐味だなあ、と思いました。
下の写真は、指を合わせ「E.T」ごっこ、ではなく、
指と指を合わせてご挨拶をしているところです。
「こんばんは。この時間を実りあるものにしましょう。
よろしくお願いします。」
じゃんけんで出した手で、コンビが決め。 |
前半は赤嶺さんの講話から。
終了後のアンケートで「素敵な映画を1本みたような、
そんな気持ちになりました。」と言わしめたのが納得の
ドラマチックな人生に、みんな聴き入っていました。
ここで簡単にご紹介するのが、はばかられるような非常に内容の濃い、
聞き応えのあるお話なので、ぜひぜひ動画でご覧下さい。
(※この投稿の最後に動画を貼り付けています。)
後半、休憩を挟んでワークショップに入りました。
一番最初に2人組になったコンビで、「人岩ゲーム」
これは、お互いが聞き役・話役に分かれて、聞き役の人が
最初は「岩」になり、次に「人」になって聞くというゲーム。
岩になって聞くとは、うなずかず、目も合わせず、笑わずに聞く聞き方。
人になった時は、全身で相手に反応して聞きます。
話す役の人は、自分の好きなものについて話をしました。
時間は2分間。
「岩で聞く」の光景。 |
「人で聴く」だと、互いに笑顔が。 |
みなさんが「岩」に向かって話ている時は、傍から見ていても
2分が長い感じがしました。気まずそう…。
それが、「人」に話ている時は、とても楽しげで
2分があっという間。話足りないくらいの雰囲気でした。
話終えた後は、相手の印象を付箋に書き、白紙に貼っていきます。
それぞれに「人・岩」と話し手の役割を両方体験して、
それぞれに書いた印象のシートを相手に渡しました。
みなさんほぼ共通した印象で、岩の相手だと
不安を感じて、自分の存在が無視されたような気持ちになり、
人相手だと、受入れてもらえている安心感から、話しやすくて
会話も広がるようでした。
代表で、付箋に書いたお互いの印象を発表中。 |
伝えてくれました。
「コミュニケーション能力とは、話すスキルではなく
聞く力のこと。難しい事ではありません。
話している人の方に体を向けて
目を合わせて、笑顔で、うなずきながら聞くだけでいいんですよ。
すぐに、できることばかりですよね?」
大事なことはシンプル。
だからこそ、忘れがちで、おろそかにしてしまいます。
しみじみと、良い話きいたな〜という充実感を得ました。
これは、赤嶺さんの力。いろいろな体験をされて、
挫折を味わって、どん底も見てきて、
その上で、今を前向きにがんばっている
赤嶺さんのお話だからこそ心にしみるんだな、
と思いました。
そして最後にお知らせ。
赤嶺さんの勤務している、沖縄県キャリアセンターのスタッフの方が、
イベントの告知をして下さいました。「はたらくこと」に関心を寄せる方が
集まっている講座、ということで情報提供に来てくれたのです。
改めて、こちらにも情報を載せて
おきますね。
『Jobチャンネル』
業界を代表する企業人の方々をお招きして、
業界のしくみや、人事・採用担当者の本音を
語っていただくイベントです。
●11月6日(水)、11月12日(火)、11月28日(木)
●各回共通13:00〜16:30 (受付開始12:00)
●会場:沖縄県立博物館・美術館(博物館講座室)
●各回定員100名(複数参加OK)
お申し込み先
job.channel@career-ce.jp
※以下の記入必須事項をメールで送って下さい。
①希望日 ②名前(ふりがなも) ③性別 ④学校名、学年(もしくは一般)
⑤年齢 ⑥電話番号
お問合せは
沖縄県キャリアセンター
まで。