2025年8月8日金曜日

教育協働アカデミー第2弾|島根県益田市のコミュニティスクールと地域づくりの実際

85日、那覇市若狭公民館で「沖縄教育協働アカデミー8月例会」が開催されました。
沖縄教育協働アカデミーと共催で事業を実施するのは、6月に続いて2度目となります。



開催概要


• 日時: 202585日(火)16:3018:20
• 会場: 那覇市若狭公民館 第1研修室
• 主催: 沖縄教育協働アカデミー
• 共催: 那覇市若狭公民館
• ゲスト: 谷上 元織氏(島根県益田市立戸田小学校 教頭)
• 進行: 南 信乃介氏(NPO法人1万人井戸端会議 代表理事/那覇市繁多川公民館 館長)
• コメンテーター: 井上 講四氏(教育協働研究所「岳陽舎」主宰)

谷上 元織氏 プロフィール: 
島根県益田市立戸田小学校教頭。益田市において派遣社会教育主事として「ひとづくり」事業を担当。教員同士の学び合いの場「教師の元気が出る会」を主催。島根大学社会教育主事講習の講師も務める。


趣旨


今回は、島根県益田市が掲げる「ひとが育つまち益田」というキャッチコピーのもと、「ひとづくり」を市の施策の中心に据え、ライフキャリア教育やコミュニティスクール、地域づくりに取り組むその実践について学ぶことを目的としています。
ゲストスピーカーは、島根県益田市立戸田小学校教頭であり、益田市の「ひとづくり」事業において派遣社会教育主事を務めてきた谷上元織さん。谷上さんは、教員同士の学び合いの場「教師の元気が出る会」を主催し、島根大学社会教育主事講習の講師も務めるなど、多岐にわたる活動を展開しています。

益田市の教育改革における主要テーマ


谷上さんの講話と参加者との質疑応答から、益田市の教育改革におけるいくつかの主要なテーマが浮かび上がってきます。


「ひとづくり」と「人間関係」の重要性

益田市の教育改革の根幹には、「ひとづくり」への強いコミットメントがあります。谷上さんは、故郷や大切にしたい土地という気持ちは「良き人々との繋がり」によって生まれると強調し、「人は皆幸せに生活することが一番大事であり、その中で学び、成長し、力を発揮するためには、良き人間関係が不可欠である」という信念を述べています。ハーバード大学の研究やGoogleの心理的安全性の研究を引用し、「人間関係こそが全てのパフォーマンスの源泉であり、人生を豊かにする」と力説している点は、益田市の「ひとづくり」が人間関係の質を重視していることを明確に示しています。


社会教育を基盤とした「関係性の耕し」


谷上さんは人間関係を「社会の基盤」、「ソフト面のインフラと表現し、その重要性を強調しています。このインフラは「与えられた場所で咲く」だけでなく、「関係性を耕し続ける」ことで構築されると述べています。関係性を育むための条件として、以下の4点を挙げています。

  • 受容: 受け入れられること。
  • 協働: 共に創ること。
  • 挑戦:挑戦をする環境、余白がある。

  • 試行錯誤:試行錯誤をしても咎められない。

  • 余白: 余裕のある環境、試行錯誤が許される前提。
  • 愉しさ: 活動自体が楽しいこと。


これらの要素をつなぐものとして、「対話」が非常に重要であると強調しており、システムや仕組み作りだけでは達成できないと述べています。

 

教員の「安心・安全」な環境づくりと主体性の尊重


谷上さんは教頭として、教員の「安心・安全」な環境づくりに注力しています。自身の役割を「学校や地域を含めた文化を醸成する要」と捉え、職員が「一番相談しやすい」と感じられる存在であることを目指しています。具体的な取り組みとして、以下の点が挙げられます。


  • 上機嫌でいること: 「笑顔は顔の筋トレ」と意識し、良い空気を醸成。
  • 苦手の開示: 自身の不完全さを隠さず、開示することで、職員が本音を話しやすい雰囲気を作る。
  • 主体性の尊重: 「普通はこうだろう」という言葉を使わず、一人ひとりの主体性を尊重。
  • 感謝と承認: 相談があれば「ありがとう」「いいね」と肯定的に応じる。
  • 「我々」という言葉の使用: 困り事に対して「俺らどうしようか」と、共に解決する姿勢を示す。
  • 雑談の活用: 関係性構築のために、業務に関係ない雑談を積極的に行う。


