2025年6月9日月曜日

🎶曙小学校音楽発表会🎶

 6月8日(土)、曙小学校音楽発表会が開催されました。

5月の一週目ごろから学年ごとに練習をスタートし、先生方はそれ以前から曲の選定や練習日程の調整など、綿密な準備を進めてきたそうです。







🎵1年生からスタート!元気いっぱいの歌とダンス



4月に入学してまだ間もない1年生とは思えない堂々とした姿に、保護者の皆さんからも思わず拍手がこぼれます。小さな身体いっぱいに気持ちを込めて歌い、リズムに合わせて踊る姿に、会場全体があたたかい空気に包まれました。


🎵学年が進むごとに高まる表現力



2年生、3年生へと発表が進むにつれて、使う楽器の種類や表現の幅も広がっていきました。難しいリズムやハーモニーにも挑戦し、練習の成果をのびのびと発揮していました。どの演目にも、それぞれの学年らしい個性と創意工夫が光っていました。

6年生は平和についてのメッセージと音楽を選択し、平和学習の成果を音楽で表現していました。


🎵暑さの中でも心をこめて



体育館の中は蒸し暑さもありましたが、保護者の皆さまの手拍子や拍手が、子どもたちの背中を力強く押してくれました。熱中症に注意しながらも、緊張しつつも一生懸命な子どもたちの姿に、会場は拍手に包まれていました。

暑い中、スーツ姿で指揮をとった先生方も本当にお疲れ様でした。また、当日は前年度の先生や前校長先生、地域の方々も応援にかけつけてくださり、会場は世代や立場を超えて「子どもたちを応援する」気持ちでつながっていました。


※写真は掲載許可をいただいた遠目やぼかしのものを使用しています。


多文化シンポジウムに登壇!

皆さま、こんにちは。

来る 6月29日(日曜日)に、「国際交流基金 地球市民賞」オンラインイベント が開催されます。
地域で国際文化交流活動に取り組む団体や個人の実践事例を紹介し、多文化共生社会の実現に向けた取り組みを学ぶ絶好の機会となるトークイベントなのですが、オンラインで開催されえるので、場所の制限なくご参加できます♪

若狭公民館を指定管理しているNPO法人地域サポートわかさは2022年に地球市民賞に選んでいただきました!
地球市民賞関連のブログはこちらから


今回は、佐藤が参加し、若狭公民館で行っている多文化共生活動についてお話ししてきます。
オンラインで無料で参加できるので、ぜひご参加ください♪

イベント概要(国際交流基金ホームページ)

日時: 2025年6月29日(日曜日)14:00~16:00(13:45からZoomウェビナーに入室可能)
形式: 完全オンライン(参加費無料)
主催: 独立行政法人 国際交流基金(JF)

プログラム

  • 14:00~14:10 主催者挨拶・地球市民賞概要説明

  • 14:10~14:15 趣旨説明

  • 14:15~15:00 セッション1

    • 冨田 茂氏(高田馬場さくらクリニック)

    • 松野 勝民氏(多言語社会リソースかながわ)

    • 本村 実枝子氏(佐賀県国際交流協会)

  • 15:00~15:35 セッション2

    • 野邊 壮平氏(MIYAZAKI C-DANCE CENTER)

    • 佐藤 純子(地域サポートわかさ)

  • 15:35~15:45 質疑応答

  • 15:45~16:00 総括・主催者挨拶・公募案内

セッション1では、具体的に命を守る活動されている方の実践的なお話が、セッション2では、地域住民と協力しながら、楽しみながら行える外国人住民の活動支援誰もが参加できる地域づくりの実践事例などについてのお話が聞けるのではないかと思います。



参加方法

参加は完全無料で、Zoomを使ったオンライン開催です。以下のリンクより、事前に登録をお願いします。登録後、Zoomの参加リンクが送られてきます。

詳細・お申し込みはこちら
(Zoom参加リンク・詳細案内は、開催日までにお送りします)

多文化共生社会を実現するために、地域の力を合わせて何ができるのかを共に考える貴重な機会となりそうです!
皆さまのご参加をお待ちしています。(sato)

2025年6月6日金曜日

多文化カフェ:平和の礎・お名前を読み上げに参加

 昨日は、多文化カフェにて「平和の礎 名前を読み上げる集い」に参加しました。
多文化カフェは、さまざまな外国人が集う居場所です。
読み上げには13名が参加しました。


台湾や、ネパールの方々と一緒に平和の礎に刻まれたお名前を読み上げました。
会場にはスペインやメキシコの方もいて、さまざまな国の方たちとこの時間を共有できたことは、世界がまるっと繋がって平和を感じることができました。

