今回は音の改善に取り組み、「聞きやすい配信」を目標にした工夫をご紹介します!
まず、使用している配信機材について
映像機材
使用機材のご紹介
📷 映像機材
- カメラ(2台) カメラが2台あると「引きの画」と「寄りの画」を切り替えられるので、視聴者を飽きさせない映像が作れます。
- 三脚
🎙️ 音響機材
- バウンダリーマイク 周囲の音を広範囲に拾えるマイクです。会議や講座など複数人が話す場面に適しています。
- オーディオインターフェース(SoundCraft Notepad-8FX) バウンダリーマイクで収音した音をまとめ、パソコンへ送ります。
📡 配信機材
- ATEM Mini Pro 映像と音をひとつにまとめてパソコンへ送る機材です。
- パソコン YouTube・Zoomなどを使って映像と音をオンラインに配信します。
- モニター ATEMに集約された映像(1カメ・2カメ)をリアルタイムで確認できます。
接続・セットアップの手順
完成した状態は複雑に見えますが、一つずつ順番に繋いでいけば大丈夫です。
① 音の接続
- バウンダリーマイク → オーディオインターフェースに接続
- オーディオインターフェース → パソコンに接続
② 映像の接続
- カメラ → HDMIケーブルでATEMに接続
- ATEM → パソコン&モニターに接続
接続の全体像
映像:カメラ→ATEM→パソコン/モニター
⚠️ 注意点:遅延について この構成では音と映像が別々のルートでパソコンに入るため、わずかな遅延が生じることがあります。ATEMに音を入れる方法も試しましたが、音声inputの経年劣化によるノイズが発生したため、音質を優先してこの構成を採用しています。
パソコンの設定(YouTube配信の場合)
YouTubeでの配信方法は各自でご確認ください。ここでは音声・映像のデバイス設定のポイントをご紹介します。
- カメラ(映像):「Blackmagic Design」を選択 ※ATEMのことです
- マイク(音声):「Notepad-8FX」を選択 ※オーディオインターフェースのことです
YouTubeは配信中にカメラを変更できないため、開始前に必ず確認が必要。
撮影のコツ:2カメの使い方
カメラが2台あると、次のような使い分けができます。
- 1カメ(引き):会場全体や登壇者を広く映す
- 2カメ(寄り):話している人をアップで映す
ATEMのボタン操作で、好きなタイミングにカットインが可能です。モニターで両方のカメラ映像を確認しながら切り替えます。
繋いだカメラの映像は、モニターによって管理できます。ここで、どのようにカメラが捉えているのかを確認することができます。
豆知識
その1:スチル(静止画)を活用しよう
講座の開始前や休憩中、会場をそのまま映し続けるより、講座に関連した画像を表示するとぐっと雰囲気が上がります。
手順:
- パソコンで「ATEM Software Control」を開く
- ローカルライブラリから表示したい画像を選択してアップロード
- スチルに登録する
- 表示したいタイミングでATEM本体の「スチル」ボタンを押す
その2:テストは念入りに!
本番前のリハーサルはとても大切です。YouTubeの共有リンクを発行してLINEなどで送り、別の人に「音が聞こえるか」「映像は問題ないか」を確認してもらいましょう。
「共有」ボタンからリンクを発行し、LINEで送ったり、QRコードにしてその場にいる方に見てもらったりしながら、音声・映像に問題がないかを確認しましょう。
今回ご紹介した機材や設定は、試行錯誤を重ねながらたどり着いたものです。完璧な環境でなくても、一つひとつ丁寧に準備することで、みている人に届く「聞きやすい配信」に近づけると感じています。
これからオンライン配信に挑戦したい方や、音質にお悩みの方のご参考になれば幸いです。若狭公民館では今後も、より良い配信環境づくりに取り組んでいきます。ぜひ、次回の講座もお楽しみに!