これらの姿勢が、職員の「安心・安全」な環境を生み出し、挑戦や試行錯誤を促していると述べています。


「教師の元気が出る会」に代表される教員同士の学び合いの場


谷上さんが主催する「教師の元気が出る会」は、教員の元気を生み出すための具体的な取り組みの一つです。当初は職員室の延長のような場を目指しましたが、現在は先生方だけでなく教育に関心のある誰でも参加できる開かれた場となり、様々な「化学変化」が生まれているそうです。この会から、若手教員が自発的に子ども向けスポーツ活動や教科の勉強会を企画するなど、「勝手に作り始める」姿が見られると報告されています。谷上さんは、こうした活動を強制せず、「勝手にやってほしい」「どんな感じだったか教えてほしい」というスタンスで主体性を尊重しています。

また、「モチヨルmorning」という、ただ一緒に朝食を食べる(若狭公民館の「朝食会」のような)も開催されており、ここから「コミュニティ居酒屋」のような企画が生まれ、教員が料理の腕を振るい、エネルギーを発散する「安心安全の場」となっています。


地域と学校の協働実践と「社会教育コーディネーター」制度


益田市では、地域と学校の協働を重視しており、コミュニティスクールもその一環として推進されています。谷上さんは、地域に赴任した教員が地域と連携する上では、日々の「対話」の重要性を強調しています。

  • 子どもたちの変容の共有: 子どもたちの姿を話題に雑談する中で、地域との交流が子どもたちの変容に繋がることを細かく伝え、その価値付けを行う。
  • 既存の教育課程と地域連携を一体化させるマネジメント: 学校の教育課程やカリキュラムを工夫し、一つの取り組みが複数の目標(例:地域学習と教科の学習)を同時に満たすしkみを考えることで、教員の負担を軽減し、地域連携を促進。
  • 運営協議会での「対話」重視: 学校協議会において、職員と委員が「安心安全の場」で対話を行うことを重視し、「子どもたちに体験させたいこと」や「地域に必要なこと」を出し合う場とすることで、共に創り上げる意識を高めている。
  • 柔軟な運営: 運営協議会を柔軟に運用するため、一部の活動については会議を経ずに有志による「ミニ作戦会議」で決定し、後で報告する仕組みを導入。これにより、地域の人が主体的に企画・実行する機会が増え、当事者意識が高まる事例も紹介されています。
  • 課題とニーズの重ね合わせ: 学校の課題(例:草取りの負担)と地域のニーズ(例:地域の繋がりを耕したい)を重ね合わせることで、「課題がハッピーな活動になる」事例も生まれている。
  • 活動の場で重視する要素: 活動の場では、「やってみたいが実現できる」「困りごとを発信できる」「共通体験を共有できる」「大人がシンデ(困っている子ども)のために集まる」といった要素を重視。


益田市には「社会教育コーディネーター」という制度があり、学校内に席を置き、教育活動のサポートや地域との橋渡し役を担っています。谷上氏は、コミュニティスクールはあくまで「制度」であり、大切なのは「スクールコミュニティ」を通じて「文化を醸成する」ことだと強調しています。

 

地域基盤が弱い場合の連携と「草の根」活動の重要性


地域基盤が弱い場合の連携については、谷上氏は「積み重ね」が必要であるとし、コーディネート役がいる場合、まずは「できるところからやる」ことが大切だと述べています。小さな活動や小さな繋がりでも、それらを「掘り起こし、認めていく」ことの重要性を強調しています。運営協議会の制度にこだわりすぎず、実際に活動する人々(実動する皆さん)を大切にし、有志での集まりから掘り起こしていく姿勢が示されています。

時には教頭という立場を超え、「地域のおっさん」として飲みながら話をする中で「何かしたい」という声を聞き、「じゃあ作っちゃえよ」「サポートするから」と背中を押すなど、草の根的な活動を「見える化」し、表舞台に上げていくことで、緩やかな繋がりが大きなチームに発展する可能性があり、結果的に動き出しが早くなると述べています。