お名前と年齢を読み上げることは、亡くなった方の背景が見えてくるような時間でした。体験する前で頭で考えていたことと、実際に読み上げを行うことは、全く違いました。体験してみないとわからないことがあります。ぜひ、体験してほしいです。(sato)

読み上げを行う会場に直接連絡してみてくださいね。
読み上げ会場はこちら

2025年6月3日火曜日

平和への歌声を紡ぐ子どもたち つしま丸児童合唱団の活動

今回は、対馬丸記念館を拠点に活動する「つしま丸児童合唱団」についてご紹介します。対馬丸事件の悲劇を語り継ぎ、平和への願いを歌声に乗せて発信する子どもたちの活動は、私たちの地域にとって非常に大切なものです。

「つしま丸児童合唱団」は2012年6月に結成されました。現在那覇市内および市外の小学1年生から6年生までの子どもたちが団員として参加し、毎週土曜日の午前9時15分から11時30分まで対馬丸記念館に集まって活動しています。

この合唱団は「子どもたちの豊かな心・広い心を育みながら、世界に平和の響きを発信していこう」という目的で活動しています。
活動は10年を超えて対馬丸記念館は、子どもたちにとって歌を歌うだけでなく、安心して過ごせる「居場所」となっています。

毎週土曜日の活動は、前半が英語のわらべ歌遊び。春山先生の指導のもと、体を使い遊びながら英語の音に触れ、コミュニケーション力を養います。
後半は合唱活動です。合唱活動では、平和に関する曲を中心に練習しています。中には「この歌を歌いたい」と自ら主張するほど、歌への思いを強く持つ子もでてきました。彼らは、歌詞の意味や歌の作者、作った人の平和を願う気持ちが伝わるように歌うことを大切にしています。一人じゃないよ、みんなで頑張っていこうという願いや祈りも歌に込めています。

平和に関する歌以外にも、季節の歌や沖縄のわらべうた、そして流行りの歌も取り入れ、楽しく活動しています。合唱指導は、元天妃小学校教員の高里千穂子先生と、新垣先生、ピアノの長嶺先生が担当しています。


【年間を通じた主な活動】

6月23日(慰霊の日)

沖縄県が主催する沖縄全戦没者追悼式で歌唱します。約5000人規模の人々の前で、12時頃から献花の間の17分から18分ほど歌います。合唱団がこの追悼式で歌うのは5、6年目になります。

8月22日(対馬丸撃沈日)

那覇市若狭にある対馬丸の慰霊碑「小桜の塔」前で行われる慰霊祭で歌唱します。小桜の塔の前には大きなテントが張られ、遺族など多くの参列者が集まる中で、「海の子守唄」など約7曲を歌います。かつては500人ほどが集まりましたが、最近は減少傾向で400人ほどになっています。

10月初旬(那覇市戦没者追悼式)

毎年10月の初旬には、那覇市戦没者追悼式が若狭のなぐやけの碑前で行われ、合唱団も毎年参加しています。


こどもの日のこいのぼり掲揚式


毎年こどもの日を前に、対馬丸記念館主催で、那覇市若狭の慰霊塔(小桜の塔)前でこいのぼり掲揚式に参加しています。子どもたちが平和への願いを込めてこいのぼりを掲げ、童謡「こいのぼり」や「小桜の塔の歌」などを歌います。慰霊塔の前だけでなく、対馬丸記念館に隣接する、船のタラップに見立てて作られた外階段にもこいのぼりを掲揚しています。

これは、対馬丸で犠牲となった多くの子どもたち、特に自分たちと同じ年の子どもたちの夢や希望を忘れないように、そして今を生きる自分たちがその分頑張って生きて、平和を伝えていくという強い思いが込められています。

対馬丸記念館や関連行事で、子どもたちの活動に触れてみてください。


平和学習への取り組み

特定の時期だけでなく、年中平和学習を実施している対馬丸記念館で活動する合唱団の活動は、歌を通して平和の尊さを学ぶ重要な機会となっているようです。

なんみん祭のあとには、学芸員の方の案内で近隣の慰霊碑を見学し、10・10空襲など歴史についても学んでいます。大学関係者などを講師に招いて平和学習を行うこともあります。体験を通じて学ぶことを重視し、多角的な平和学習を通じて、子どもたちは自然と平和を意識できるようになっているそうです。

合唱団の意義と子どもたちの成長

つしま丸児童合唱団の活動は、対馬丸事件の記憶を風化させずに語り継ぎ、犠牲になった子どもたちの無念や、叶えられなかった夢や希望を、今を生きる子どもたちが受け継いでいくための大切な取り組みです。子どもたちは、歌を通じて平和のメッセージを伝えるだけでなく、自らが平和について考え、発信する力を身につけていきます。

記念館は子どもたちにとって、ただ歌を練習する場所ではなく、自己を表現し、安心して過ごせる大切な「居場所」となっています。学年や学校が違っても、子どもたちは楽しく仲良く活動しています。

年間を通して多くの行事や学習があり忙しい日々ですが、ハロウィンやクリスマスパーティーといったお楽しみの行事もあるそうです♪

地域との連携強化

2025年からは、地域との連携をより深めるため、「対馬丸合唱団育成会」がスタートし、毎月第一土曜日には地域の皆さんと一緒に歌う活動もはじまりました!

