2018年11月16日金曜日

若狭図書館入口に進貢船停泊中?!

若狭図書館入口の最新情報です!
若狭図書館入口になんと、進貢船(琉球王国時代、中国との交易の時に使われた官船)が停泊しているとの情報が入ってきました。


しかしナゼ若狭図書館入口に進貢船が?!
ということで突撃取材を決行。


まずは写真で様子をご覧下さい。


むむ?もう少し近づくと、
むむむ?!

確かに進貢船が長方形の青い海に停泊しているではありませんか。
そしてそのバックに書かれているのは「若狭と唐船ドーイ」というタイトルの説明書き。


「唐船ドーイ」は言わずと知れたカチャーシーの定番曲。
沖縄の結婚披露宴のシメでは、必ずと言っていいほど「唐船ドーイ」が流れ出し、皆カチャーシーしながら舞台へ上がって新郎を胴上、という流れはデフォルトとも言えます。


ところで、唐船ドーイの歌詞をご存知でしょうか?


ーー以下歌詞ーー


♪唐船ドーイ さんてまん 
一散走り ならんしや (ゆいやな)
若狭町村ぬ 瀬名波ぬタンメー
(ハイヤセンスル ユイヤナ)
イーヤ ッサーッサーッサーッサーッサーッサーッサーッサ


訳:唐船だぞ!と叫んでも
一目散に港を走らないのは
若狭町の瀬名波のじいさんだよ


ーーーーーーーー

なななんと!若狭が登場するのです!
正確には若狭の瀬名波のじいさんですね。


若狭と「唐船ドーイ」の歌詞の話は、若狭一丁目の自治会長がいつも熱く語ってくださるのですが、その語りを聞いた若狭図書館館長が「これは若狭図書館として何かしなければならない!」と思い立ち、今回の展示に至ったとのことでした。


そして気になる進貢船。



これ、何でできているかというと紙なんです。かなり緻密に作られており、細かく再現されています。(模型横に描かれた絵と見比べてみてください)



館長に「これどうやって作ったんですか?」と聞くと「あ、キットですー」とあっさりさっぱりお答えいただきました。
ちなみにこのキットはジュンク堂に売っているらしく、他にも種類があるようです。
(ちなみにググると某お買い物サイト、熱帯雨林でも販売していました)


・・というわけで、進貢船停泊のわけは若狭図書館さんの若狭に対する想いの表れ、ということが分かりました。皆さんもお立ち寄りの際は「若狭と唐船ドーイ」展示コーナーをぜひ見て、そして読んでみてくださいね。