2017年8月25日金曜日

「HappyNepali めんそーれ沖縄」

去る8月17日(木)

沖縄ネパール友好協会(ONFA)と共催で、ネパール人留学生と地域住民との交流企画「HappyNepali めんそーれ沖縄」を開催しました。

 会場準備の様子
 「めんそーれ」のネパール語。



若狭公民館地域に住むネパール人留学生は増えてきていますが、なかなか地域住民との交流の機会がないという現状があります。
せっかく地域に住んでるなら、お互いのことをもっと知ろうということで開催しました。が、、、


開会時刻になってもなかなか留学生が集まりません(T_T)。
留学生向けのオリエンテーションという趣旨からONFAと地域住民との交流企画にテーマを変更してプログラムをスタート。

オープニングセレモニーでは、若狭しまうたの会の皆さんによる三線演奏とネパールの歌でスタート。

若狭しまうたの会の歌と三線で幕開け。
ネパール語の歌。ポップな感じでした。


 ONFAによる「What is ONFA」
「沖縄ネパール友好協会」がどんな活動をしているのか英語と日本語で説明してくれました。
左がサンジブさん右がオジャさん。ネパール伝統帽子の説明



開始時間が遅れ、内容にも変更が出ましたが、交流プログラムも順調に進みました。
下の写真は台湾民俗舞踊サークルの皆さんによるダンス。公民館は多文化に開かれた公共施設であることを伝えたくて台湾民俗舞踊サークルさんに出演して頂きました。
足首に着けた鈴の音と赤い衣装が綺麗です。沖縄の伝統舞踊と勘違いされたかも(笑)


参加者全員へ「やりたい事」や「質問」などを吹き出しに書いて、みんなで共有。


 ネパール語、日本語、英語で書かれた吹き出し。多文化ですね(笑)
 読めないので翻訳してもらい、みんなから出た意見をシェアしました。



那覇警察署からのお知らせで自転車による危険運転の注意喚起と、那覇市役所からはゴミ分別方法について、若狭図書館からは利用案内のお話しをしてもらいました。

危険運転ダメダメ

ゴミ分別は実際のゴミ分別ブースを作って、日本語が分からなくても目で見て分かるように設置しました。下の写真中央のテーブルがゴミ分別ブース。



その後、意見交換では「なぜ緑を青と呼ぶのか」「おつかれさまの使い方について」「男性の虫嫌い」など素朴な疑問から文化の違いなどについて沢山出ました。普段何気なく使っている「おつかれさま」。外国の人は「おつかれ」「おつかれ」と言われるたびに、疑問に感じてたのかも知れません(笑)




意見交換は盛り上がり、ネパール人からの質問にネパール人が答えるなど熱がこもったシーンも





最後はネパールダンスからの館長あいさつ。カチャーシーをみんなで踊ってクロージングセレモニー。









p.s 僕が知ってる「おつかれさま」:「おつかれさま」は「おつかれ様」という神様のことだそうです☆
 普段、挨拶感覚で使ってる「おつかれさま」は、さしずめ「神様今日もありがとう」って感じかも知れません。
「ごちそうさま」「おつかれさま」良い言葉ですね。




それでは皆さん「おつかれさま」でした。



ヨギ



2017年8月24日木曜日

うみそら上映会がタイムスに掲載されました!

先日7月28日に開催された「うみそら上映会Vol.2」の模様が沖縄タイムスに掲載されました!


2回目の上映会では16ミリフィルムでの上映もあり、カタカタカタと音を立てながら上映する姿に子どもたちは興味津々でした!

「うみそら上映会」は明日8月25日に第3回目を開催します!

今回は「アニメーション特集と沖縄の懐かし映像」を上映します!
アニメーション特集では3名の沖縄のクリエイターが制作したクレイアニメ、手描きのコマドリアニメなど6作品を上映!
さらに沖縄懐かし映像では1970年代の「辻・ジュリ馬」を上映します!
世代を超えて楽しめると思うので、ぜひ遊びに来てください*

【上映作品】
『灯り屋』作者:新垣玲実
『Little Girl with Kettle』作者:真喜屋力
『FATHER and SON』作者:又吉浩
『THE BUGGS』作者:又吉浩


『Wonder Frog』作者:又吉浩
『Niraikanai Files』作者:又吉浩・仲宗根浩




沖縄懐かし映像『1970年代 辻・ジュリ馬』










『うみそら上映会Vol3』
日 時:8月25日(金)19:30~20:30
場 所:若狭海浜公園(雨天時 若狭公民館第1研修室)
問合せ:若狭公民館 Tel.098-917-3446 Mail:info@cs-wakasa.com

 


