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2014年1月31日金曜日

キンダー国際映画祭in沖縄 市役所で記者会見が行われました

若狭みんなの放送局も参加しているキンダー国際映画祭in沖縄。子どもたちによる、子どもたちのための映画祭。その記者会見が、去る1月30日に那覇市役所の会議室で行われました。

記者会見では、宮平貴子映画祭ディレクターと平田大一さんの挨拶で始まり、開邦高校の映画研究部の作ったキンダー国際映画祭のCMが流れたり、子どもスタッフが元気よくパフォーマンスをしたりと、楽しい時間が流れました。








本テレビや新聞社に取材されながらも、子どもたちは果敢にその役目を果たしました!

2014年1月17日金曜日

「ホントの本とのいい関係」来週月曜日です

来週月曜日のイベント「ホントの本とのいい関係」のために、ゲストお二人と打ち合わせをしてきました。

お二人の簡単な経歴です。

◆櫻井伸浩
那覇若狭の古書店「ちはや書房」店主。宮城県生まれ。大学卒業後、NTTドコモ入社。青森支店→東北本社(仙台)→福島支店で主に代理店営業職。病気入院を機に転職決意。2006年ヤフオクで売出されていた古書店在庫を購入し、沖縄移住・ちはや書房開店。水木しげるコレクター。新日本プロレス派。




◆宇田智子
「市場の古本屋ウララ」店主。神奈川県生まれ。大学を卒業後、ジュンク堂書店に入社。多くの書籍に触れるうち、沖縄本の存在に気を留めるようになる。ジュンク堂那覇店が開店するに伴い、自ら志願して異動。他県では見ることのできない県産本の魅力,
摩訶不思議さに出会う。2011年11月、那覇市牧志公設市場向かいに「市場の古本屋ウララ」を開店。著書『那覇の市場で古本屋―ひょっこり始めた<ウララ>の日々』(ボーダーインク/2013年7月)





このお二人から、古本屋という仕事についての苦労や、転職したきっかけ、そして仕事に対する様々なことをお話ししていただきます。

「ホントの本とのいい関係」

1月20日(月)午後七時半より 

場所 若狭公民館

参加費 無料

参加ご希望の方は、電話かメールにて申し込み下さい。

若狭公民館 917−3446
メール info@cs-wakasa.com






新春もちつき大会


2014年1月11日(土) 

地域の皆さまの健康を祈願して《新春もちつき大会》が開催されました。毎年恒例となっているこの行事、子ども達の楽しみのひとつとなっています。
寒い日が続いていましたが、この日は太陽も顔を出し絶好のイベント日和でした。

オープニングに、あゆみ幼児学園の子ども達による獅子舞いと合奏で賑やかに始まりました。

 獅子舞いの動きがとても可愛らしい。。。合奏では、大人もびっくりのリズム感、一生懸命な子どもの姿に、どこか懐かしいような温かい気分になります。
 こちらは、若狭地域のスター「若狭ちむどんどん太鼓」の皆さんによるエイサーです。
 地域の自治会長、小学校の校長先生、関係者の皆さん、大勢の方にお越しいただきました。
 波上宮獅子舞保存会の皆さんによる獅子舞いの演舞です。鈴を鳴らして獅子を誘導しています。獅子舞いは、疫病退治・悪魔払いをするものとして 主にお正月などの縁起の良い日に行われるそうです。険しい顔をした獅子が毛を振り回して踊る姿は迫力があります。


 やわらかい餅を、ペッタンペッタン と杵でうつ感触が楽しい様子です。

つきたてのお餅に、餡子やしょうゆダレ、きな粉をまぶして頂きました。
美味しい物をいただくと会話もはずみ、和気あいあいとしたひと時を過ごしました。




また、この「新春もちつき大会」は多くの地域サポーターの皆さんのお陰で開催することができています。
今回も、朝早くからの食材の下ごしらえや会場の準備、そして交通指導員の皆さんによる安全管理など、たくさんの方にご協力をいただきました。ありがとうございました。


ここで、餅つきの由来について。。。
日本では、稲作信仰というものがあり、これが現在でも受け継がれ、正月などのハレの日の縁起の良い食べ物になっているとのこと、そして餅を食べることで生命力の再生と補強を願う意味があるそうです。

今年も皆さんにとって良い一年になりますように。。。






2014年1月14日火曜日

1月の朝食会日程変更(25日 → 18日 )

毎月一回実施しているおかず一品持ちより「朝食会」。
今月は25日に開催予定でしたが、都合により急遽18日開催に変更となりました。
25日参加する予定だったのに!という方もおられるかもしれません。
大変申し訳ないです。

