2024年12月9日月曜日

令和6年度宜野湾市 救急・消防フェア「リッカ!ヤールーキャラバン!」参加

  12月7日(土)令和6年度宜野湾市 救急・消防フェア「リッカ!ヤールーキャラバン!」のプログラムを「毛布で担架タイムトライアル」・「持ち出し品な〜に」・「家具転倒防止ワークショップ」の3つを行ってきました。

これまでの「リッカ!ヤールーキャラバン!」の道のりは(こちら)

今年で2回目の開催となった宜野湾市 救急・消防フェアです。去年は晴天でしたが、今年はあいにくの雨模様でした。(去年の様子はこちら



今回は今までボランティアでリッカ!ヤールーキャラバン!を盛り上げてくれているスタッフさんと子ども向けの防災イベントを開催しているキキレンジャーの皆様、防災キャンプでいつも協力してくれているキャンプ沖縄事業協同組合、沖縄国際大学の学生ボランティアの合計20名で行いました。


自己紹介をした後、当日の流れを説明したら、各自のブースに担当が分かれての調整に入っていきます。



当日雨の影響で、プログラムを建物内に集中してのレイアウトに変更して、調整していきました。



毛布で担架タイムトライアルのプログラムのみヤールーを運ぶので、外の配置となりました。

雨天の影響で、消防から規模縮小のお知らせとレイアウトの変更で調整し、12時の本番となりました。


キャンプ沖縄事業協同組合(CAMP-O)からは防災キャンプの紹介と車中泊避難のモデルを展示しました。

若狭公民館で行なっている「なは防災キャンプ」の取り組みは(こちら)
2024年1月1日に発生した能登半島地震へ支援活動に計5回、期間8ヶ月いった、まいまい号も展示されました。


中は足を伸ばして快適に眠れる空間となっています

気づけば、まいまい号には子どもが楽しく過ごしていました


会場にはあーりーさんが能登へ支援に行った際にFacebookに投稿した写真と文字をまとめて掲示も行いました。
順番を待っている方などが覗いたり、読んだりしてくれました。




ここからは当日行ったプログラムの説明をしていきます。

★持ち出し品なぁに?クイズ★

持ち出し品なぁに?は、非常時の持ち出し品12品目を1分で暗記し、いくつ覚えたかを確かめるクイズです。クイズの答え合わせとともに、持ち出し品の非常時の役割についても学びます。持ち出し品は、ピンクのテントの中に入っています。1分間、なかにもぐって持ち出し品を暗記!



テントに飛び込んでみんなで12個のアイテムを覚えます。

ペット防災のもちだし品も展示しました。


答え合わせをしながら、アイテムの役割も解説して自分が持ち出すなら何をイザ!いう時に備えるかを考えてもらいます。


こちらではヤールー君を搬送するプログラム。

★毛布で担架タイムトライアル★

身近にある毛布を担架に代用し、救助にあたる方法を学ぶプログラムです。ケガをおって動けないヤールーくんを毛布に乗せて運び出すまでを体験してもらいます。また、毛布担架で運ぶ際、ヤールーくんの旨には「命の水」が。運ぶ途中でこのお水を落とさないように気をつけながら、すばやく運びます。安全かつすばやく運ぶスピードを競い、1位になったチームにはヤールーポイントがプラスされるという仕組みです。


担架の作り方や進行方向を説明


大人も子どももみんなでヤールー君を運びます

今回はヤールーポイントは付与されない分、プログラムを終えるとスタンプがもらえ、プログラムを終えると宜野湾市からの防災ググッズとキキレンジャーバッチ、キャンプ沖縄事業協同組合(CAMP-O)のオリジナルステッカーをプレゼントしました。

スタンプください!と小さい子もきてくれました


次のプログラムは「家具転倒防止ワークショップ」です。

★家具転倒防止ワークショップ★

家具転倒防止グッズを紹介する他、ミニチュアの家具を使って家具転倒防止グッズの使い方やその効果を学びます。

どうしたら家具が落ちないかを実物とミニチュアを見比べながら実際にミニチュア家具を揺らして検証しました。



ミニチュア家具が気になって仕方ない

続いて、子ども向けの防災イベントを開催しているキキレンジャーのブースです。

タブレットで防災のクイズをだして、そのマークの目印に輪投げをしていくゲームです。


クイズに答えたら

このはしゃぎよう

輪投げを投げるというより、置くような距離感でした

リッカ!ヤールーキャラバン!としては最後のプログラムとなります。お絵かきコーナーです。



キャンプ沖縄事業協同組合(CAMP-O)から提供でキャンプベースでの自分の気持ちを色にして自由に描いてもらうコーナー。

時間も人数も制限がないので、クレヨンで服が色でいっぱいになる子もいて、自由なコーナーでした。


ハマると抜けられないみたいです。

その他、宜野湾市消防局や宜野湾市消防団や、宜野湾市飲食業組合のブースを紹介していきます。

煙を充満した車両を体験できました


水消火器で消化器の使い方を学びました

ペーパークラフトで救急車両を作るブース

救急車の中も見学できました

心肺蘇生の体験

その他、はしご車の見学や放水車両で放水の体験なども行っていましたが、雨天影響のために中でのプログラムに参加者が多い印象でした。



宜野湾市飲食業組合からは炊き出し訓練があり、災害時の炊き出しを想定して鍋といなりを用意してくれ、参加者に提供してくれました。



寒く、雨風がある時に身体が暖まる鍋でした。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

ご協力していただいたボランティアの皆さま、消防局・消防団の方々、お疲れ様でした。