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2021年12月2日木曜日

沖縄ネパール交流会🇳🇵

先週の金曜日に若狭公民館で「沖縄ネパール相互理解とネットワーク構築のための交流会」が開催されました。ものすごく長いタイトルですが、私たちの想いがぎゅっと詰まっています。

この交流会が決まったのは10月末のことで、ONFAのオジャさんから「沖縄に駐日ネパール大使館の臨時代理大使が来るので、それに合わせて交流会を開催したい。」と相談があり今回の開催にいたりました。

 現在、沖縄県には約2300名のネパール人が生活しており、新型コロナウィルス感染症の流行は渡航制限をはじめ、就業環境の変化や学校の休校など在住ネパール人の生活にも大きな影響を与えました。その中で、私たち若狭公民館と沖縄ネパール友好協会は、関係機関・団体と協力しながら、さまざまな対応を行なってきました。

(関心のある方は、これまでのブログレポートをご覧ください↓)

来年以降は渡航制限が緩和され、新規に日本語学校入学者が急増することが予想されます。その際、沖縄とネパールの文化や慣習の違い、言葉の壁・制度の壁から困りごとを抱える留学生が多く出る可能性も考えられます。

そこで、様々な状況に対応できるセーフティーネットを構築するために、駐日ネパール大使館代理のアムビカさんとONFA及び各関係機関・団体との連携体制を強化することを目的に今回の交流会を開催することになりました。

ナマステ記念撮影


プログラムの幕開けは、はるばる沖縄にきていただいたアンビカ ジョシ氏に歓迎の気持ちを込めて、若狭公民館で活動しているサークル「若狭島うたの会」さんにうた三線とおどりを踊っていただきました。


うた三線だけではさみしい、せっかくなので!と快く八重山の伝統的なおどりも披露していただきました。なかなか見る機会のない踊りなので、みなさん興味津々に見ていました。
島うたの会の皆さま、ありがとうございました!


オープニングアトラクションを終え、今回の主催であるONFAの会長サンジブさんと若狭公民館宮城館長のご挨拶。我らが宮城館長は、ネパールの民族衣装を着用して挨拶していました♪



続いて、アンビカ ジョシ氏のご挨拶。ネパールについての紹介と大使の役割についてお話ししていただきました。また、宮城館長のネパールの民族衣装にもとても感動されていました。


続いて、沖縄ネパール友好協会(以下、ONFA)を代表して、オジャさんの活動紹介。
ONFAの立ち上げ経緯から、これまで行ってきたネパール人留学生のサポートやフードドライブ、若狭公民館と一緒に行なっているネパールニューヤーパーティーなどの取り組みを紹介していただきました。



そのあとにONFAとの取り組みの中で紹介された団体を紹介。
今回の交流会には、県内の日本語学校、NPO団体、関連企業、市役所、社会福祉協議会、総務省沖縄行政評価事務所、福岡入国管理局 那覇支局、JICA、JICA協力隊OB など様々な機関の方々が参加してくださいました。

急な依頼にも関わらず、多くの方に参加いただき、多文化共生に対する関心の高さが伺えました。お忙しい中、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。




今回、多文化共生のまちづくりに向けて活動しているそれぞれの機関がつながる機会となりました。この取り組みが、地域住民との相互理解と多文化共生のまちづくりを推進することの一助となることを願っています。


(conomi)