当初の日程より一週間早くなってしまいましたが、いつも通り楽しくワイワイやりますので、どうぞお気軽にご参加ください。


楽しい朝食会の様子は下のリンクからご覧いただけます。


【1月の朝食会】

日時:2014年1月18日(土)8時半〜
場所:若狭公民館 2皆 実習室
参加費:100円+おかず一品持ちより

 → これまでの朝食会の様子はこちら。

市民講座『ホントの本とのいい関係』

若狭公民館では昨年、「私と仕事のいい関係」という講座を開き、大好評を得ました。

いろんな業種の方々をゲストで招いて、お話を聞くという、いたってシンプルなものです。

今年もひき続き、そのような講座をいくつか行っていきたいと思っております。その第一弾が、きたる1月20日(月)の夜に行われます。みなさま、ふるってご参加下さいませ。

平成25年度 那覇市若狭公民館 市民講座
「ホントの本とのいい関係」


『ちはや書房』の櫻井さん、『市場の古本屋ウララ』の宇田さんをお招きしてトークショーを開催します。

「古本屋さんになる」という道を選択するのは素人目にも、ハードルが高いイメージがありますがホントのところはどうなのでしょうか?
本への熱い想いと、選んだ道を歩き続けるための心構えや工夫などについて楽しく語らいながら、お話を伺っていきたいと思います。
本好きな方もそうでない方も、『古本屋さん』という未知の世界を覗きにぜひお越し下さい。

■日時 1月20日(月)19:30〜21:00

■場所 若狭公民館 第1研修室
■定員 30名
■対象 那覇市在住、在勤の18歳以上の方優先
■募集期間 1月14日(火)〜当日まで(土、日は除く)

お申し込み・お問合せは電話又はメールにて受付いたします。

 若狭公民館 ☎(098)917−3446
       メール info@cs-wakasa.com



<プロフィール>
◆櫻井伸浩
那覇若狭の古書店「ちはや書房」店主。宮城県生まれ。大学卒業後、NTTドコモ入社。青森支店→東北本社(仙台)→福島支店で主に代理店営業職。病気入院を機に転職決意。2006年ヤフオクで売出されていた古書店在庫を購入し、沖縄移住・ちはや書房開店。水木しげるコレクター。新日本プロレス派。

◆宇田智子
「市場の古本屋ウララ」店主。神奈川県生まれ。大学を卒業後、ジュンク堂書店に入社。多くの書籍に触れるうち、沖縄本の存在に気を留めるようになる。ジュンク堂那覇店が開店するに伴い、自ら志願して異動。他県では見ることのできない県産本の魅力,
摩訶不思議さに出会う。2011年11月、那覇市牧志公設市場向かいに「市場の古本屋ウララ」を開店。著書『那覇の市場で古本屋―ひょっこり始めた<ウララ>の日々』(ボーダーインク/2013年7月)


2014年1月9日木曜日

新年のご挨拶とムーチー(鬼餅)について

新玉ぬ年に 炭とぅ昆布飾てぃ 心から姿 若くなゆさ
(あらたまぬとぅしに たんとぅくぶかじゃてぃ くくるからしがた わかくなゆさ)

お正月に詠まれる琉歌です。「新しい年の初めに炭と昆布を飾って、幸福に満ちた一年を祈ります。そうすれば、身も心もますます若くなります。めでたし!めでたし!」という意味です。沖縄では結婚式などの祝儀の際に踊る『かぢゃやでぃ風』の旋律にのせて、三線の伴奏で唄われます。


さて、松の内が過ぎ、1月8日は旧暦の12月8日、ムーチー(鬼餅)でした。ムーチーとは餅を黒糖や紅イモなどで味付けして、サンニン(月桃)の葉で巻いて蒸したものです。最近まで月桃の葉で餅を巻くのは、沖縄と奄美だけだと思っていました。

数年前、鹿児島県指宿市の今和泉島津家の領地だった集落を歩いていると…どの家にもサンニン(月桃)が植えられています。同行してくれた鹿児島の友人に尋ねると、沖縄と同じようにサンニンの葉で餅を包み、蒸して食べることもあるのだそうです。勝手な推測ですが、つけあげや薩摩イモのように、琉球から薩摩に伝わったのではないかと思います。

それではムーチーの由来を少しばかり・・・


昔々のその昔、首里の金城という部落に仲の良い兄と妹が住んでいました。ある日、兄は大里村に引っ越し、人の寄り付かないガマ(洞窟)に住みつきました。そして、夜な夜な村を襲い、人を食べる鬼になってしまいました。そんな噂を伝え聞いた妹は兄の行いに心を痛めて何とかやめさせようと思い、兄の住む大里村のガマを訪ねて行きました。「ニイニイ、ワンルゥヤンロー(お兄さん、私だよ)」。妹はガマの前で大きな声で呼びました。どうやら兄はいないみたいです。そこで妹はガマの中に入ってみました。