Wakasa料理クラブ №3

8月19日(土)
第3回目のWakasa料理クラブ
和食のレパートリーを増やしたい!との声もあり、今回のメニューは「ちらし寿司」と「お吸い物」公民館職員の東さん(講師)のお母様の秘伝の味を教えていただきました。


 ちらし寿司の具材、味が均等に染みわたるように、大きさをそろえてカットします。
すし飯に具材を混ぜるときは、混ぜすぎると粘りがでるので、さくっと混ぜる、など…
手のかけ具合で仕上がりが違ってきます。ちょっとしたコツを知っているといいですね。

美味しい料理を目前に食べ物の話から世間話へ、楽しい会となりました。

レシピはこちら↓
★★うちのちらし寿司(ばらちらし)★★★★★★★★★★★★★★
《材料(5合分)》
   米・・・5合        
   すし酢・・・適宜
  ご飯の具               調味料
   干し椎茸・・・5枚          しょう油・・・お玉2杯弱
   ちくわ・・・3本           みりん・・・・お玉1
   油揚げ・・・3枚          砂 糖・・・お玉1/2
   ごぼう・・・1本           ほんだし・・・大さじ1.5
   人 参・・・1                      サラダ油・・・適宜

  なるべくのせたい具
    卵焼き・えび・絹さや・のり・白ゴマ
  あればのせたい具
    きゅうり・れんこん・いくら・煮アナゴ
  作り方
   1、【のせる具の準備】茹でえび・きゅうりは、サイコロに切って塩少々を振っておく。卵焼きもサイコロ切る。絹さやはさっと茹で飾り切りにする。
   2、【ご飯に混ぜる具の準備】戻した干ししいたけは薄切り、人参は千切りに、ゴボウはささがきにし水にさらす。ちくわは、縦半分に切って小口切りにし、油揚げは、縦半分に切って5㎜程度幅に切る。
   3、鍋にサラダ油を入れ、ごぼう→人参→干ししいたけの順に炒め、すべての調味料とちくわ・油揚げを加え汁気が無くなるまで煮る。
   4、【すし飯】ご飯をすし桶に移し、すし酢を加えてすし飯を作る。そこへ、3の具をさっくりと混ぜる。
        5、4を重箱や皿に盛り、角切りにしたノリ・白ゴマをふり、他の具材を色どり良く飾る。

★★基本のお吸い物★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
《材料(4人分)》
  だし汁・・・800ml    豆 腐・・・1/2パック   椎 茸・・・2
  かまぼこ・・・4~8枚   菜の花・・・1柚子(吸い口)・・・適量
  薄口醬油・・・小さじ2   塩・・・小さじ2/3

 作り方
  1、分量の水を張った鍋に10㎝長さに切った昆布を入れて一晩漬ける。
  2、1を火にかけ、沸騰直前(昆布の周りに小さな泡が付いたら)に昆布を取り出し、鰹節を入れ沸騰したらすぐに火を消し、しばらくそのまま置き、その後こす。
  3、具材の準備をする。豆腐は、11.5㎝厚さの3~3.5㎝四方に、椎茸は、軸を落とし4等分に、かまぼこは、5㎜厚さに切ります。菜の花は、5~6㎝長さに切って塩ゆでする。
  4、だし汁を鍋に入れて、火にかけ温まったら薄口醬油・塩であじつけをします。
     そこへ、豆腐と椎茸を入れ、2~3分程しっかり芯まで温めたらかまぼこを入れ、最後の味見をし、味を調える。 
  5、まずは、お椀に具材だけを盛りつけ、熱々の出し汁を注ぎ吸い口の柚子を添える。

★参加者の声★
味も見栄えもとっても良かったです。お盆に応用します。夏らしくよかったです。
下ごしらえからきちんと出来てよかったです。とてもおいしかったです。参考になるお
話をありがとうございます。

