2022年11月8日火曜日

職員向けの学習支援研修!

 若狭公民館と児童館で開催している子どもの居場所は遊んだり、勉強したり、さまざまな活動が出来る居場所です。
児童館とは本来、子どもたちが自由に過ごす場所ですが、かめ家〜を運営するにあたり、子どもたちへの学習支援にも目を向けたいと思い、この度職員向けの研修を企画しました。

講師には本子どもの居場所事業にアドバイザーとして初めから関わっていただいていている学習アドバイザーの佐渡山要さんにお願いしました。

佐渡山さんと若狭公民館の付き合いは長く、20年ほど前に学習塾をやっていたこともあるそうです。その後も講座「子育て勉強会」で子育てと学習の仕方などについて教えていただきました。


今回の研修のポイントは子どものたちの特性に応じた学習支援です。

研修は以下のようなテーマで3回にわたり開催しました。

第1回目(10月3日 10:00-11:30)
・発達課題における自己有能感について
・脳の話(大脳の機能、高次脳機能)
・短期記憶とワーキングメモリー

第2回目(10月17日 10:00-11:30)
・スキャモンの発達曲線、成長ごとにできるグループ
・発達に偏りのある子どもへの対応
・気持ちの受け止め方の練習

第3回目(10月24日 11:00-12:30)
・多重機能について
・子どもの知能を育てる認知機能について
・学びのタイプと学びの好み

何度言ってもわからない、授業中寝ている、言い訳ばかりする・・・
よく聞く子どもの気になることは、実は伝え方が合わなかったり、ストレスのせいだったり、ただ認めてもらいたいからだったりするのかもしれません。

また、年齢によって大切にした方がいいポイント(学び、食事、運動など)が違ったり、記憶の定着しやすい好みのタイプがあることなど、目から鱗の情報が満載でした。

多くのことを学んだので、ブログでは伝えきれません!
直接佐渡山さんから聞いてほしいと思いました。

日々、多くの子どもたちと接する職員が学んでとても役立つ研修でした。子育て中の方にも本当に知ってほしい情報ばかり♪

そこで、来年保護者向けに講座を開催したいと思い、企画しています。
小学校入学や中学入学の節目の時期に、どんな心構えにいたらよいのか?
子どもに必要な情報や、性格によって違う学習の仕方について、年代別にお伝えしたいと思います♪楽しみにしていてくださいね。(sato)