すると…何とも言えない悪臭がします。ガマの中には人間の骨が転がっていて、世間の噂どうり、兄が人を食べていることが分かりました。妹は怖しくなり、そのガマから早く逃げようと思いました。しかし運悪く、ガマを出たところで兄に見つかってしまいました。その姿にはかつての優しかった兄の面影はなく、口は耳元まで裂けて牙が生え、目はギラギラとしていて、正に鬼そのものでした。「おい妹、何で逃げるか。村を襲って、人間の肉を食べに行こう」。妹は逃げることができませんでした。

「ニイニイ、イヒグヮーマッチョウケー(お兄さん、ちょっと待ってね)。外でおしっこしてくるさー」と、妹はとっさに言いました。でも鬼になった兄は妹が逃げようとしているのではないかと疑い、「ここでやれ」と言いました。しかし妹は「恥ずかしいさー。お兄さんの前でできるわけないさー」。そこで鬼になった兄は、妹の手を綱で結びました。妹はすぐ外に出て、おしっこをするふりをして綱をほどきました。そして、その綱を木に縛りつけて必死に逃げました。

ガマの中にいる鬼になった兄は、「ニーサヌ、ヌーソーガ(遅い。何をしているか…」と、ガマの外に妹を捜しに行きました。すると、綱は木に結ばれていて、妹は逃げたあとでした。「エー、クニヒャー、マテー(おい、このやろう、待てー)」と大声で叫びながら後を追いましたが、妹の姿をみつけることはできませんでした。 

数日後、鬼になった兄は逃げた妹を食べてやろうと首里金城の家へやってきました。一方、妹は「愛する兄が人を襲って食べるのをやめさせようと思い、一計を案じました。自分の餅は普通につくり、鬼になった兄に食べさせる方は餅の中に鉄くぎを入れて、どんな鬼でも食べられないような「鉄くぎ入りの餅」にしました。 

「お兄さん、この前はごめんね。おいしい餅をたくさんつくったから、これを食べて許してね。じゃあ、外で食べようか」と、妹は鬼になった兄を誘い出し、崖の近くに連れて行きました。「ウサガミソーレー(どうぞ食べて下さい)」と、鉄くぎ入りの餅を鬼になった兄に勧めました。

そして妹は、先に自分から普通の餅を美味しそうに食べてみせました。ところが、鉄くぎの入った餅を食べようとした鬼になった兄は、噛むことも、飲み込むこともできずに困ってしまいました。どうして自分が食べることができない餅を妹がおいしそうに食べているのか・・・鬼になった兄は妹が恐ろしくなりました。そして餅を食べるのに悪戦苦闘しながら、ふと見ると、妹の着物がはだけたとこから陰部が見えました。そして「妹よ、お前には下にも口があるのか…?」と尋ねました。

すると妹は大きな声で叫びました。「上の口は餅を食べる口です。そして下の口は、鬼を食べる口です」。叫ぶと同時に妹は着物をまくりあげて下半身をはだけ、鬼になった兄に向かっていきました。驚いた鬼は崖の方へと逃げ、そのまま落ちて死んでしまいました。   

この鬼を退治した日が旧暦の12月8日です。沖縄ではその日を厄払いの日として鬼餅(ムーチー)を作って食べます。また、その年に子どもの生まれた家庭では、生まれた子どもの健康を願ってムーチーをつくります。


 それでは新しい年に炭と昆布を飾り、そして厄払いのムーチーを食べて、元気に過ごしてくださいね。皆々さまの健康と御多幸をお祈り申し上げます。



若狭公民館・地域サポートわかさ 職員一同

2014年1月8日水曜日

本日はムーチーの日

本日はムーチーの日です。今年一年の無事を祈願して、ムーチーをいただきます。

ムーチーとは方言で餅のことです。サンニン(月桃)の葉っぱにくるまれています。サンニンには殺菌作用があるようです。それにしても昔の人は凄いですね。試験設備もない時代に、どうしてサンニンの葉に殺菌作用があるなんて分かったのでしょうか?

今回は若狭児童館の館長さんがじきじきに届けて下さいました。ありがとうございます!


2014年1月6日月曜日

【1/4付琉球新報紙面】NPO法人地域サポートわかさ理事長・早川忠光の記事が掲載されました

若狭公民館を業務委託して運営しているNPO法人地域サポートわかさの理事長である早川忠光が、1月4日付けの琉球新報紙面「論壇」に登場しています。自ら青少年育成事業にも携わった経験のある早川が、青年の家での宿泊体験活動を通して、子どもの生きる力をどのように育んでいくかについて書いています。ぜひご一読下さい。