★次回 第4回目 9月30日(土)14時~(^^)★


2017年8月22日火曜日

Wakasa料理クラブ №2

7月15日(土)
2回目のWakasa料理クラブ 
暑い夏、食欲も減退し夏バテ気味に…こんな時に、さっぱりいただける栄養満点のメニューです。

レシピはこちら↓
★★簡単手作りたれで! ☆ ひんやりサラダうどん☆★★★★★★★★
〈材 料〉4人分
豚肉(しゃぶしゃぶ用)・・・200g  レタス・・・4枚  紫玉ねぎ・・・1/2
ミニトマト・・・8個  大葉・・・4枚  きゅうり・・・1本   茗荷・・・2
うどん(冷凍)・・・4
≪たれの分量≫  
マヨネーズ・・・大さじ2   柚子こしょう・・・少々 
すり胡麻・・・大さじ4    ぽん酢・・・大さじ4 
めんつゆ・・・大さじ4    ごま油・・・小さじ2
〈作り方〉
1、     たれの分量を全て混ぜ合わせ、たれを作っておく。
2、     野菜を切る。玉ねぎは、薄くスライスし、大葉は軸を落とし縦半分にしてからせん
   切りにする。レタスは食べやすくちぎる。きゅうりと茗荷はせん切りにし、ミニト            マトは、半分に切っておく。  
3、     鍋に湯を沸かし豚肉を広げながら茹で、火が通ったらペーパータオルの上にのせて          水けを切る。
4、     別鍋に湯を沸かし塩ひとつまみ加え冷凍うどんを表示通りゆでて、冷水にとり、冷          やしてから水けを切り野菜と共に皿に盛る。よく冷やして大葉を添えて供する。

★★お野菜たっぷり ~夏野菜の揚げびたし~ ★★★★★★★★★★★
〈材 料〉4人分 
なす・・・4本   パプリカ赤・・・2個   オクラ・・・1袋  
かぼちゃ・・・1/4個    ズッキーニ・・・1本   めんつゆ・・・400ml
レモン汁(または、酢)・・・小さじ1    薬味(大葉・茗荷)・・・適量 
〈作り方〉
1、      野菜は、食べやすい大きさに切り水分を拭き取り、180℃の油で素揚げにする。 2、      めんつゆとレモン汁をバットに入れ、①が熱いうちに漬け込む。
3、      小鉢に取り分け、大根おろし・薬味をのせて供する。(大根おろし・生姜のすりおろしを添えたり、鶏唐揚げと一緒に盛るとコクが出て、より美味しい)




★参加者の声★
おいしかった。普段 みょうがとか柚子こしょうを使用しないのですが、家でも使ってみようと思いました。
野菜たっぷりで、子どもたちにも作ってあげたいです。家でも手早く作れそうです。おいしくいただきました。
満足です。さっぱりと夏に食べたい味でよかったです。

★次回 第3回「Wakasa料理クラブ」は、8月19日(土)14時~です。









2017年8月21日月曜日

少年教室 in 森の家みんみん「わくわく森の探検隊!」

8月4日(金)~5日(土)末吉公園「森の家みんみん」での宿泊学習!那覇市内の小学4年生~6年生の児童が集い、自然をめいいっぱい体感してきました。

末吉公園は沖縄県の鳥獣保護区であり貴重な生物が生存しています。
多様な生物と触れ合い自然の素晴らしさを再発見しよう!

★1日目★
「森の家みんみん」へ出発!
若狭公民館⇒モノレール美栄橋駅⇒儀保駅⇒森の家みんみん

那覇市子ども会育成連絡協議会のジュニアリーダーの皆さんが先頭を歩きます。
今回の少年教室では、ジュニアリーダーの中高生が各グループに入り、小学生メンバーをサポートしました。




「 森の家 みんみん」に到着
 参加児童の中には、末吉公園の近隣に住んでいて馴染みのある場所、という子もいましたが、、モノレールに乗って訪れた森は普段と違い新鮮に感じたことでしょう。





★オリエンテーション ★  スケジュールの確認と自己紹介

 ジュニアリーダーの皆さんです。ゲームでアイスブレイク、お互いが距離がぐっと縮まりました。

 森の家みんみんのスタッフからは、自然環境教育施設である「森の家みんみん」が設立されたいきさつや役割、この森の中で織りなされている自然の営みや、森で過ごすためのルールなどのお話をしていただきました。
 
★森の指令ゲーム★
森の中でひそんでいる物(赤い葉っぱ、すけすけの葉っぱ、岩に生えている木、枝みたいな昆虫など…)の写真を見て、それを決まったルートの中、制限時間内で見つけだすゲームです。


指令された物「すけすけの葉はどうしてスケスケになってしまったのか?緑色のかたつむりの色の理由などなど…」子どもたちは、理学博士の藤井先生の面白い話に釘付けでした。




いざ、森の中へ!
聞こえてくるのは虫の声、鳥のさえずりなど様々な生き物の音、さわやかな風とマイナスイオンたっぷりの空気、まるで山原に来てるような感じです。



指令された物の生態から、隠れていそうな場所を必死になって探していました。



見つけたら、みんなで指さし声を揃えて「みっけ」、それを審判(ジュニアリーダー)がカードと同じものか確認してOKをもらう、というのがルールです。


この中にも虫が隠れています。コブナナフシです。


★お昼★
おにぎり弁当をいただきました。



★森の酵母でパン作り★
エプロンをつけてスタンバイ









末吉公園内で採取した月桃の実と桜の葉で起こした酵母です。
瓶の中ではシュワシュワと酵母が活動しています。
酵母はそもそも土の中に棲んでいて土埃と一緒に空気中を漂って植物などに貼りついて環境が合えば繁殖するようです。


