4/19(日)にネパールの新年を祝うお祭りを開催しました。
2018年から沖縄ネパール友好協会(ONFA)との共催で続けている「ネパール・ニューイヤー・パーティー」は、毎年ネパールビクラム歴の元日に合わせて開催しています。
新年2083年を祝うこのイベントは、ネパールと沖縄の文化が交差し、会場全体がワクワクする熱気に包まれた1日となりました。
外国人の生活に寄り添うトークからスタート
今年はいつもより早い11:30にスタート。
「こんなときどうする?〜医師・弁護士・行政書士が答えます〜」と題したトークイベントを実施しました。
医師の高山義浩先生など、各分野の専門家を招き、病院受診や法律トラブルの解決といった日本での生活に密着した課題についてお話しいただきました。
オープニングセレモニー
12時からはオープニングセレモニー。
沖縄ネパール友好協会のオジャ・ラックスマン氏、若狭公民館の﨑枝館長がネパール語もまじえながら挨拶を行い、「若狭ちむどんどん太鼓」の子どもたちによる創作エイサーが会場をもりあげました。
ネパールと沖縄の交流を感じさせる始まりとなりました。
ステージを彩る多彩な交流
ステージプログラムは、昨年に続きネパール人のエベレストさんが担当。
ネパールダンスに加え、空手や子ども旗頭など、沖縄とネパール双方の文化を感じられる内容となりました。
司会は、那覇高校や小禄高校、ネパール人のシュリアさんの4名が担当。
若い世代が中心となって会場を盛り上げてくれました。
さらに文化紹介のコーナーでは、琉球大学教育学部附属中学校に通うネパール人のアダムくんと、アルシミライさん、高校生たちがそれぞれネパールと沖縄の文化を紹介。
内容の企画からスライド作成、プレゼンテーションまでを自ら担い、お互いの文化の魅力を伝える姿から、次世代へ続く多文化共生の形を感じました。
毎年大盛り上がりのクイズ大会では、13組の沖縄ネパール混合チームが競い合い、笑顔のたえない時間となりました。
みんなでつくったネパール料理
パーティーの大きな魅力のひとつが、ネパール料理です✨
毎年、調理ボランティアを募集し、前日からみんなでモモやアチャールづくりに取り組みました。
メニューは、チキンカレーにモモ、パラタ、セルロティー、チャイとラッシーでした。
それぞれの料理に合うアチャール(漬物)も添えられました。
「昨年はすぐに売り切れてしまった」という声をうけ、今年は300食準備。多くの方に楽しんでいただくことができました。
前日になって、2Fの研修室が空いていることがわかり、急遽料理販売を2Fで行うことにしました!
事務所でチケットを販売し、第1研修室でお渡ししました。

ボランティアのみなさんに説明中
ありがとうございました!
はじめての取り組みでしたが、ゆっくり食事をすることできました。
多彩な交流・体験ブース
ステージのあるホールでは、多文化共生を深く考えるための体験ブースが展開されました。
【な~るほど!ネパール】多文化ネットワークFu!ふ!沖縄
ネパールの生活ひとこま、人々の生き様ひとこまを写真で紹介し会話のきっかけをつくりました!
【We are the World~多文化共生~】沖縄NGOセンター
「外国人はゴミの分別ができない?」という身近なテーマから、多文化共生について考える機会を提供しました。
【輸入ってなに?〜豆、米を輸入したい方へ〜】那覇植物検疫事務所
海外から持って来れるもの、持って来られないものが学べるブース。
【動物検疫所】【エデンプロジェクトブース】
ネパールグッズの販売に加え、ネパールのゲームも展示も行いました。
【防災工作コーナー】損保ジャパン
被災した時に役立つ防災工作が学べるコーナー。小さい子どもから大人まで楽しめるコーナーです。
【ネパール献血者協会,日本(NBDAJ)献血啓発ブース】
献血に関する相談対応、日本における献血の重要性についてご案内しました。
【民族衣装試着コーナー】
色鮮やかなネパールの民族衣装を試着できるコーナーです。
【医療・法律相談コーナー】
ホールの廊下にて相談ブースを実施。28名の方が相談にこられました。
学校健診の結果のフィードバックが「日本語だけの紙」で戻されていること。「異常あり」の指摘は分かっても、何が問題で、どれくらい緊急なのか伝わっていない方がいたそうです。フィナーレ
イベントの最後は、歌三線とカチャーシー。
沖縄とネパールの文化がひとつになる時間です。
昨年の反響を受け、今年は最初から「ディスコタイム」をプログラムに組み込み、ネパールダンスで会場が一体に。大いに盛り上がる締めくくりとなりました。
みんなで片付け、みんなでつくる写真撮影のあとは、残っている参加者全員で片付けを行いました。
これまで課題だった「一部のボランティアに負担が偏る状況」から一歩進み、「お客様と主催者」という垣根を越えて、同じ地域の仲間として協力する形に近づけたと感じています。
これからの多文化共生へ
今回のイベントを支えてくださった出演者の皆さん、ブース出展者の皆さん、参加者の皆さん、そして沖縄大学・那覇中学校、各高校から集まってくれたボランティアの皆さんに、心より感謝申し上げます。
若狭の地でネパールと沖縄をたっぷり楽しめる1日となりました。
これからも多様な人々が共に笑い、助け合える地域をめざします。(sato)