その第1弾が先月の21日に開催されました。ゲストには一般社団法人daimonの糸数温子さんをお招きしました。
このトークショーのテーマは、「自分の力を社会のために生かすには?」としました。
「人の役に立ちたいな。」「困っている人の助けになりたい。」と思っている人はたくさんいるようにと感じます。でも、自分には何ができるんだろう?得意なことはあるけど、それが社会の中でどう役に立つかイメージできない…。何をどうしたらいいのか、具体的に考え出すと戸惑ってしまいます。そんな方に向けて、一緒に考える場にしたいと考えました。
糸数さんはスポーツイベントを通して社会課題の解決に取り組む『daimonCUP』という女子フットサル大会を主宰されています。
トークショー当日に、daimonCUPの様子を映像で見せていただきましたが、本当に楽しそうで良い雰囲気。その上さらに、大会の中にコミュニティ作りや支援の仕組みがされていて、すごく良く考えられていることに驚きました。
今回、冒頭に参加者の方に自己紹介をして頂きました。制限時間は1分間。どんなことを聞きたくて来たのかなどを短い時間の中でお話していただきました。
そしていよいよトークのスタート。
「最初に、結論から言います。」と言ってでてきた言葉は、「できることはそんなにそこら中に転がっているものではありません。できることないかな…と探していてもできない。やったかやらなかったかでしかないと思う。」
あわわ…少し耳に痛い…。
糸数さんが代表を務めている『daimon』は、沖縄の教育における不平等問題や、沖縄における様々なリスクにさらされている家族の「再生産」問題に取り組んでいる団体です。
今年で4回目のこの大会、来場者も1回目と比べて7倍にもなり、3,500名もの方が集まったそうです。フードバンクのことをここではじめて知ったという方がいたり、この大会が社会的な貢献につながるものと認識されはじめている手応えも感じているそうです。
会場で、いろんな関わりを持つNPOや企業のことをしることができて、気負うことなく意識せずにも社会とつながれるようになっているのです。
このトークショーのテーマは、「自分の力を社会のために生かすには?」としました。
「人の役に立ちたいな。」「困っている人の助けになりたい。」と思っている人はたくさんいるようにと感じます。でも、自分には何ができるんだろう?得意なことはあるけど、それが社会の中でどう役に立つかイメージできない…。何をどうしたらいいのか、具体的に考え出すと戸惑ってしまいます。そんな方に向けて、一緒に考える場にしたいと考えました。
糸数さんはスポーツイベントを通して社会課題の解決に取り組む『daimonCUP』という女子フットサル大会を主宰されています。
トークショー当日に、daimonCUPの様子を映像で見せていただきましたが、本当に楽しそうで良い雰囲気。その上さらに、大会の中にコミュニティ作りや支援の仕組みがされていて、すごく良く考えられていることに驚きました。
今回、冒頭に参加者の方に自己紹介をして頂きました。制限時間は1分間。どんなことを聞きたくて来たのかなどを短い時間の中でお話していただきました。
そしていよいよトークのスタート。
「最初に、結論から言います。」と言ってでてきた言葉は、「できることはそんなにそこら中に転がっているものではありません。できることないかな…と探していてもできない。やったかやらなかったかでしかないと思う。」
あわわ…少し耳に痛い…。
糸数さんが代表を務めている『daimon』は、沖縄の教育における不平等問題や、沖縄における様々なリスクにさらされている家族の「再生産」問題に取り組んでいる団体です。
「daimonCUPは花火のようなもの。関心を持ってもらうためのもので、フットサル大会だけでは解決しないと思っています。問題解決のためには、関係する各機関をつなぐことが重要で、それが自分たちの仕事です。
今年で4回目のこの大会、来場者も1回目と比べて7倍にもなり、3,500名もの方が集まったそうです。フードバンクのことをここではじめて知ったという方がいたり、この大会が社会的な貢献につながるものと認識されはじめている手応えも感じているそうです。
すごいなぁ…と思うのは、この大会に来た人みんながハッピーになれる楽しいことがいろいろと用意されていること。たくさんの企業がスポンサーになるので、来場者はお米を1合持ってくるだけで、いっぱいお土産をもらえる上に、フードバンクさんにとても喜ばれます。また、会場の外では屋台のブースがいろいろあった、美味しいものが食べられたりも。
そして、会場が屋内なところもポイント。クーラーが効いた快適な空間なので、応援しにきた家族も気持ち良く過ごすことができます。
そして、会場が屋内なところもポイント。クーラーが効いた快適な空間なので、応援しにきた家族も気持ち良く過ごすことができます。
会場で、いろんな関わりを持つNPOや企業のことをしることができて、気負うことなく意識せずにも社会とつながれるようになっているのです。
しつこいようですが、すごいなぁ…とつい言ってしまう…。
今回のタイトル「私にできること」からすると、こんなすごいことできないよ〜と愕然としてしまいますが、糸数さんは、応援者やサポーターがどこもとっても足りなくて、何より必要とおしゃっていました。そして、応援や協力が一番てっとり早い「できること」とも。
ところで、打ち合わせで聞いて、すごく面白いな〜と思った話を、トークショーの中でもしてもらいました。
それはドラクエ…。
人生において大切なことは、ほぼドラクエで学んだと言う糸数さん。
私は全くドラクエ知識がなく、一から説明して頂きました。
最後のボスのところへいくまでに、レベルアップが不可欠。
そして、レベルアップをするためには、その街にいる全員に話を聞かなければならない。
このドラクエの「わからないことは人に聞く。」は今でも大事にしていることの一つ、とお話しされていました。これ、ささいなようでかなり重要な学びだなと思いました。
このドラクエの「わからないことは人に聞く。」は今でも大事にしていることの一つ、とお話しされていました。これ、ささいなようでかなり重要な学びだなと思いました。
それから、このトークショーでとても心に残ったことがあります。
それは、できることをやろうじゃなくて、「やりたいな」「これをやったら喜ばれるな」と思ったことをやってきたというお話しでした。自分自身が喜ばせたい相手に対して何かするスタンスでいたことは、核の部分にあたるのではないかと感じました。
何もそんな壮大な夢に向かっているわけではなく、自分や自分の家族が幸せに暮らせたらいい。でも、それはみんなにとっても生きていきやすい世の中だから。そんな話しもしていました。
糸数さんの言葉がすご過ぎて、メモを取るのが必死でした…。と言っていた参加者の方がいましたが、私もずっとメモを取り続けた充実した2時間でした。
次回はバルーンクリエーターの新垣レイさんがお話ししに来てくださいます。
どんなお話しが聞けるのか、今からとても楽しみです。
どんなお話しが聞けるのか、今からとても楽しみです。