ページ

2021年4月20日火曜日

公開!★おこづかいアップワークショップの方法★

 先日開催した「おこづかいアップ大作戦!」ワークショップ部分が気軽に出来そうなのでシェアします♪

必要な情報を学んだあとのアウトプットの方法として、面白いワークショップになりました。講師の福田先生から教えていただいたお金の仕組みを考えたうえで見えてくるおこづかいは、ただでもらったらだめでしょというものです。お客さん(親)が喜ぶ商品(プレゼント)を売る社長(子ども)として、商品(プレゼント)を考えるといいと学び、ワークショップはプレゼンスタイルにしました。本当は学んだ後のアウトプットとして行うのがおすすめですが、ワークショップをきっかけにお金に興味を持ってもらうのも良いと思うので公開します。

こちらのブログレポートで講座の様子を確認したらさっそくやってみてくださいね。
おこづかいアップ大作戦レポート

このワークショップは他の人の意見も聞くことが最大のポイントです。3組以上の親子でやってみてほしいです。

それでははじめます。

お家でできる〈おこづかいアップワークショップ〉

ここからは子どもたちのプレゼンの時間です。
プレゼンって聞いたことありますか?
何かおすすめしたいものがある時、プレゼンテーション、略してプレゼンをします。

プレゼンという言葉の語源は`プレゼント’です。
そう!人が喜ぶことを考えて、提案するのがプレゼンです。


今回みんながプレゼンする相手はお母さん、またはお父さん。おこづかいをくれる人です。
自分が社長になったと思って、お父さんお母さんが喜んでお金を払ってくれそうなプレゼントを考えてみましょう。


喜びそうなものは、行動や態度かもしれません。何をするとお父さんお母さんが喜んでくれそうですか?思いついたら紙に書いてみましょう。




イラストを描いたり、色ペンを使ったりすると、プレゼント(お客さんがよろこぶこと)の魅力が伝わりますよ!

                ●   ●   ●


書けましたか?書けたらいよいよプレゼンタイムです!

講座ではなかなか考えがまとまらない席には講師の方に周ってもらい、助言してもらいましたが、ご家庭ではゆっくり数日かけて考えてもよいと思います。

注:ここまでは、各家庭でもオッケーですが、ここからは他の人の意見を聞いてみんなで考えていくのがキモです。ぜひ、グループで行なってみてくださいね。
グループでは難しいという方のために、今回の講座で出た意見をのちほど書き出しますね。

ひとりつづ、画用紙を見せながら自分が考えたプレゼントを発表してください。


子ども社長のプレゼンをうけて、どう思いましたか?率直な感想をお子さんに言ってあげてください。

他の人の意見も聞いてみましょう!

今回の講座では以下のような意見がでました。
・お手伝いをしたら一回10円を30円にアップしてほしい。
 (50円を100円、1日に10回やったら300円などおこづかいの値上げを求める声多し)
・テストで100点を5回連続でとったらプラス500円
・兄弟の面倒をみたら、ゲーム時間を30分延長
・お母さんの肩もみをしたらお父さんからおこづかいをほしい
などなど・・・

お父さんお母さんのお返事はどうだったでしょうか?
・お手伝いにおこづかいはあげたくない
・お手伝いがんばってくれたら、おこづかいアップOK
・勉強がんばったらおこづかいOKだけど、おこづかいではあげたくない
・兄弟の面倒を見てもらえるなら、ゲーム時間延長オッケー
・おこづかいのあげ方にお父さんとお母さん別の役割があってよいと思う
などなど・・・・

自分とは違う意見や考え、それぞれの思いなどを知ることができました。
さまざまな意見を聞くことで、自分の考えがやわらかく変化していきます。

他の人の意見を聞いたあと、感想を聞きます。

子どもまたは親、片方だけに意見を聞きます。お返事はそれぞれの家庭にお持ち帰り。すぐに答えは出さずにゆっくりと家庭で考えていけたらよいかと思います。

                ●   ●   ●

以上でワークショップは終わりです。

ワークショップを終えると、人それぞれ考え方が違うこと、お父さんお母さんにも考えていることがあるし、喜ぶことも違うことが、よくわかりました。
自分の親、他の親の意見を聞いて、自分のプレゼンではダメだと気づき、プレゼントを変更した子がいました。
他の子どもや、他の親の意見を聞いて、自分の考えを振り返り、子どもの意見に寄り添ったり、また自分の思いをさらに深める親もいました。

このワークショップでは、答えを出すことが目的ではありません。この講座をきっかけに、今後も家庭内で自分の考えを伝えあえるようになれたら良いと考えました。お金のこと以外にも、応用出来そうですね。子どもたちの気持ちの変化が見えてとても充実した時間でした。(sato)