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2023年8月7日月曜日

報告:若狭小学校で出前講座

 7月18日(火)にモザンビークの国民的ミュージシャン、ナジャさんをお招きして小学校での出前講座と、トークイベントを開催しました。

ナジャさんはモザンビーク、マコンデ族のミュージシャン。
モザンビークは、アフリカ大陸に54カ国(西サハラ含めると55)ある国のひとつです。

ナジャさんは、内戦中に生まれ、ポルトガル語やスワヒリ語など7ヶ国語を話し、マコンデ語やスワヒリ語で独自の文化について歌う国民的歌手です。

2019年にブラジルサンバの出前授業でもお世話になった翁長巳酉さんより「小学校でナジャさんの講演会ができないか」と提案を受けたことにより、若狭小学校にて1校時から4校時まで出前授業を行い、夜は公民館にてモザンビークでの生活について知るトークイベントを開催しました。


この記事では、若狭小学校で実施した出前授業についてレポートします。

低学年は、音楽とダンスを多めに楽しく!
高学年は、講話多めで多文化への理解を深めました。

最初にモザンビークの命を繋ぐ会代表の榎本さんから、モザンビークがどこにあるのか?
アフリカと日本の面積の違いや人口、どんな言葉を話し、どんな生活をしているかといったお話をしていただきました!


モザンビークのあるアフリカの面積はなんと日本の80倍!

「え〜!そんなに大きいの?!」と子どもたちもびっくりしていましたが、55もの国があるといわれると納得です。
アフリカの国旗はそれぞれオリジナリティーあふれる個性的なデザインが多いですね。モザンビークの国旗
緑は国土の豊かさを、黒はアフリカ大陸を、黄は豊かな資源を、白は平和を象徴しているそうです。描かれている武器と農具と本は、自由への思いと、農民、知性を表しています。

日本からモザンビークへ行くには、飛行機をいつくか乗り継がなければならず、最低でも1日半かかるそうです。沖縄からだともっとかかりそうですね。
50近い異なった民族が暮らし、自分たちの民族の言語に加え、ポルトガル語を話します。ナジャさんは7カ国語を話すそうです。


ナジャさんはマコンデ族。昔は顔や身体に刺青を入れているのが特徴の民族で、現在も白魔術の儀式が行われています。今回はマコンデ族のリズムも体験。ナジャさんの掛け声に合わせてダンスをしたり、声をだしたり、独特のリズムを楽しみました。

白魔術や黒魔術が行われているマコンデならではの歌の披露もありました。

子どもたちからは、生活や文化など様々な質問があがりました。ワークショップ終了後には握手やサイン求めたり、質問をしたりする姿が見られました。

子どものうちから異文化交流できる機会貴重な機会となりました。