2021年11月1日月曜日

成人講座〜ペンと紙一つで未来が変わる!?〜「わたしのバケットリスト」開催

 突然ですが、みなさん11月3日(水)が何の日が知っていますか?

「いい(11)未(3)来を描く日」ということで、「バケットリストの日」と認定・登録されています。

そもそも「バケットリスト」ってなんだろう?

と思う方もいるかもしれません。



バケットリスト」とは「一生のうちにやってみたい事をまとめたリスト」のことです。

「最高の人生の見つけ方」という有名な映画がありますが、オリジナルのタイトルが「The Bucket List(バケットリスト)」ということもあり、バケットリストの存在を知っている方もいるかもしれません。


昨今の新型コロナウイルス感染症の流行は、私たちの健康や生活に大きな影響を与えました。

劇的に変化する状況の中、自分の人生観が大きく変わった人も多いのではないでしょうか。

「バケットリスト」を作成し、今一度人生プランを見直し参加者で共有することで、もう一度自分の大切にしていることや、やりたいことを見つめ直して、人生の方向性を見つけることを目的に、10月26日(火)19:00-21:00で〜ペンと紙一つで未来が変わる!?〜「わたしのバケットリスト」を開催しました。



講師:”旅する絵本作家リック・スタントン”氏



今回の講座は前半講師リックさんの講話、後半は「バケットリスト」の作り方・考え方を学んだ後に実際に参加者が「バケットリスト」を作成し、発表・共有しました。


講話でお話していただいたのは


なぜリストを作ったのか?
リックさんがなぜ「バケットリスト」を作ったのかというと、幼少期の頃のつらかった過去から抜け出すため、ワクワクしたから、悔しかったから、絶望のなかで唯一の希望としてやりたいことを書いていたとのこと。
「子どもの頃にみていたアニメの世界で描かれている世界へ行ってみたい」
「ルパンにでてきている乗り物に乗って運転してみたい」
「高齢の母を笑かす」
そのような夢を書くことによって、「やりたいことリスト」を作成していったそうです。

やりたいことがあるならそれを『書き』次に『いつ』を決める。
すると『夢』は『予定』へと生まれ変わる。

人生=時間である。「お前の人生いつ終わるかわからんぞ」という言葉に衝撃を受ける。
そのやりたいことを「書き」次に「いつ」までにやるかを決める。
すると、今まではいつか叶えたらいいなと思っていた、まさに「夢」が「予定」へと変わり達成していくことができました。

小さな経験の積み重ねは最強

リックさんは「やりたいこと」をすぐに叶えられたわけではなく、それまでの小さな失敗や小さな成功の積み重ねがやりたいことを叶える。

小さい頃に書いた「自分のやりたいことリスト」それを叶えるために飲食店で下積みを経験し、起業して成功した話をリックさんが失敗談なども付け加えながら話をしてくれました。

小さな成功が一つでも作れると、自分に自信がつき、その自信が自分の行動を変えていくと自身の経験を通して教えてくれました。


いい習慣化が未来の扉を開く

人生は思い通りにはならない。だから確率を上げることを考えて行動していく。

何事も出来るか出来ないかは全てのイメージと反復練習で一歩づつ少しづつ夢へと近づいていきます。

自信の積み重ねが自分を変えて、人生・未来を変えていくということでした。

未来を描き、今日をワクワクして生きていきましょうと伝えてくれました。


ここでリックさんが公開してくれた10代~40代までのリストがこちら

10代:心が震えたやりたい事をバケットリストに書く

20代:リスト叶えるため対人関係・資金力・体力を創る

30代:時間を自分の夢と親に使う・リスト制覇に世界を旅する・AUSに土地を入手し親を呼ぶ

40代:苦労続きの母の夢を叶えに車椅子に乗せ日本・世界一周へ


映画「南極物語」を観て実際に南極へ

「高齢の母を笑かす」を叶えるために日本・世界を旅する

後半はZOOMのブレイクアウトルーム機能を使いグループに別れて、実際に「バケットリスト(やりたいことリスト)」を作成し、発表・共有することができました。
「バケットリスト」を作成する上でのリックさんのアドバイスとしては「よく”死ぬまでにやりたいこと100リスト”というものがあるが打算になるので、ワクワクするものをリストに書きましょう」ということです。
リックさんが講話の中で伝えてくれたリストを創る上でのポイントは

人生の地図とコンパスを創る

・リストとは人生の地図になる:リストを書く事によって、自分のやりたいことを明確にする

・コンパスは年老いた自分の人格像:自分がどのような大人になりたいのかを決める(穏やかに過ごす自分になりたい・言い訳をする人になりたくないなど)

・たりない経験値を書く:人見知りを直す・体力を手に入れるなど自分のやりたいことに必要だけど、足りないスキルを身につける

・必要な資金を概算する:結婚式や旅行ややりたいことを叶えるためのお金はいくらかかるのかを概算することにより目標がより明確になる。

・失敗より行動した自分を認める:例え失敗しても挑戦した自分を褒めようということを決めた



ワークショップを通して参加者が共有してくれた「やりたいこと」はこちら。

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・オーロラを見にいく(オーロラを見ないと死ねない)※こちらが一番多かったです
・70歳までジョギングする体力をつける
・スカイダイビングをする
・母と海外旅行で世界をまわる
・海のみえる高台に家を建てる(人を集める)
・フランスに長期滞在
・旅することを仕事する
・繋がる人と笑顔になりたい
・庭で焚き火をできる家を買いたい
・ナイスボディを手に入れる
・ボランティア活動を通して人との交流を深くしていく
・足腰が強いうちに秘境へいく
・違う世界をみるために違う職業のアルバイトをやってみる(違う環境の世界をみてみたい)
・日本を一周したい
・沖縄焼物巡りをしたい
・ゴミ拾いを習慣化していきたい(今は1日2時間継続している)
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オーロラとかを「みたいなぁ」から「みる!」と強く思うと夢から予定になるので、実現へグッと近づくとアドバイスをくれました。
私のやりたいことと同じ!やこういったやりたいこともあるんだ!というような声も聞こえて楽しい時間となりました。

参加者からは、「友達に11/3一緒に書こうと誘いたくなりました」「夢と元気をいただきました!」「リックさんの実体験からやりたいことリストの有効性を強く感じました」「やりたいことを実践しようとの意欲が出てきた」との感想をいただきました。

「ワクワクした人生を歩みたい。ペンと紙一つで未来が変わる。」と1人の参加者から感想をいただき、この一言に講座の思いが詰まっていると思います。
これから夢(やりたいこと)を共有した皆様がどんどんと叶えてゆき、その輪を広げていけたらと思います。

ご参加ありがとうございました。