結論と示唆


益田市の教育改革は、「ひとづくり」を核に、人間関係の質を高めることを重視したユニークなアプローチを展開しています。特に、谷上さんのような現場の実践者が、教員の働き方改革や地域連携といった課題に対し、対話と「安心・安全」な場づくりを通じて、教員と地域住民の主体性を引き出し、自発的な活動を促している点が注目されます。

那覇市ではどのような取り組みが必要とされているのか、学校や地域、多様な主体と「対話」を通じて見出していきたいです。





2025年8月7日木曜日

【まちづくり事前研修会】那覇のまちを学ぶ3本立てプログラム!

 8月6日(水)、若狭公民館第1研修室にて「まちづくり部(仮)」の事前研修会を開催しました。



当日は、これから地域で活動していくにあたり、那覇のまちの成り立ちや特性を学ぶための3本立ての講話プログラムを実施。

1本目は那覇市まちなみ共創部 建築指導課の金城聡課長より「都市計画」について。
続いて2本目は文化財課の外間政明さんによる「那覇中学校近辺の歴史」のお話。
そして3本目には防災危機管理課の源河北斗さんから「防災と地理・歴史とのつながり」をテーマに講話をいただきました。

まちの見え方が変わるような、興味深いお話が盛りだくさんの1日となりました。

この研修会で得た学びを、今後の地域でのボランティア活動に活かしていきます。
まちづくり部としての一歩目がしっかりと踏み出された1日でした!


事前研修会の全体映像を貼り付けておきます!




2025年8月6日水曜日

new!喫茶むすぶ 七夕茶会

去った7/4に、シニアの居場所・new!喫茶むすぶにて七夕茶会が開催されました。

講師には、若狭公民館の元館長の山田先生をお迎えしました。
先生の今日のお着物は竹の柄。七夕を意識されたそうです。

昨年までは、和室にて開催しておりましたが、今回は第一研修室にての開催となったため、傘や屏風を持ち込まれての和洋折衷で素敵なしつらえになりました。

しつらえとは何か、AIに聞くと、空間を美しく整え、飾り付けること、またはそのための準備や用意を指す言葉とありました。
日本の伝統的な空間演出や、もてなしの心を込めた準備を意味することが多いそうです。

竹柄のお着物に合わせるように傘に竹の花器、竹の茶器で統一されていて、とても涼やかでした。



「七夕」は、季節の節目を感じる大切な行事でもあります。そんな想いを込めた茶会のしつらえは、とても暑いのに、心に涼しい風が吹いてくるような気持ちになりました。

先生の説明に合わせて、お弟子さんによるお点前のデモンストレーション。美しい所作で静かに進められるお点前に、皆さん自然と背筋が伸び、お茶の世界に引き込まれました。

デモンストレーションの後には、いよいよお抹茶をいただきます。この日のお菓子は、、笹の葉に包まれた「ふまんじゅう」。こちらも涼やかなお菓子で、この季節にぴったりでした。まずは一列目の方から。「お先にどうぞ」と声かけしてお隣の方とコミュニケーションをとりながらいただきます。

続いて、二列目の方には、一列目の方がお茶を点ててお出しするという、参加型の形をとりました。初めてお茶を点てるという方もいらっしゃいましたが、和やかな雰囲気の中で、互いに声を掛け合いながら楽しく体験されていました。

人と人とが向かい合い、丁寧にお茶を差し出す。そこには、おもてなしの心と感謝の気持ちが自然とあふれていて、茶会ならではの温かさが感じられました。

先生がご用意くださったさまざまな器は、夏にしか使えないガラス製のものや、高さのないものなど、見た目にも涼やかでした。


参加者からは、私もお着物で来ればよかった。などといった声が上がっていました。(sato)


2025年8月5日火曜日

第4回 ユーチュー部

7/30(水)に第4回目のユーチュー部開催しました。

第4回目は編集を練習しよう! 