団員募集について

つしま丸児童合唱団では、随時新しい団員を募集しています。
那覇市内外の小学1年生から6年生までのお子さんが対象です。
興味をお持ちの方は、ぜひ一度体験に参加してみてはいかがでしょうか。詳細については、対馬丸記念館に直接お問い合わせください。

対馬丸記念館について

太平洋戦争中に沖縄の民間人や子どもたちが多数犠牲となった「対馬丸事件」の記憶を伝えるために開館された施設。

那覇空港からほど近い「波の上ビーチ」の側に静かにたたずむ2階建ての建物は、対馬丸への乗船をイメージした構造になっています。

館内では「子どもと戦争」に焦点をあてた展示を行っており、事件の全容、犠牲者の氏名、生存者や遺族の証言、当時の学校教室や船倉ベッドの復元、犠牲者の遺影・遺品などを見ることができます。

記念館の建つ那覇市旭ヶ丘公園には、対馬丸犠牲者の慰霊碑「小桜の塔」や、対馬丸以外に沖縄県出身者が乗船して撃沈された船舶の慰霊碑「海鳴りの像」も設置されています。

6月14日に開催するネパール献血者協会の献血啓発活動の際に、合唱団の皆さんが歌いにきてくれることになりました!
ぜひ、応援にきてください。

献血啓発活動 
日時:6月14日(土)10時〜11時
場所:パレットくもじ前



次号広報わかさmusubuで特集記事を現在作成中です。
お楽しみに!(sato)


2025年6月2日月曜日

今年最初のうみそら上映会2025 vol.1 開催しました!!

懐かしい地域映像や短編映画、思わずグッとくる作品たちを、開放感たっぷりの野外で上映する「うみそら上映会」。今年で9年目を迎えました!

これまでの取り組みのアーカイブは▶こちら

今年最初のVol.1は、5月30日(金)に開催。夕暮れの海辺に集まった人々とともに、映画と音楽のひとときを楽しみました。




準備の様子

今回の実行委員会メンバーは23名。その中には、高校生の姿も多く、活気あふれる準備風景が広がっていました。





高校生たちのてきぱきとした動きに、「地域のイベントを若い子たちが作ってるって、なんだか元気をもらえるね~」という声も。通りがかりの方にも、そんな光景が届いていたようです。


開場のひととき

今回の開場時間には、実行委員メンバー・MARIKAさんによる弾き語りギターライブが行われました。やさしく響く歌声と、お客さんを巻き込む温かなパフォーマンスで、会場の空気がふんわりほぐれていきました。



上映スタート


プログラム

短編映画「バーミトリイー」

16mmフィルムアニメーション「赤ずきんちゃん」

懐かしの地域映像「若狭海岸と波の上」

暗くなりはじめた海辺に、スクリーンの灯りと映像が浮かびあがると、会場はすっかり映画の世界へ。波の音と風の匂いに包まれながら、それぞれの作品が観客の心に届いていたように感じます。


終演後には…


終演後は、実行委員メンバーで恒例の集合写真をパシャリ!
一緒に場をつくり、一緒に楽しんだ1日を、笑顔で締めくくりました。



次回予告!

次回の「うみそら上映会 Vol.2」は…
📅 6月27日(金)
🕖 開場 19:00 / 開演 19:30

どうぞお楽しみに!


もっと知りたい方へ

🌊うみそら上映会に関する情報はこちらから🌊
▶︎ ブログ

▶︎ SNSでも情報発信中!





📺【報告】全国公民館連合会が“曙パーラー公民館”を取材!

 


5月31日(土)、あけぼの公園にて「パーラー公民館」を開催しました!
そして今回はなんと、**公益社団法人全国公民館連合会(全公連)**のYouTube取材がやってくるというスペシャルな日!ただ、パーラー公民館はいつもどおりのほのぼのとした1日を取材してもらいました。


会場にはテレビやネットでも人気の全国の公民館を取材しているYouTuberの わさびちゃん
と けんちゃんのお二人と全国公民館連合会の村上さんが登場し、曙の地域とふれあいました!



