2019年8月16日金曜日

防災キャンプ 昼の部レポートpart2

★レポートpart1はこちらから!


8月10日〜11日の日程で開催した防災キャンプ

レポートpart2で紹介するのは「④Happyぼうさいプロジェクトブース、⑤那覇市防災危機管理課ブース、⑥若狭児童館防災マップ展示ブース、⑦受付ブース」です!


ブースその④Happyぼうさいプロジェクト
ちなみに、うちの館長はHappyぼうさいプロジェクトのアドバイザー会議メンバーです。

こちらのブースは「Happyぼうさいプロジェクト」よりメンバーの古賀さんが福岡からやってきてくれました!



開店前
古賀さん説明中

Happyぼうさいプロジェクトブースで出展していたのは、こちら!『ぼうさいをハッピーにするWORK BOOK』(発行元:Happyぼうさいプロジェクト)。詳細はこちらのページからご覧いただけます♪


可愛らしい表紙の冊子ですね〜♪

一体どういう冊子かというと、地縁組織や地域活動、自治体の取り組み等に接点のないサイレント・マイノリティ、サイレント・マジョリティ、と言われる住民層を対象にどのような防災・減災に関するプログラムをつくれるか?についてまとめられた冊子です。

動員型でない防災・減災へのアプローチ、一体どういうプログラムができるんだろう?!と思った方は、冊子は販売されているようですのでお問い合わせしてみてください。

また、実物を見たい!という方がいらっしゃいましたら若狭公民館にありますのでお声がけくださいませ!


ブースその⑤那覇市防災危機管理課
防災危機管理課お三方
那覇市防災危機管理課ブースでは、100円均一で揃えられる防災グッズや、那覇市の津波避難マップ、ガイドマップ、那覇市で所有しているダンボールベットやテントの展示、そして大同火災さまからのご協力で、台風災害に関するパネルを展示しました。

100均で揃えられるグッズ。
とっっっても小さく折りたたまれたコンパクトタオルや携帯用トイレなど、「え?!これも100均なの?!」というグッズがちらほらありました。100均なら、気軽に手軽に揃えられますよね。

ダンボールベッドの寝心地を確認する子供達
津波避難マップを眺める参加者
台風被害に関するパネル展
そして!今回の会場は那覇市津波避難ビル&防災危機管理課の職員もいらっしゃる!ということでなんと、那覇市津波避難ビルの非常食備蓄倉庫の中も見せてもらうことができました。

備蓄倉庫の説明中
入り口から中の様子。ずらっと並ぶ箱が見えます。

毛布
アルファ米
備蓄倉庫は2000人分の2日間の食料をめどに備蓄を進めているということで、現状の備蓄量としては2000人分の半日〜1日分ということです。
いざという時の備えは誰かがしてくれている、ではなく、ご家庭や職場などでも対策を取っておくことが必要ですね。


ブースその⑥若狭児童館防災マップ展示ブース
こちらは飛び入りで参加してくれた、若狭児童館によく出入りをしている小学生の子どもたち!なんと若狭児童館では毎年夏休みに地域の防災マップをつくっていて、今回は過去に作ったマップを掲示しました。とってもカラフルで、見ていて楽しいマップ!

久米わくわく探検隊
天妃っ子安全マップ
このマップを作るために、地域の方へインタビューをしたり、色々と調べ物をして作るそうです。マップにはポイントとなる地点の説明や、インタビュー内容が細かく書かれています。ぼうさい探検隊マップコンクールに出品していて、いつの日か表彰式に出るためにみんなで東京へ行くことを目標に頑張っているそうです!

稲垣さんのブースツアーの際は、みんなでマップについての発表もしてくれて、参加者からの質問にも答えてくれました。
マップの説明をする子どもたち
また、安全マップをつくるために必要なアンケートを取りたいということで、参加者みなさんへ挙手制でアンケートに回答してもらったりもしました。
参加者を対象にアンケートの設問を読み上げる子どもたち
急に発表することになったので、少しはずかしげな様子もありましたが、子どもたちの取り組みを知ることができ、またマップの内容もとても勉強になりました。どうもありがとうございました!


ブースその⑦受付
さて、最後にご紹介するのは受付です。受付では何をしていたかというと、ただの受付ではありません!受付では「防災もしもカード」(3月のデイキャンプでも実施!)への記入を参加者に案内する、ということをしていました。受付を担当したのは、若狭公民館職員です。

もしもカード記入中
カード表紙
カード中面
受付の二人


このカードは、緊急時やもしものことがあったときに、外で自分自身の情報を提供できるカードです。名前や生年月日のほか、性別、血液型、アレルギーの有無、もしもの時の連絡先などを記入します。記入したカードはご自身の財布や手帳などに入れて持ち歩いてもらいます。


また、「わたしにできること」や「話せる言語」を記入する欄も設け、災害時の避難所などで自分は周りに対してこんな手助けができるよ!ということが示せる内容になっています。

今回の防災キャンプでも、参加者にはもしもカードを記入&持ち帰ってもらいました。ゲットしたあなた、ぜひお財布や手帳などにそっと挟んでおいてください。役に立つことがあるかしれません!


最後に・・・。
ここで2点、記録を逃してはならぬ事項があります。

その①あの謎の物体は・・・?!
ここまでブログ記事をしっかりお読みになった方は、お気づきになったかもしれません。あのなぞの物体に。

それは・・・・

じゃじゃーーん!!


これです!!
これは何かといいますと、避難所を示すバルーンです。
ちなみに、光ります!!!
避難所の入口や見えやすい場所に掲げることで、避難所であることのアピール、知らせになる避難所グッズです。

さあ皆さま、今一度ブログに掲載されている写真を振り返ってみると、ひっそりと、でもしっかりとこのバルーンが写り込んでいる写真があるはずです。

こんなグッズがあるなんて初めて知った方も多いかもしれませんが、「避難所 バルーン」のキーワードで検索すると色々と出てきます。

デパートのバーゲン時に屋上に掲げられるアドバルーン型の避難所バルーンもあるようです。

こちらは、防災キャンプコアメンバーのお一人、稲垣さんが、NPO法人バリアフリーネットワーク会議さんから借用いただいて今回展示することができました。バリアフリーネットワーク会議さん、どうもありがとうございました!


そして!!
その②あの受付にあった非常食は・・・?!
今回、那覇市内の某企業様より、とても立派な非常食のご提供をいただきました。提供先の希望により企業名は伏せさせていただいておりますが、たくさんの非常食のご提供、誠にありがとうございました!!

ちなみにいただい非常食は、こちらです。



パッケージアップ写真
中はこのような感じで、スプーンも3食分
箱詰めになっており、一人3食分が入っています。
ちなみに、火・水がなくてもそのまま食べることができ常温で5年間保存可
しかも無添加調理なので安心して食べられる非常食です。
加えて、白米と比べ栄養価が高いと言われる玄米を使用。
さらに、お皿を使うことなく、パックを開封後スプーンでそのまま食べることができます。

非常食セットの他、保存缶に入った5年間保存が可能なビスコもいただきました。

今回ご提供いただいた非常食は、参加者へ配布した他、夜の部にて参加者みんなで試食する場を持ちました。

改めまして、この度のご提供、どうもありがとうございました!!!



以上昼の部レポートpart2でした。
続くpart3では、今回実施した3名のトーク&ブースツアーについてのレポです。お楽しみに!