7月7日(金)のゆんたく会。
この日は沖縄の野草の話から始まりました。
最近、島やさいの話題はよく耳にしますが、今回は野草のはなし。
シマアザミやチーパッパ(つわぶき)、キイチゴ、クワノミ、クービ 、…
いろんな名前がでてきました。
私も幼稚園か小学生の頃、学校帰りにキイチゴやクワノミは採って食べていた記憶は
うっっーすらとあるのですが、シマアザミやチーパッパ(つわぶき)は口にしたことがありません…
70代参加者のお話しだと、
クービ(つるぐみ)という木の実もよく食べていたそうです。
※参照画像 クービ(つるぐみ)
シマアザミはトゲを取って、きんぴらにして、
チーパッパは若葉を味噌和えにして食べていたそうです。
今も、JAのファーマーズマーケットなどで売っているそうなのですが…
私は見たことがない…
今度お店に行ったときに探してみようと思いました!
最近、”地物の力”について考えることがあります。
その土地のエネルギーを吸収して、その土地で生きるのに適した養分を蓄えながら育った植物たち。
人がその力を分けてもらい、栄養にして生きていく。
それが免疫力になったり、暑さや寒さに対応できる力になったり…
(沖縄での代表格はゴーヤーですよね!)
地球の恵みを受けながら人は生活してきたし、人の身体もそうできている。
改めて、すごいなぁと思います。
戦後は食料も乏しく、栄養のバランスなどを気にしている余裕はなかったはずですが、
地物の恵みをうまく身体に取り入れていた食生活が沖縄の人の身体を支えていたのかもしれません。
(以前のような健康長寿のイメージが崩れてきている沖縄ですが…
元々もっていうるはずの”地物の力”を日常の中にもっと取り入れることができたらいいなとも思います)
余談ですが…
以前クーガ芋(琉球自然薯)の植え付け・料理教室に参加したことがあります。
生産者の方たちは 「(クーガ芋は)今はあまり出回っていないので、これから認知度をあげていきたい」とお話しされていました。
手軽に食べられる日が来るといいですね!
(※クーガ芋(琉球自然薯):沖縄に自生する自然薯の一種で、栄養価が高い。「畑のうなぎ」とも呼ばれているそうです。)
地物のものを旬の時期に味わうのが、一番栄養があって、おいしいといわれます。
今はスーパーでも通信販売でも、いろんな食材が手に入ります。
新しい食材を楽しむのと同時に、地物のものも意識してみたら、食の楽しみが広がるかもしれませんね♪
そして、これから島やさいと同じように、島の野草の話題もたくさん聞けるようになったら嬉しいなぁ!と思いました。