第3回こども国際映画祭 in 沖縄 KIFFO(キフォー)が
11月25日〜27日、若狭公民館で開催されました!
KiFFOは「映画は、ココロの栄養だ!」をキーワードに
様々な人が共存する社会を「みんな違って当たり前」、それぞれの抱える色々を大事にしようという思いが込められています。
こどもスタッフが司会・照明・音響・受付・誘導係・審査員として関わる映画祭です。
若狭公民館では、KIFFOの趣旨に賛同し、4年前のプレイベント時から関わらせてもらっています。
今回で第3回目の映画祭であり、今回初めて若狭公民館を本祭会場として開催することになりました!
今回、事前に映写及び照明、音響機材のセッティングを行いました。
公民館備え付けの照明も足場を組んで調整!スクリーンも外部から持ち込んで設置、
照明も追加設置!どんどんお祭りらしくなってきました。
25日の前夜祭では、
県内から公募した短編映画コンテストノミネート(60秒動画)作品と
宮平貴子監督作品「わたしの宝もの」(京都国際映画祭短編グランプリ受賞作品)を上映。
60秒動画のエントリー作品は「おおっ」と思わせるものや、感動するもの、会場が笑いに包まれるものまでどれも非常に見応えがあり、60秒の中に「どう収め・伝えるか」趣向を凝らした作品が集まっていました。
続いて上映されたKiFFOの主催者でもある宮平貴子監督の作品「わたしの宝もの」は短編映画とは思えない内容の濃さで、あっという間に映画の世界観に引き込まれました。そして本当に心から沖縄が好きなんだなぁという思いが作品を通して伝わってきました。
今回、会場が若狭公民館ということもあってとても素敵な装飾で映画祭を盛り上げました!
26・27日の本祭では、
「あぜみちジャンピンッ」(日本) 「いっしょの目線で」(ドイツ) 「ペリカンマン」(フィンランド)
「あぜみちジャンピンッ」(日本) 「いっしょの目線で」(ドイツ) 「ペリカンマン」(フィンランド)
の3作品を上映。映画を見てる子どもたちの目がとてもキラキラしていているのがとても印象的でした!作品上映中、感動して涙を拭う大人スタッフがちらほら笑。そのくらいどの作品も胸にグッとくるとっても素敵な映画でした!
映画上映の他にアニメーションワークショップ「赤い船の旅」や「Street Workout」の体験コーナーもあり、映画祭を観に多くの方に体験してもらいました!
「赤い船の旅」は 風船が描かれた15枚の用紙にパラパラマンガの要領で
音響、受付、照明、など こどもスタッフは自分の担当の役目を一生懸命こなしていました。
初日のみスタッフ担当だった子が、「明日もスタッフやりたい」と自ら名乗りをあげたり、手が空いた時に率先して会場誘導しているこどもスタッフがいたりとKiFFOを通してこども達が何倍も成長しているように思いました。
こども審査員が3作品の中から1つを選びグランプリ作品を決定します。
どの作品もとても素晴らしく、こども審査員も非常に悩んだそうです。審査委員長と副審査委員長による熱い議論(バトル?)も行われたそうです笑
映画祭が終わるとみんなで協力して片付けを行います。素敵な飾りつけで装飾された会場が普段の公民館へ戻る姿は、まるで夢を見ていた様な少し寂しい気持ちになりました。
普段住んでいる場所も感じ方もそれぞれ違う皆が集まって、協力し助け合うことで映画祭をやり遂げることが出来ました。こどもスタッフの元気と明るさは大人スタッフそしてKiFFOに来ていただいた参加者の皆さんを笑顔にしてくれました!
そしてパワフルなこどもスタッフをまとめるために精一杯動いてくれた大人スタッフの皆様も本当にお疲れ様でした!
どんなに疲れていても冗談や笑い声が飛び交います。沢山の笑いと感動に包まれたKiFFO。可能性に満ちた彼らを見ていると、10年後を考えるワークショップの際に話しに出た「KiFFOから映画監督が出る」もそう遠くないかもしれません。そんな事を感じる映画祭でした。もっとパワーアップした皆とまたこうして再会できたらと思います!
(小)