この日は津波の避難所が開設されていたため、急遽全員Zoomでの開催となりました。


今回は、以下のポイントを押さえて編集しました。
1、構成力
2、意図を明確にする
3、リズムとテンポの感覚
4、音の使い方
◎著作権・肖像権などの気をつけたいポイントなどもありました。



テクニックとして、タイトルの入れ方、音楽の入れ方を教わって編集しました。

編集が終わったらお楽しみの講評です。
今回は、皆さんご自分の携帯の中にある動画を使って編集しました。
自作の商品のPR動画、体験したことを伝える動画など、個性的な動画に音や文字が入ってみんなで笑いながら鑑賞しました。


今回の講評のポイントは
・サイズの揃える(縦・横)
・音楽のフェードイン・フェードアウトに気をつける
・背景色にも注意
・文字は見やすくいれる

くらいでしょうか?



皆さんの作品がこれからも楽しみです!(sato)



2025年8月1日金曜日

【次回予告】「まちづくり部(仮)」8月6日(水)は「まちを知る」勉強会!

 先日スタートした那覇中学校の生徒を対象に地域活動を参画していく部活動「まちづくり部(仮)」の次回活動が、8月6日(水)午前9:00〜12:00 に決まりました!※一般参加は行っていません。





テーマは、「まちを知る」。

都市計画、歴史、防災――それぞれの分野の専門家をお招きし、那覇中学校周辺の“今と昔”、そして“これから”を多角的に学ぶ勉強会を実施します。

那覇というまちがどのようにできたのか?
安全・安心なまちってどんなもの?
そんな問いを入り口に、「自分たちのまち」への関心を育む時間です。

SDGsパスポートの記入も行います。
どうぞお楽しみに!

📍日時:2025年8月6日(水)9:00〜12:00
📍場所:那覇市若狭公民館第1研修室
📍対象:まちづくり部(仮)参加生徒
🎓 内容(予定)

  • 都市計画について(9:00〜9:50)

  • 那覇中周辺の歴史について(10:00〜10:50)

  • 防災について(11:00〜11:50)

  • ふりかえりと今後の活動案内(11:50〜12:00)


【報告】津波注意報発令時の避難対応について(7月30日)

 7月30日(火)、カムチャツカ半島付近を震源とする地震により、沖縄本島に津波注意報が発令されました。



若狭公民館では当日、通常どおり開館していましたが、津波注意報の一報を受け、状況が一変し、対応を開始しました。

ちょうど避難訓練を予定していた近隣の保育園の園児たちが、そのまま「本番の避難」として公民館へ避難。昼食やおやつも公民館へ搬送され、一日を過ごすことになりました。



また、港で護岸工事を行っていた事業者や、一般市民の方々も次々と避難。多い時間帯には約130名の方が公民館で一時避難をされました。避難者が安心して過ごせるよう、3階ホールにテレビを設置して津波情報を放映。中央には水分補給所を設け、Wi-Fiの接続情報も掲示し、スマートフォンでの情報収集や家族との連絡ができるよう環境整備を行いました。



夕方には徐々に避難者も減り、夜にはゼロに。翌朝まで那覇市職員と警備員が交代で待機し、公民館は避難所として開設されていました。

31日午前、津波注意報の解除により避難所は閉鎖され、再び通常開館へと戻りました。

昨年の4月3日の出来事(※報告はこちらから)を教訓に、今回の対応を調整しながら行なっていきました。

2025年7月29日火曜日

うみそら上映会in若狭海浜公園 Vol.4 開催します!!

 🌊✨8月の「うみそら上映会」のお知らせ✨🌊

みなさん、こんにちは!若狭公民館から、夏の夜にぴったりな映画イベントのお知らせです🎥

次回の うみそら上映会 Vol.4 は、
📅 8月22日(金) に開催します!

🌴会場は、海風が心地よい 若狭海浜公園
芝生にシートを敷いて、星空の下で映画を楽しみませんか?







🎬 今月のプログラムはこちら!

