7月8日(金)「はつらつ健康学校」2回目が開催されました。
テーマは「自分の体の状態を知りたい!」
運動指導士(理学療法士)の先生から、健康を維持するためのお話「運動の必要性と気軽にできる運動」を教えていただきました。
一日の中での運動の仕方
朝、体をほぐすことを意識し、ストレッチをメインに
前後左右、ねじりを入れるなどゆっくり無理なく体を動かすこと
肩甲骨に効果のあるA&W体操(脇、胸と背中が同時に伸びる)と
アイスウォーター体操(肘と肘をくっつけて)
足、手、腰、首、顔、など部位別のほぐし方、唾液を出すツボなど丁寧に教えていただきました。
また、運動中の呼吸法(吸って~吐く~のタイミング)や水分補給を細目にする、など気をつけるべきこともお話してくださいました。
午後、有酸素運動で筋トレを
無理なく座ってできる運動にチャレンジ!
呼吸に合わせて、力を入れてゆっくりと筋肉に負荷をかけていきます。
筋トレは、ストレッチより少しきつい程度に...
ボールを使用しての体操や関節を伸ばすときのコツ、骨を強くするための運動をしました。
体の状態に合わせて疲れすぎない程度に継続してやることが大切だそうです。
時折、先生のユーモアなお話で笑笑(^^)
笑うこと!が何よりも健康の秘訣
参加者の皆さん、それぞれインボディで体内の状態を計測しました。
※インボディとは、人体を構成する成分を定量的に測定する装置です。栄養状態に問題がないか、体がむくんでいないか、身体はバランスよく発達しているかなどを知る事ができます。
体成分(体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪)を分析し、骨格筋、脂肪量、体の部位別バランス、BMI(体格指数)が数値化され体の状態を知ることができます。そのチェックシートの見方と体に大切な栄養素について、またシートにかかれている標準ポイントから今後気をつけていきたい項目などのお話をされました。
サルコペニアが進行すると、着替えや入浴など日常動作が困難になったり、また転倒しやすくなるため外出が面倒になり引きこもりがちなる、病気(肺炎や感染症)にもなりやすく、ゆくゆくは要介護状態に...。
診断方法は、①握力(男性26㎏、女性18㎏未満)②歩行速度(5m歩くのに5秒以上かかる)③5回立ち上がりで12秒以上かかる などが目安となります。
フレイル状態に陥るとサルコペニアになりやすく…と悪循環にならないためにも日頃からの備えが大切ですね。