ふだんのパーラー公民館らしく、地域の方々が日陰でおしゃべりしたり、子どもたちが自由に遊んだり、大人も子どもも思い思いに過ごすゆったりした時間。


チョークで落書きをしたり、サインを書いたりしてます

紙芝居が始まるとそのまま出たり、戻ってきたりと自由に過ごす



この日は子ども食堂の「ほのぼのカフェ」さんから沖縄そばや卵の提供があり、子どもたちがフラッと寄っては食べて地域の高齢者とお話して、また別の場所へ行ったりとしていました。


「私もやりたい」と紙芝居読み聞かせチャレンジ

緊張しながら、最後まで読み切りました

子どもたちが紙飛行機をしてるのを見てやりだす方たちも

うまく飛ばせず苦笑いしてました


ふらっと来ては、また自由にでていく空間でした。

今後、YouTubeチャンネル「全公連チャンネル」で動画が公開予定ですので、ぜひお楽しみに!

パーラー公民館はこれからも毎月開催予定です。
地域の“居場所”として、誰もがふらっと立ち寄れる空間を目指していきます。


今月21日はパーラー公民館にて平和学習を開催します!


――自分の体験を語り、若い世代へ命の尊さを伝えたい――

2025年6月21日(土)、パーラー公民館では、戦後80年を迎える今年、特別な平和講話を開催します。

お話しくださるのは、曙地域にお住まいで、曙小学校区まちづくり協議会 名誉会長でもある上原美智子さん
当時、小学3年生だった美智子さんが体験した「沖縄戦」の日々を、**「少女の見た沖縄戦」**というタイトルで語ってくださいます。

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🗓 講話概要

  • 講話名: 戦後80周年平和記念事業 パーラー公民館 平和講話「少女の見た沖縄戦」

  • 講 師: 曙地域在住・上原美智子さん(曙小学校区まちづくり協議会 名誉会長/パーラー公民館初代館長)

  • 日 時: 令和7年(2025年)6月21日(土) 14:00〜15:30(予定)

  • 会 場: 曙公園内 パーラー公民館(※雨天時は曙小学校ピロティ)

  • 主 催: 若狭公民館・曙小学校区まちづくり協議会

  • 協 力: 曙小学校PTCA

  • お問い合わせ: 那覇市若狭公民館(TEL:098-917-3446)

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✨親子で体験!「リッカ!ヤールーキャラバン!」事前合同研修会を開催しました!

 2025年6月1日(日)、若狭公民館3階ホールにて、

**「リッカ!ヤールーキャラバン!事前合同研修会」**を開催しました!



🌟 子どもたちが夢中で防災を学べる体験型プログラムとして開催しています。

これまでのリッカ!ヤールーキャラバン!の流れはこちら!


🧸 リッカ!ヤールーキャラバン!とは?

「おもちゃの交換会」×「防災訓練」を組み合わせたユニークな体験型プログラム。
震災時に必要な「知識」や「技」を、ゲーム感覚で子どもたちが楽しく学べる内容です。

2016年に沖縄で開発され、県内各地に広がっています。


🏡 この研修会をきっかけに…

実際に2024年度には、以下の2か所でリッカ!ヤールーキャラバン!が開催されました✨
「リッカ!ヤールーキャラバン!in おろく」開催報告
宜野湾市 救急・消防フェアに参加(令和6年度)

今年もこの研修を通じて、さらに多くの地域での開催につながることを期待しています。



📸 当日の様子

 日時:2025年6月1日(日)
🕘 時間:10:00〜12:30(受付 9:30〜)
📍 会場:那覇市若狭公民館 3階ホール

前半ではリッカ!ヤールーキャラバン!の仕組み・理念・事例紹介やかえっこバザールの仕組みと展開方法を実演を交えながら行いました。


後半は実演を交えてプログラムの説明を行いました。

ジャッキアップゲームでアグー君が乗ったガレキに挟まれたヤールー君を救出します

家具転倒ワークショップではミニチュアの家具と実際の道具を見比べて行います。

応急手当ワークショップでは参加者に実際にプログラムを体験してもらいました。

スタッフの親御さんも来て和やかな感じで進んでいきました

紙で作った箱を帽子代わりに


防災カードゲーム「なまずの学校」では小さい子から大人まで参加できるカードゲーム。話を真剣に聞いてくれて答え合わせも積極的に参加してくれました。

参加者の皆さんからは、
「開催までのイメージが持てて良かった」「地域でやってみたい!」
という声をいただきました。


今回の事前合同研修会のリッカ!ヤールーキャラバン!の仕組み・理念・事例紹介やかえっこバザールの仕組みと展開方法を実演を動画にしています。(こちらから




📌 詳しくはこちらでもご紹介しています:
▶ リッカ!ヤールーキャラバン!公式ページ
👉 https://cs-wakasa.com/ryc/