▶️ 『ふたつの階(はし)』(アトリエみるく)
子どもたちによる絵と音楽と影絵が重なり合う、幻想的なショート作品。
▶️ 『ミッキーマウスのバンドコンサート』(16mmフィルムアニメーション)
ミッキーの指揮にドナルドが大混乱⁉︎笑って楽しめるクラシックアニメ!
▶️ 『那覇市の風景』(懐かしの地域映像/解説:真喜屋力さん)
真喜屋力さんの解説とともに、沖縄の街並みの映像を上映します。今回のテーマは「那覇市の風景」です。


🎶 開演前もお楽しみいっぱい!
18:30〜19:00は、音楽ライブや○×クイズも予定しています!
お子さんと一緒に楽しめる企画ですので、ぜひお早めにお越しください。

🕡 開場:18:30
🎞️ 上映:19:00(20:00終了予定)
📍 場所:若狭海浜公園(※雨天時は若狭公民館ホール)

🎟️ 入場無料・申込不要
ご家族やご近所の方とお誘いあわせのうえ、ぜひご来場ください!


📞お問合せ:那覇市若狭公民館 TEL:098-917-3446
主催:うみそら上映会実行委員会、那覇市若狭公民館
共催:ナハ・シー・パラダイス共同企業体、NPO法人地域サポートわかさ
協力:沖縄アーカイブ研究所、アトリエみるく


🌕夏の思い出の一夜に、海辺の映画体験を。
皆さまのご来場を心よりお待ちしています!

2025年7月28日月曜日

第38回なはまちサロン(令和7年度7月)開催されました!!

  7月28日、那覇小学校区内にて「第36回なはまちサロン」が開催されました。このサロンは、地域に関わるさまざまな団体が一堂に会し、それぞれの活動報告や、地域への協力のお願いなどを共有する定例の交流の場です。

今回の参加団体は、学校や自治会、地域団体、行政機関など、多岐にわたりました。




今回参加されたのは、若狭公民館、なはーと、那覇中学校区青少協、なは小PTA、レイモンドあしびなー、ななほしてんとうむし会、泊小まちづくり協議会準備会、那覇小和太鼓クラブ、民生委員、地域の方など参加されました。








司会進行:オレンジマン(左)新里さん(右)



比嘉会長による挨拶

様々な団体の方々が情報共有にこられましたので、いくつかご紹介いたします。


高良会長(那覇青少協)

那覇中学校区青少年育成協議会からは、「まちづくり部(仮)」の発足式について紹介がありました。若狭公民館も協力し取り組んでおります。今後、地域と学校、子どもたちがつながりいろんな活動を計画していきます。


平安座会長(那覇小PTA)
那覇小学校PTAからは、PTA新聞「知心体夢S(ちこたいむす)」を発行しました。
主な行事予定や、教職員の紹介、水泳教室などの情報を掲載しています。


平岡さん(なはーと)

なは文化芸術劇場なはーとからは、市民参加型の演劇を制作中とのことで、現在、那覇市・久茂地地区・久茂地小学校等、地域にまつわる思い出やエピソードを募集しているそうです。応募締切:令和7年9月30日(火)
対象者:主に、那覇市・久茂地・久茂地小学校(幼稚園)等、地域にまつわる思い出やエピソードをお持ちの方。(ご家族、友人などから聞いた話でも可)
詳しくは、こちらよりご確認ください。



那覇市 文化財課 外間さん

那覇市文化財課からは、那覇小学校区エリア近くの崇元寺の歴史をオンラインで学べる「琉球ヒストリートラベル」の紹介がありました。スマホのみということですが、ぜひご体験ください。


情報共有が終わると、放課後タイムで、より密な情報共有を行っていました。





なはまちサロンは、毎週第3木曜日に開催中。地域の方から団体の方までたくさん集まりながら情報共有しています。立ち寄ってみると、なは小学校区のみみより情報が聞けるかもしれませんよ~!




うみそら上映会in若狭海浜公園vol.3 開催しました~

 懐かしい地域映像や短編映画、思わずグッとくる作品たちを、開放感たっぷりの野外で上映する「うみそら上映会」。今年で9年目を迎えました!

