2023年4月22日(土)~ 23日(日)に那覇市立曙小学校で「なは防災キャンプ'23春」が開催されました。
「もしもカード」とは自分のことや家族との決まりごとなどを書くことにより、普段からイザ!という時の対応を考えてもらうことをねらいとして毎回受付時に記入してもらっています。 |
受付も終わり、防災キャンプスタートです。
若狭公民館館長 宮城より主催者挨拶。 |
曙小学校区まちづくり協議会 吉田会長より挨拶 |
次に防災キャンプに関して、(一社)災害プラットフォームおきなわの宮平さんより説明がありました。
防災キャンプとは「防災訓練」と「キャンプ」をかけあわせて、宿泊しながら擬似避難体験をしようという企画です。
防災キャンプには3つのルールを設けています。
①自己完結
②シーズン毎にやる
③できれば宿泊する
日帰りの訓練だと、終わったら帰宅してお風呂に入り、ご飯を食べますよね。では宿泊となるとどうでしょう?
防災キャンプでは、公園など避難所になるような場所で過ごすためにはいったい何が必要なのか、自分で考え、そして季節に合わせてどのように過ごすかをそれぞれ考えてほしいという狙いがあります。
そして宿泊体験を通して様々なことに気づき、今後に生かしていくことを1つの目的としています。
オリエンテーションが終了し、防災さんぽのスタートです。
防災さんぽのガイドはいつもお世話になっています防災士・災害ソーシャルワーカーの稲垣さんです。
稲垣さんは曙小学校の防災教育と防災訓練のアドバイザーとしても日々曙小学校の防災の取り組みに関わっていただいています。
防災士・災害ソーシャルワーカー 稲垣 暁 氏 |
今回の防災さんぽは曙小学校区まちづくり協議会が作成した防災マップを元に行いました。
稲垣さんから、防災さんぽを始める前に以下の地域情報が提供されました。
・曙小学校の標高は3.5m、2階にある体育館は約7~8m。比較的標高が低い場所にある。
・曙小学校までは海からは250m、近くの川からは150mと海や川から近い位置にある。
・工業地域ということで、大型トラックなども行き交い、渋滞がある。
・曙1〜3丁目、港町1〜3丁目で住んでいる方は約5千人、昼間働いている方を合わせると約1万1千人と昼間に災害があった場合と夜にあった場合と想定人口に違いがある。
事前地域情報を聞いた後に、一同は外に。
曙まち協の方々が誘導、交通整理をしてくれました。 |
防災さんぽが終わり、体育館へ戻ってきた参加者にパインやトマトなどの差し入れがありました。
実際に自分のダンボールテントに宿泊した子も多かったです。 |
主催:NPO法人地域サポートわかさ / 那覇市若狭公民館
共催:一般社団法人災害プラットフォームおきなわ / 曙小学校区まちづくり協議会 / 那覇市立曙小学校 / 那覇市社会福祉協議会
協力:一般社団法人HDC人も犬も猫も幸せなまち創り隊Okinawa