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2021年12月27日月曜日

土曜朝塾無事に終了しました♪

10月〜12月までの約2ヶ月半、大学生が小・中学生のお勉強をサポートする「土曜朝塾」。

教員志望及び教育に関心のある大学生インターンを募り、事前研修等をしっかりやった上で学習支援を行うこの取り組みは、今年で8年目!

若狭小学校区まちづくり協議会と連携しておこなっています。

1016日(土)〜1225日(土)までの期間、全11回で開催しました。



学習支援を開始する前に、学生インターンを募集し、インターン向けの事前研修を行います。
このインターンプログラムの運営を行うのも大学生です。
前年度のインターン生を中心に、運営メンバーを募り、それが引き継がれていく仕組みになっています。

去った10月9日、若狭公民館でインターン生に向けた事前研修を行いました。


宮城館長より「土曜朝塾」を公民館で行う意義について


若狭公民館の取り組みを紹介しながら、公民館という生涯学習の場でいろんな選択肢をつくる中で「土曜朝塾」が生まれたキッカケ、土曜朝塾で小中学生の学習支援をしながらもインターン生自身の実践練習や子どもたちとの関わり方も学ぶことができるそれぞれのメリットなどを紹介してくれました。
小中学生が日頃あまり関わりあうことがない、「お兄さん・お姉さん」世代の方々と関われる「ナナメの関係」を築いていく大切さをお話ししていただきました。


次は、糸数温子さん(沖縄セーフティネット協議会)より、近年話題になっている「子どもの貧困」について、子どもの権利という視点からお話いただきました。


糸数さんはリモートからでの参加で、「子どもの貧困」に関する新聞記事を読みながらワークショップを行いました。
「自分の身近に(紙面で紹介されている事例と)同じような子がいたらどう対応するのか」という問いかけに研修生からは「行政機関と連携して解決していく」や「その子に寄り添って、話を聞いてあげる」など一人一人違う意見が述べられました。


続いて、翁長有希さん(キャリア教育コーディネーター)より「社会の変化と育むべき力について」の講話。


これからの社会がどう変化していくかをお話ししてくださり、これから産まれて育ってきた子どもたちは、AIやスマホ・タブレットを使用したテクノロジーを活用することが普通になってくる。
研修生が先生になった時に時代の変化にどう対応していくべきかということを参加者に意見を聞いていました。


学習支援は、10月16日から授業スタートしました。 (第1回の様子はこちら
土曜朝塾の学習支援は、前半は宿題などの家庭学習支援。後半が大学生インターンが考案した探究学習の実践です。

12月11日には子どもたちがどのような様子で探究授業を行っているのかを関係者の方々に見ていただく授業参観を行いました。




保護者の方からは「土曜朝塾に参加するようになってから毎回楽しそうに朝塾のことを報告してくれます」「いつも親子の会話は多いですが土曜朝塾が始まって“特に”よく話をしてくれるようになりました」という意見をいただきました。

最終日となる12月25日はクリスマスパーティも行い、飾りつけやゲーム等わいわい楽しみました。




地域の方から子ども達にといただいたお菓子を大学生がきれいにラッピングし、プレゼントしました。





土曜朝塾が終わった際に「また来年の土曜朝塾でね」と帰っていったのが印象的で、参加してくれた小・中学生と大学生の絆ができたことがうれしくなりました。

来年度も子どもたちの興味関心を引き出す学習の取り組みを行っていければと考えています。



(石田)