肉眼では見えない酵母の存在…酵母の役割や発酵食品の話を聞きながら、パン作りに取り掛かりました。



食材をきちんと計量します。








材料を入れたらよく捏ねます。

生地を均等に分けて…
粘土を捏ねているみたいで楽しそうです。子どもたちは感触が好きなよう…


ジュニアリーダーもパン作りを楽しみました。






生地が乾燥しないように、水に浸したキッチンペーパーを敷いてラップで包みます。
これで酵母が元気に活動するのを祈るばかりです。

実際に顕微鏡で酵母を見てみました。
レンズ越しに見る酵母は、丸い形で微かに動いているのが分かります。

酵母液の匂いを嗅いでみます。桜の酵母は桜餅の香り、月桃の実の酵母はムーチーの香り。素材によってパンの風味も違ってきます。

顕微鏡で酵母の姿を見た子供たちは、瓶の中を不思議そうにのぞき込んでいました。

休憩、おやつタイムのひとこま




ジュニアリーダーの皆さんと一緒にゲーム!
色々な持ちネタがあり、場を楽しませてくれます。







★夕食のカレーライス作り★
グループ毎に作業を分担してスムーズに調理することができました。











普段から家のお手伝いをしているようで手際がよく立派です。


「いただきます」の前に、指の体操「もしもしカメよカメさんよ」の歌にあわせて、両手、左右の親指と小指を互い違いに動かします。認知症予防、脳トレにもなるようです。


★夜の森の観察会★
観察会へ出発する前に、これから出会えるであろう生き物のお話を聞きました。

森の地図です。
真っ暗な森の中へ入るので、ルートと注意すべきこと、を共有します。
灯りに反応して生き物が逃げてしまわないように、懐中電灯は持たずに月明かりを頼りに、さあ、出発です!
暗闇の中、徐々に視界も慣れていき、又、蛍が光を放って周辺を飛んでいるのでとても神秘的でした。
夜行性のカエルや、フクロウ、鳥、虫など珍しい生き物との出会いで子どもたちもテンションがあがりっぱなしでした。
★2日目★
朝のラジオ体操、自然の空気をいっぱい吸って、、早起きは気持ちがいいですね。
ジュニアリーダーの皆さんと手拍子でゲーム
★森の酵母でパン作り★
昨日、捏ねたパン生地を成形しパンを焼きます。
パン生地の中で酵母はうまく活動してくれたようで、こんなに膨らみました。
二次発酵の前に、生地をこねます。
パン生地は酸味の混じった匂いがします。


パン生地がなぜこんなに膨らんだのか、昨日の酵母のおさらいをして、二次発酵に移ります。




パン生地が発酵するまでの待ち時間は、別プログラム
★ネイチャーゲーム★
虫のカードを背中に貼りつけて、そのカードにある虫の特徴を他の人に言ってもらい、名前を当てるゲームです。











 みんみんのスタッフが森の中で拾ったものを見つけるゲーム、実際にどのような場所で落ちているのか、考えて見つけます。


 次に、目を閉じて耳を澄ませてみます。。。
葉のこすれる音、鳥のなき声、冷蔵庫の音、聴くことに集中してみると沢山の音が聞えてきます。こうして聴覚を刺激し、五感のバランスをとることも大切な気がします。


焼きあがったパンです。
付け合わせに、ゆで卵、ポテトサラダ、自家製の鳥ハム(これは、公民館スタッフが事前に仕込んだもの)をお昼にいただきました。
酵母も優秀だったようで、パンもふっくら焼きあがりました。


自分で作ったパンは、おいしいですね(^^)
嬉しそうです。
パンを前に、口にするのが勿体ないようです。自分で作ったものは愛着がわきますね。






隙間時間を見つけては、仲良くなった友とじゃれ合っていて、楽しそうな感じでした。



★清掃★
施設を利用した後は「来た時よりもきれいに…」をモットーにグループに分かれて清掃しました。




★解散式★
若狭公民館館長より、修了証の授与です。
参加児童を代表して各グループから一人、感想を発表しました。
★みんなで記念撮影★
別れが惜しいようで、「もっとお泊りしたい」との声が…
★参加者の感想★
森の探検は楽しい。せっかく仲良くなってすぐにお別れになってしまった。また、泊まりたい。虫をたくさん見れてよかった。パンは一日で大きく膨らむこと、酵母のことを知れた。自然とふれあうことも大切だということ。森の凄さや大切さ。。。。

この自然体験をとおして、これからの時代を担う子供たちが、生きていくための土台となる自然環境を大切にし、自然のサイクルから学んだ互いを理解し共存するということが平和の道しるべになることでしょう。