若狭公民館では今年度、児童館と連携して子どもの居場所事業に取り組んでいます。
5月27日に開催された子どもの居場所のシンポジウムにオンラインで参加しました!
子どもの居場所の必要意義や想いなどのお話からはじまり、県内の居場所が動画で紹介されました。
なんと、若狭公民館の地域にあるほのぼのカフェも登場!
ほのぼのカフェは、現在の場所での活動が始まる以前、パーラー公民館と連携。夏休みに青竹を設置して流しソーメンするなど、パーラー公民館にて子ども食堂をしてもらっていました。
先日行われたリッカ!ヤールーキャラバン!でも防災食の提供で大活躍でした。子ども会のない曙地域の子どもの居場所として地域になくてはならない場所になっているのがシンポジウムに参加している皆さんにも伝わったと思います。これからも応援しています。
動画の紹介の後は、県内で子ども食堂という名前がまだない頃から居場所の運営をされている方や、食糧支援の仕組みを作っている食料支援活動団体や、食料支援企業や、中間支援企業などが登壇。それぞれの立場からの話を聞くことで、子ども食堂にはたくさんの方や企業の協力があることを実感!改めて頑張らなければ!と気が引き締まりました。
「子ども食堂というと貧困層が対象だという印象があるかもしれないが、目指すところは、すべての子どもが安心できる居場所。社会の孤立を防ぐ手立てのひとつとしてありたい。お金があっても一人で食事をしている子どもでも使える居場所でもある。」というお話にドキリとしました。貧困にもいろいろあると知っているつもりでも、きちんと認識できていないこともありそうだと思いました。
今取り組んでいる居場所は、若狭児童館を拠点に「あっとほ〜む かめ屋〜」を運営していますが、若狭公民館で行われている体験活動に参加するなど、児童館と公民館を中心に、地域全体が子どもの居場所となっていくようなイメージをもっています。テーマは「子どもに優しいまち」です。
子どもたちが安心していることのできるまちを目指します。
支援してくれる企業には、声を拾っていくことももちろん大切だけれども人数や数値など定量的なレポートを出すことも必要といったお話もとても勉強になりました。公民館ができることとして、さらに支援が広がる手助けになるような報告書もしっかりやらなくては!とまたまたドキリ。
たくさんの気づきをいただきました。参加してよかったです。
明日は子どもの居場所応援フェスタのイベントが開催されるそうです。
沖縄県総合福祉センターにて11時から16時まで開催されています。
遊びや工作体験ブースやステージ、飲食ブースもあるそうです。お時間がある方は行かれてみてはいかがでしょうか?(sato)