11月27日に3年ぶりにトヨタ自動車株式会社の出前講座、科学のびっくり箱!なぜなにレクチャーを開催し、22名の参加がありました。
今回の「空力ボディー」では、紙のクルマで模型を作り、ミニ空洞実験装置で空気抵抗を測る実験をしながら、どんな形だと空気抵抗の低い車になるのか学びました。
はじめにミニ空洞実験装置においた車にドライアイスで白くした空気を吹きかけて、風の流れを確認します。
工作キットを使った模型車の作り方を教えてもらったら、さっそく実験装置に入れるための車を作ります。
トヨタの技術者の方がわからないことを教えてくれるので安心です。
出来た人から、最初のブースへ
ここではテープがしっかり貼れているか、タイヤは抵抗なく回っているか確認。
大丈夫だったらクリップをつけてもらいます。
大丈夫だったらクリップをつけてもらいます。
いよいよ、ミニ空洞実験装置へ
このスイッチを押すと空気抵抗が測れます。
最後のブースでは、空気抵抗を少なくできるポイントを教えてもらいます
空気抵抗の低い車にするにはどうすれば良いのか、2つ目の模型車づくりにチャレンジです!
皆さん2つ目はとても丁寧に完成させていました。
数値がかかれたボードから目が離せない様子の参加者もいました
講師の方のお手本の車の数値はだいたい70前後です。今回、80以下まで数値を減らすことができていた参加者が多く、技術者の皆さんも驚いていました。
空気抵抗が少ない車をつくった上位3名には記念品が贈られました!
一位の参加者の数値はなんと73,1でした。参加者のアンケートには楽しかったけど、くやしかったという意見が多数ありました。
保護者からは、二度実験できることで、自分で考えながら良くしようと頑張っている様子が見られてよかった、といった意見が多くみられました。トヨタ自動車に入りたいという子もいました。将来の技術者がこの講座から生まれたら嬉しいです!
トヨタ自動車株式会社技術者の皆さんどうもありがとうございました!