10月30日は、世界のウチナーンチュの日!
世界のウチナーンチュって何の日?という方に簡単に説明します。
沖縄は、かつて多くの人が世界中へ渡った歴史があります。
現在、世界中に住んでいるウチナーンチュは、42万人と言われています。
世界中にいるウチナーンチュのネットワークをこれからも大切にして、
移民の歴史や沖縄の文化、アイデンティティを継承していこう!
ウチナーンチュであることに誇りを持って、世界中でお祝いしよう!という日です。
ウチナーンチュであることに誇りを持って、世界中でお祝いしよう!という日です。
ということで、若狭公民館では、「南米の家庭料理教室」を開催しています!
沖縄に帰って来た県系人を講師に招き、家庭で食べた味を伝授して頂きます。
料理を通して、移住先の生活や文化などの話も聞きながら交流します♪
記念すべき第1回は、ボリビアでした!!
沖縄に帰って来た県系人を講師に招き、家庭で食べた味を伝授して頂きます。
料理を通して、移住先の生活や文化などの話も聞きながら交流します♪
記念すべき第1回は、ボリビアでした!!
せっかくなので、この機会にそれぞれの国について、簡単に紹介したいと思います♪
みなさんは、ボリビアと聞いて何を思い浮かべましたか?
あまり思い浮かばない・・・という方も、きっと聞いたことがあるはず!?
最近、テレビなどで話題になっているウユニ塩湖はボリビアの有名な観光地です。
一面に広がる潮の世界は、『一生に一度は見たい絶景』と世界中から注目されています。
そんなボリビアには、地図にも正式に記されている"コロニアオキナワ”という村が存在し、現在でも多くのウチナーンチュが住んでいるのをご存知ですか?
多くの人がウチナーグチや日本語を話し、トートーメーやヒヌカンはもちろん、運動会や豊年祭、慰霊祭など、沖縄の文化や祭事なども大切に残されています。
沖縄そば屋さん |
日本料理屋はもちろん、沖縄そば屋さんもあります!
地域のつながりが強く、助け合いながら生きている姿は、”昔の沖縄”が残っているようにも思えます。
そんなボリビアで育った方が今回の講師、上間洋子さんです。
地域のつながりが強く、助け合いながら生きている姿は、”昔の沖縄”が残っているようにも思えます。
そんなボリビアで育った方が今回の講師、上間洋子さんです。
洋子さんは、県系1世で約15年ボリビアに住んでいました。
以前は、沖縄市でボリビア料理屋を営んでいましたが、現在は、沖縄にあるボリビア協会の役員として活動しています。
とても明るく陽気な方で、話しも面白くて本当に素敵なお方です♪
それでは、さっそく当日の様子を振り返ります。
まずは、若狭公民館館長の挨拶!
みなさんしっかりと耳を傾けながらも、料理を作りたくてソワソワしているようです。
そして、いよいよ料理教室スタートです。
Vamos a cocinar! レッツ クッキング!
今回作るのは、こちら!
・ミラネサ
・チミチュリソース
・ハルディネーラ
・チチャモラーダ
おまけ
・エンパナーダ デ ケソ
もうメニューだけ見たら、なにがなんやら・・・
という感じですが1つずつ紹介していきますので、ご安心ください。
まずは、エンパナーダ・デ・ケソ!
南米の定番のおやつと言えばエンパナーダ!だと勝手に思っております。
日本でいうミートパイ、沖縄でいうタームパイのようなものです。
中に入っている具材は、国によって異なります。
今回は、ボリビアのサンタクルス市(日系人の多いところ)だけで、よく食べらる甘いエンパナーダを作りました。
”ケソ”は、チーズという意味で、中には2種類のチーズが入っています。
先生のお手本 |
大きい餃子のようにも見えますが、作り方はそんな感じです。
今回は時間の制限があるので、生地を前もって作ってきてくださいました。
生地を均等に、丸く切り抜くことがキレイに作るポイントだそうです!
みなさん、初めて作るはずなのに上手に作っていてビックリ!
個数を重ねるたびに、さらに上手になっていきます。
先生も『私がいる意味なくなるわ~』と嘆いていました(笑)
後は、油で揚げて・・・
さっと砂糖をふりかけて、出来上がり!
エンパナーダ・デ・ケソ完成! |
やっぱり、料理はアツアツがおいしい~!
ということで早速試食タイム!
