第1部は高校入試に向けてのお話。
勉強のしかた、コツについて教えていただきました。
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まずは、ABC分析について。
ABCとはなんぞや???
簡潔にいうと、模試やテストで間違えたところを見直すということ。
間違えた問題の1つ1つを下記のようにABCで分けていきます。
A:ケアレスミス(ダブルチェックをすれば防げるもの)
B : 答えを見ればわかる(練習不足、ヒントがあれば理解できるもの)
C:理解できない(意味ぷー)
A、Bが多ければ、もう少し勉強すればいい。
これは自力で学ぶことができるレベル。
頑張ってみよう!というものだそうです。
ただ、Cは自力で理解するには難しいもの。
Cの問題は学校や塾の先生、勉強ができる友達などの他力を借りる。
やみくもにわからない問題と格闘するより、自分の”間違い”を分析することで、賢く対策を講ずる。
なんか、ゲームの攻略みたいですね♪
苦手な勉強をゲーム感覚で攻略していく。
楽しく勉強できそうな気が♪(?) 笑
次に、テスト勉強の部分稽古と通し稽古。
踊りや音楽、演劇などではききますが、勉強で…なかなか聞かないですよね。
でも…
納得! 特に受験前には重要になります!
勉強の部分稽古:問題のカテゴリーごと、問題の種類ごとに行う
勉強の通し稽古:模試やテストの問題全てを解く(制限時間を設けるなどして)
例えば、数学だと…
関数や方程式、確率、図形…などのカテゴリーごとの勉強が部分稽古。
数学の模試1回分を本番のように制限時間を決めて全て解くのが通し稽古。
単に ” 勉強 ” といってもやり方は様々。
前回の講座では、「学ぶのに得意な感覚がある」ということも学びました。
勉強の方法、学び方はたくさんあるのですね。
うまく組み合わて活用したいものです。
そして…
高校入試には学力だけでなく、調査書や内申点も重要になってきます。
これらは3年間の積み重ね。
勉強は頑張って追いつけても、それ以前の内申点が低くて、 せっかくの頑張りが実を結ばない…なんてことは残念すぎます。
遅刻や提出物などは受験するためだけに意識するものではなく、社会に出て仕事をしてい
くうえでも必要なこと。
毎日の積み重ねが大きな力になることを意識していたいものです。
第2部は”学ぶ”ということについて
人はなぜ学ぶのか?
哲学的な感じですね。
いろいろ考え方はあると思いますが、今回の講座では…
「自分の価値を高めるため」
という視点から話がふくらみました。
その人にしかできないこと。
学ぶことでできることが増えていく。
学力だけでなく、経験から学ぶことも多いにあります。
向上したい、成長したい、よりよい自分になりたい、人として豊かでありたい…
思いは様々ですが、少なくとも前向きに生きようという気持ちが”学ぶ”という行動につながるのかもしれません。
学ぶことは本来楽しいことのはず♪
新しいことを知る喜びやワクワク感、わかったときの爽快感!
確かに、人それぞれ苦手な分野はあるけれど、学ぶことを楽しんでいたいですね。
そして、その”学ぶ”ことを練習するのが学校での学び。
継続する力を養って、考える力を養って、基礎体力づくりをする。
学び方を”学ぶ”もの学校かもしれません。
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おまけとしてもう1つ。
ある人から、いいお話を教えていただきました。
それは、”子育て4か条”なるもの。
「あかちゃんの時は肌を離すな。
幼児期は手を離すな。
青年期は目を離すな。
成人したら心を離すな。」
親と子、時には衝突することもあるけれど、
ちゃんと親の愛情が子に伝わっていれば、
たとえ、親子関係が一時的に悪くなったとしても修復できる。
”子育て4か条”は子どもの心を育てる心得なのかもしれません。
そして、それが人間性を育て、社会の中で人として豊かに生きていくために大切なことなのかもしれませんね。
さてさて、これまで4回にわたって開催してきた子育て勉強会。
次回が最終回になります。
4回分の内容を振り返りながら、さらに深めていけたらと思っています。
ご都合つく方はぜひご参加ください☆
内容】
内容A:低学年のお子さんの学校でのつまづきや家庭学習、発達が
気になった際の対応についてお伝えします。
内容B:高学年のお子さんの学校でのつまづきや中学準備・高校受験に
向けた学習など気になる際のポイントをお伝えします。
内容C:お茶の間談義形式で、学習面における対応や関係づくりの方法
を発達段階にあわせてご紹介します。
【組み合わせ・日程】
パートⅤ:内容A+内容B+内容C → 2/13(土)14:00〜16:00
受講は無料です!
申し込みは公民館まで。
電話:098−917−3446
FAX:098−869−8624
Email:info@cs-wakasa.com
※若狭公民館には駐車場がございませんので、公共交通機関や民間駐車場をご利用ください。