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2016年7月15日金曜日

魚のさばき方① レポート

予想以上に人気があり、あっと言う間に満員になった「魚のさばき方」の講座一回目が13日に行われました。

今回の講師をつとめて下さったのは、お魚レシピ伝道師の中林さんと玉城さん。
お魚レシピ伝道師とは、水産物に関する知識及び調理技術を習得し、様々な機会で県産魚介藻類を利用した調理レシピの普及を図り、水産物の消費拡大を担う方のこと。最終課題をクリアして沖縄県から認定されると、お魚レシピ伝道師として活動することができるそうです。なんと、中林さんは今回の講座がお魚レシピ伝道師のデビューとのことでした!


今回は座学ということで、沖縄の水産業の知識と栄養などについて学びました。
沖縄は魚の消費量が全国最下位だということも初めて知り、魚のことも海のことも知らないことばかりでした。

こうやって、魚の調理だけでなく魚たちの住む海のこと、漁業のことへ理解を深めることはとても大事だと感じました。スーパーで切り身の状態で売られている魚に見慣れると、つい「美味しいか」「安いか」といったことにしか興味がなくなってしまうけれど、背景を少しでも知っていると、値段に納得できたり、県産のものを買う意義も見出せて、また魚の住みやすい環境を守る意識も生まれてきます。


今回は座学のあとは、みんなでお魚レシピ伝道師オリジナルのおかずを試食しました!
しかも3品も!参加者全員で配膳の準備をして頂きました。



メニューは「与那原ひじきのガーリックサラダ」「なまりぶしでタコライス」「もずくとオクラのスープ」。試食といってもなかなかの食べ応えで、お腹一杯に!!




試食タイム、皆さんに「質問などあればどうぞ」とお声かけしましたが、満足してまったりしたためか、質問が飛び交うという感じにはなりませんでした。でも、終始和やかな良い雰囲気でした。
片付けも皆さんとても積極的に協力してくださって、次回の実習も楽しくできそうな予感でいっぱいです。実習の報告も楽しみにしていてくださいね!(真)