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2023年11月17日金曜日

なは防災キャンプ'23秋(那覇市立天妃小学校)(2023.11.02~03)レポート3

 2023年11月2日(木)~ 3日(金)に「なは防災キャンプ'23秋」が開催されました。

場所は『那覇市立天妃小学校』です。今回の防災キャンプは令和5年度 地震・津波 避難訓練 那覇市総合防災訓練の一貫で開催されました。

レポート1では防災さんぽと振り返りを行いました(こちらから

レポート2では那覇市防災危機管理課が準備した避難所開設セットを使用して、避難所運営を住民主体でできるかを検証していきいます。こちらから

レポート3では2日目の朝から振り返りまでをお届けします。


朝は全員でラジオ体操からスタートです。



大人も子どももラジオ体操で身体を起こしていきます。


朝食を食べた後は宿泊した参加者で振り返りを行いました。

防災キャンプ宿泊を通して
・非常食とご飯が美味しかった
・朝腰が痛かった
・思ったよりも寝心地がよくてよく眠れた。こういう防災イベントが大事だと感じた。
・蚊にさされた
・奥さんは体育館で寝れないと参加しなかったが、イザという時は奥さんをどう説得したらよいかを考えるきっかけになった。
・カレーが美味しかった
・東日本大震災の時に東京にいて、帰宅難民になった。次の日の朝まで歩いて過ごした。今回の防災キャンプで思い出した。
・何十年かぶりに床に寝たが子どもたちの床を歩く音が気になった。
・避難所のリアルを少し感じることができた。
・子どもに避難所体験をさせたかった。こういう体験がもしもの時に活かされると思う。
・味噌汁が濃かったので、お米と一緒に食べたら中和したと思う。
・寒かった。足音が気になって眠なかった。
・名札とかなかった。みんなの名前を聞けばよかった。
・子どもたちが紙芝居と問題をだしたら、真剣に聞いてくれてよかった。
・足音や声が響いてよく眠れなかった。
・普段の生活が贅沢だと感じた。
・避難所でのパーテーションはプライベートを守れてよかった。
・避難所生活が長期化すると大変だと感じた。
・パーテーションは想像以上に居心地がよくてよかった。
・プライベート空間は安心することができた。
・子どもがワイワイしていることを賑やかという方もいれば、騒々しいという方もいるだろう。それぞれの心の余裕で解釈が変わる。


実際に避難所での生活を体験した方
・人の足音や臭いは敏感に感じる。今回は一泊だけど、災害時はホコリや砂を被った方々が避難所に押し寄せる。宿泊も長期化すると臭いなどはひどくなる。
・イザという時、人の心が寂しい時に集まってくるので、助け合いが必要。
・避難所生活は一番長くて6ヶ月過ごした人が統計ででている。避難所とはそういう場所ということをわかってほしい。

離島からの参加者
・普段からちょっと危ない遊びをしているとイザという時の危険センサーが反応する。
・普段から不自由な生活をしていると避難所生活が楽になる。


このような振り返りがありました。


この後は防災✖️演劇ワークショップを行いました。
その内容は次のレポートで(こちらから


【関
係・協力団体
主催
天妃小学校まちづくり議会/那覇市若狭公民館 共催:(一社)災害プラトフムおきなわ / NPO 法人地域サポートかさ

那覇市福祉協議会 那覇市防災危機管理課 / 協力:一般社人 HDC 人もせなまち隊 Okinawa

那覇市立天妃小学校 / 天妃小学校 PTA /天妃小おじの会 / 天妃ぼうさい井戸端会議 / 公人 名桜大学 / 株式社 TEAM SPOT JUMBLE