4月3日、台湾東部沖で起こった地震の影響で午前9時ごろに沖縄県全域に津波警報が発令されました。その警報を受け、若狭公民館3階ホールも解放し、避難者を受入れました。
護岸工事の作業員が避難途中で会ったというクルーズ船の旅客も一緒に避難。
状況が飲み込めていないようだったので、英語ができる職員が状況を説明しました。
もちろん、地域住民も避難しています。
自治会役員や民生委員の方が、1階に住んでいる独居高齢者に電話をしたり、直接訪問して避難を促したようです。
一般の避難者は67名。
公民館・図書館職員、清掃員11名。
合計78名が若狭公民館の3階(ホール・ロビー)に避難しました。
ホールでは、津波情報が常に確認できるようにラジオをつけていたほか、携帯のテザリングでインターネットに接続しYouTubeのライブ配信を観れるようにしました。
1階の図書館、2階の公民館それぞれ事務所を閉鎖し、職員も3階に避難していたため、緊急連絡ができるように、防災用無線トランシーバー、蓄電池、そして長期化したときのために飲料水を3階に上げて備えました。
10時40分ごろ、津波警報から注意報に変わり、正午には避難指示が解除されたので、午後からは通常開館しました。