これまでの取り組みのアーカイブは▶こちら

7月25日(金)に開催。夕暮れに集まった人々とともに、映画と音楽のひとときを楽しみました。



〇準備

今日は、台風接近の影響で天候が不安定ということもあり、屋内での開催となりました。

ミーティングの様子

〇開演前

開演前では、舞台を使った音楽ライブや〇×クイズ、客席には昨年度使用した輪投げを復活させ、大賑わいしました。

MARIKAによるギター弾き語り

ダンスと音楽のセッション


〇×クイズ


〇開演

上映スタート プログラム 短編映画「悲しみの素粒子」 16mmフィルムアニメーション「プルートとカメのおくりもの」 なつかしの地域映像「遊園地」 今回は、「悲しみの素粒子」の 木村あさぎ監督が 実際に来られて、インタビューをしました。映画について、いろいろとお話を伺えました。


悲しみの素粒子 監督:木村あさぎ

木村あさぎさんへインタビュー

プルートとカメのおくりもの

なつかしの地域映像「遊園地」


終演後には… 終演後は、実行委員メンバーで恒例の集合写真をパシャリ! 一緒に場をつくり、一緒に楽しんだ1日を、笑顔で締めくくりました。 

お客さんとも一緒にパシャリ



次回予告!

次回の「うみそら上映会 Vol.4」は…
📅 8月22日(金)
🕖 開場 18:30 / 開演 19:00

どうぞお楽しみに!


もっと知りたい方へ

🌊うみそら上映会に関する情報はこちらから🌊
▶︎ ブログ

▶︎ SNSでも情報発信中!




【活動報告】まちづくり部(仮)発足式を行いました!

 


7月26日(土)、那覇中学校コミュニティルームにて、那覇中学校と関連小学校区まちづくり協議会(泊(たまご会)・那覇・若狭)と若狭公民館が連携して立ち上げた「まちづくり部(仮)」の発足式を行いました。



当日は、初めての顔合わせということもあり、まずは名札づくりと自己紹介からスタート。参加した生徒たちは、少し緊張しながらも、それぞれの「通学路の推しスポット」について紹介してくれました。「友達とお話しする場所」「帰り道に立ち寄る場所」など、身近なまちの魅力がたくさん詰まった話に、大人たちも興味津々でした。

また、沖縄ユネスコ協会の栩野(とちの)さんにもご協力いただき、「SDGsパスポート」の活用方法の説明も行いました。これからの活動で、自分の学びや地域とのつながりを見える化していく大事なツールになりそうです。

4月からすでに活動していた生徒たちもいて、振り返っての申請が可能かどうかなどの質問にも丁寧に栩野(とちの)さんからの回答がありました。



その後に高良直子さん(仮顧問)から生徒たちへSDGsパスポートの贈呈がありました。



今後は、8月6日(水)に防災・都市計画・歴史文化をテーマとしたインプット講座を開催予定。生徒たちと一緒に、「まちを知る」第一歩を踏み出していきます。

地域とつながり、未来をつくる「まちづくり部(仮)」のこれからに、どうぞご期待ください!


帰りに早速1ボランの初スタンプを押して帰宅しました!



””ボランとは ボランティア活動を1回するごとに、ボラン(ポイント)が付与され、30ボラン溜まると、 日本ユネスコ協会連盟の活動認定証をもらうことができます。 1日のボランティア活動 45分から2時間未満の活動を1ボラン 2時間以上の活動はすべて2ボラン”となります”

【活動報告】首里グランドハイツ「防災勉強会」でリッカ!ヤールーキャラバン!を実施!

 7月25日(金)、那覇市首里のグランドハイツ管理組合・自主防災会による「防災勉強会」が開催され、子ども向けにリッカ!ヤールーキャラバン!のプログラムを実施しました。

若狭公民館は資材の貸し出しと企画面でのサポートを行い、地域での防災活動が広がるきっかけづくりを目的に支援しました。



🛠 実施したプログラム

当日は、マンションに暮らす子どもたちに向けて以下のような体験型のプログラムを展開しました。

★毛布で担架タイムトライアル★身近にある毛布を担架に代用し、救助にあたる方法を学ぶプログラムです。ケガをおって動けないヤールーくんを毛布に乗せて運び出すまでを体験してもらいます。また、毛布担架で運ぶ際、ヤールーくんの胸には「命の水」が。運ぶ途中でこのお水を落とさないように気をつけながら、すばやく運びます。