Que rico!!おいしい! |
『チーズのパイに砂糖をふりかけるなんて!目からウロコ!』
なんて言葉も聞こえてきました。
ようこさんがボリビアにいたころ、いい年のおじさん連中がひげを汚しながら、おやつの時間にエンパナーダを食べているのがおかしくって、おかしくって・・・と思い出しながら笑っていました(笑)
うんま!!!!とおっしゃっています(多分) |
揚げる担当をバトンタッチでして、次の料理に取り掛かります。
つづきまして、ハルディネーラ!
簡単に言うと、黄色い色のついたご飯です。
パエリヤに似ていますが、パエリヤは海鮮の具材を中心に作っています。
ハルディネーラは、山の具材を使って調理します。
ですが、今回は野菜を使わずに栄養価もあって簡単作れる干しブドウのみを使って作ります。
また、本来のハルディネーラはサフランを入れますが、沖縄ではなかなか手にはいらないので、今回は沖縄で簡単にGETできるウコンを使います!
ウコンで色をつけて、干しブドウや色んな調味料を入れて、あとは炊飯器に入れてスイッチを押すだけで完成です♪
揚げ方のコツを伝授! |
簡単に言うと、黄色い色のついたご飯です。
パエリヤに似ていますが、パエリヤは海鮮の具材を中心に作っています。
ハルディネーラは、山の具材を使って調理します。
ですが、今回は野菜を使わずに栄養価もあって簡単作れる干しブドウのみを使って作ります。
また、本来のハルディネーラはサフランを入れますが、沖縄ではなかなか手にはいらないので、今回は沖縄で簡単にGETできるウコンを使います!
ウコンで色をつけて、干しブドウや色んな調味料を入れて、あとは炊飯器に入れてスイッチを押すだけで完成です♪
ハルディネーラ |
これなら料理が苦手な人でも、簡単に出来そうですね!
さて、炊き上がるのを待つ間、次の料理に取り掛かります。
お次は、ミラネッサ!薄い牛カツのようなものです。
まずは、1㎝幅に切られた肉の筋を切っていきます。
『この工程が大事なのよ~』 |
麺棒で叩いて叩いて、ひたすら叩きます。
ボリビアでは、肉の向こう側の景色が見えるまで薄くしなさい、と教えられるそうです。
薄くなった牛肉 |
ん~、向こう側の景色・・・えません。道のりは長いですね~。
あとは、トンカツを作る感じで作りますが、
小麦粉&片栗粉、卵、パン粉をつけたあとに、再び麺棒で肉を叩いて伸ばします。
パン粉が飛ばないように、丁寧に優しく叩きます。
丁寧に丁寧に叩きます |
最後に油であげて、できあがりです!
ナイススマイル(^^♪ |
美味しくないわけがない! |
そうこうしているうちに、ハルディネーラも炊き上がりました!
炊飯器を開けると広がるいい香り!
ハルディネーラ |
最後は、肉に書けるソースとチチヤモラーダ(紫トウモロコシのジュース)です。
主にペルーとボリビアでよく飲まれています。
これは、簡単に出来ちゃいますが、時間に限りがあるので作ってもってきてくれました!
チチャモラーダの材料は、こちらです!
紫トウモロコシとパインの皮、リンゴ(溶けてなくなった)です。
こちらも作り方は簡単♪
こちらも作り方は簡単♪
これに水とその他もろもろ調味料を入れて、鍋でじっくり煎じてできあがり。
※すでに煎じられた果物たち |
これで、全メニューが揃いました~!!
キレイに盛り付けして、みなさんでいただきます。
完成~!! |
色鮮やかで、ちょ~おいしそう!
みなさん、すごく手際が良いので、短時間で豪華なディナーが出来上がりました!!
見た目ももちろん、味も間違いなし!!あっという間に平らげてしまいました。。。
食事をしながら、ようこさんのボリビアでの経験や沖縄に帰って来た頃のお話など、
色んなお話しをして下さいました。
楽しい時間は、あっという間・・・。
最後にみんなで記念写真を撮って、無事1回目の料理教室を終えました :-)
ようこさん!Muchas Gracias!(ありがとうございます!) |
ようこさんの気さくな人柄のおかげもあり、
参加者もすぐに打ち解け、終始和気あいあいとした雰囲気でした♪
次回は、アルゼンチン料理です!
アルゼンチンでよく食べられている2種類のエンパナーダとマテ茶を作ります。
お楽しみに~!Chao!!