今回は体験なので、動きを確認しながら実施しました。


★家具転倒防止ワークショップ★

家具転倒防止グッズを紹介する他、ミニチュアの家具を使って家具転倒防止グッズの使い方やその効果を学びます。どうしたら家具が落ちないかを実物とミニチュアを見比べながら実際にミニチュア家具を揺らして検証しました。




シーサー劇場おとぼけ者のシーサー父ちゃんとしっかり者の息子シーサーが、非常時持ち出しカバンの中身についてやり取りをします。父ちゃんは間違った持ち出し品を、息子は正しい持ち出し品をリュックの中に詰めていますが、二人のやりとりに思わずふふふと笑える面白いパペット劇です♪


会場には那覇市防災危機管理課の仲宗根さんや、宜野湾市長田区自主防災会の普天間さんも視察に訪れました。

また、内閣府が公開している南海トラフ巨大地震のCGシミュレーション動画も上映。沖縄でも津波の影響を受けることや、那覇市役所や県庁も被災する想定があることを伝えると、参加者の防災への意識が一気に高まりました。

📹参考:内閣府 南海トラフ巨大地震 映像ストリーミング
👉 https://wwwc.cao.go.jp/lib_012/nankai_all.html


今回の活動を機に、宜野湾や那覇でも開催への相談があります。

引き続き関わりあいながら開催までのサポートをしていきたいと思います。

第3回 天妃まちづくり協議会

 7月15日(火)に第3回天妃小学校区まちづくり協議会が開催されました。

今年度は2ヶ月に一度、奇数月の第二火曜日に開催しています。

今回は、夏休みのラジオ体操についての周知や、ゾーン30プラスについて、西消防署通りの道路清掃の日程調整についてなどについて情報共有されました。

【天妃小学校区エリアラジオ体操】(土・日・祝休み)
辻公園自治集会所(辻自治会)                7/22~8/22  6:45~     
新松山公園(久米自治会)                    7/22~8/22  6:30~
三重城団地グラウンド(三重城団地自治会) 7/28~8/22  6:30~
上山中学校駐車場(一丁目自・天妃まち協) 7/22~8/15 7:00~
てぃるる前(天妃おやじの会)                 7/22~8/22  7:00~ 

その他、波の上ビーチの橋の上など、高いところからの飛び込みがとまらないそうです。
近隣の中学校などの度胸試しの伝統行事になっているようです。
怪我をしてしまったら大変です!注意していきたいです。

波の上といえば、BBQ場がビーチ前に移動したそうです。
海を見ながらのBBQができそうです。

次回は9月に開催されます。(sato)

2025年7月25日金曜日

沖縄教育協働アカデミーとの共催|第2弾

元琉球大学教授・井上講四先生を中心に、県内で活動する社会教育関係者による意見交換や勉強会を毎月実施している「沖縄教育協働アカデミー」。
8月例会は、若狭公民館と共催で実施することになりました。

今回は、島根県益田市立戸田小学校教頭の谷上元織先生をお迎えして「島根県益田市のコミュニティスクールと地域づくりの実際」をテーマに語り合います。

谷上氏は、市の施策の中心に「ひとづくり」を据えて取り組む益田市のひとづくり事業に長年関わってきたほか、教員同士の学び合いの場「教師の元気が出る会」を主催するなど、公私共にひとづくり・地域づくりに取り組んでおられます。

益田市のコミュニティスクールや地域学校協働活動の取り組みについてお話を伺った後、意見交換を行います。





沖縄教育協働アカデミー6月例会/那覇市若狭公民館 成人講座
『島根県益田市のコミュニティスクールと地域づくりの実際』

日時:8月5日(火)16:30-18:00
会場:若狭公民館 第1研修室
参加費:無料
申込:不要
※直接ご来場ください。

[オンライン参加]
Zoom


ミーティング ID: 820 6676 5328
パスコード: Gakuyou17

※当日のネット接続状況や運営体制によって、トラブル等が発生する可能性があります。
 予めご了承ください。