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2024年3月1日金曜日

なは防災キャンプ'24冬(なは市民協働プラザ)開催します!(2024年3月19日-20日)

令和6年3月には「なは防災キャンプ'冬」が開催されます。開催場所は指定避難所の『なは市民協働プラザ』です。

災害時は必要備品、寝床、食料などは誰も教えてくれません。

避難所へ向かう際に何が必要か?何日分を想定するか?避難場所は雨風がしのげる場所なのか、火器はあるのか、水やトイレなどはあるのか、夏なら冷房、冬なら暖房といったインフラが整っているかなど考え出すとたくさんの疑問が浮かんできます。

今回の防災キャンプも避難を想定したキャンプを行うので、ご自身で考えた荷物をバック一つを目安に宿泊参加していただきます。

夜のふりかえりでご自身が何を想定して、どのような道具などを持ってきたかを共有する場を設ける予定です。

その際に参加者の皆様の防災グッツやキャンプ用品などが災害時にとても役に立つことがわかりますし、避難時の備えや考え方がわかると思います。

宿泊は事前応募が必要です。詳しくは下記応募・お問い合わせを確認ください。





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【スケジュール】

2024年3月19日(火)

18:00 避難所開設体験

19:00 炊き出し体験(沖縄そば)

20:30 持ち出し品シェア

21:00 能登半島地震被災地支援報告

22:00 就寝


2024年3月20日(水・祝)

7:00  ラジオ体操・朝食(那覇市防災危機管理課から防災食提供予定)

9:00  防災さんぽ・グループワーク(模擬被災者円卓会議)

12:00 終了


【申し込み】

受付期間:3月1日(金)〜3月12日(火)

定員:20組(宿泊)事前に何時に来れそうかをお伝えください。

参加費:夕食代200円(夕食で沖縄そばを炊き出し予定です)


持ち物:自己完結できるようにバック一つを目安に避難を考えて、食料、寝床、荷物をお持ちください。夜に持ち物を共有する時間を設ける予定です。


お電話:098-917-3446(平日9時〜17時)

メール:kouza@cs-wakasa.com

WEB申し込み:(こちらから


①氏名 ②性別 ③年代 ④連絡先 ⑤在住地域 ⑥情報源 19日の何時から防災キャンプ参加可能ですか? 

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よくある質問!

駐車場はありますか?

A:駐車場はありますが、有料ですので公共交通機関の利用をお願いします。


②ご飯やテントなどはありますか?

A:防災キャンプでは非常食や宿泊テントなどは原則ご自身で用意していただきます。今回は夕食は炊き出し体験で沖縄そばを作る予定です。朝食は那覇市防災危機管理課より防災食の提供があります。テントは那覇市が各指定避難所に配備しているパーテーションに宿泊予定です。



【関係・協力団体

主催:那覇市若狭公民館

共催:那覇市防災危機管理課 / 那覇市まちづくり協働推進課 / 那覇市銘苅小学校区まちづくり協議会 / (一社)災害プラットフォームおきなわ / 那覇市社会福祉協議会

協力:(一社)人も犬も猫も幸せなまち創り隊Okinawa / 那覇市地域包括支援センター新都心 / 新都心銘苅市営住宅にじいろ会  



2024年2月10日土曜日

なは防災キャンプ’24春@なは市民協働プラザ 事前作戦会議を開催します!


 2024年4月に「なは防災キャンプ’24冬春@なは市民協働プラザ」が開催予定で調整中です。

企画の段階から有志を集め、プログラムや対象などを決めるために事前作戦会議を名して行うことになりました。

防災✖️キャンプを掛け合わせた楽しみながらも防災の知識を習得できるプログラムを一緒に考えてみませんか?

ご参加お待ちしております。

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日時:2024年2月27日(火)13:30-15:00

場所:なは市民協働プラザ2階

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2023年12月5日火曜日

令和5年度宜野湾市 救急・消防フェア「リッカ!ヤールーキャラバン!」参加

 12月2日(日)令和5年度宜野湾市 救急・消防フェア「リッカ!ヤールーキャラバン!」のプログラムを「毛布で担架タイムトライアル」・「持ち出し品な〜に」・「家具転倒防止ワークショップ」の3つを行ってきました。

これまでの「リッカ!ヤールーキャラバン!」の道のりは(こちら)




午前11時にスタッフみんなで集合して、『動く非常持ち出し袋』のまいまい号で荷物を搬入しました。



今回は今までボランティアでリッカ!ヤールーキャラバン!を盛り上げてくれているスタッフさんと沖縄国際大学と琉球大学の学生ボランティアの合計12名で行いました。

若狭公民館の宮城館長からリッカ!ヤールーキャラバン!の概要と説明を行なっていただきました。



その後に各自のブースに担当が分かれての調整に入っていきます。

一通り練習を行った後に、本番前に全体でブースを回っていきました。


「毛布で担架タイムトライアル」

スタッフでお客さん役とプログラム実施役に分かれてお互いのプログラムを知りながら実際に体験して学んでいきます。


「家具転倒防止ワークショップ」


それぞれのプログラムを実際に伝える作業や注意を惹きつけるやり方などをお互いで体験することでフィードバックをもらい、本番へ活かしていきます。

「持ち出し品な〜に」

キャンプ沖縄事業協同組合(CAMP-O)からは防災キャンプの紹介と車中泊避難のモデルを展示しました。

若狭公民館で行なっている「なは防災キャンプ」の取り組みは(こちら)


まいまい号には多くの子どもたちが中に入って見学していました

天井が上がり空気の入れ替えと寝床にもできるそう


13時の開始時刻になると多くの子どもたちが来場してくれました。




市役所前の駐車場はハシゴ車や消防車などが自由に見学と登ることができる体験があり、子どもたちに大人気でした。


宜野湾市役所のプレハブ小屋の裏手の方では「持ち出し品な〜に」のプログラムがスタートしています。

★持ち出し品なぁに?クイズ★

持ち出し品なぁに?は、非常時の持ち出し品12品目を1分で暗記し、いくつ覚えたかを確かめるクイズです。クイズの答え合わせとともに、持ち出し品の非常時の役割についても学びます。持ち出し品は、ピンクのテントの中に入っています。1分間、なかにもぐって持ち出し品を暗記!


スタートの合図で一斉に中に入っていく子どもたち


答え合わせをしながら、持ち出し品の役割などを説明してもらっていました。


青空の下では子どもたちがそれぞれのプログラムを行なっていました。



消防局・消防団の方々も子どもたち向けのプログラムを実施していました。


こちらではヤールー君を搬送するプログラム。

★毛布で担架タイムトライアル★

身近にある毛布を担架に代用し、救助にあたる方法を学ぶプログラムです。ケガをおって動けないヤールーくんを毛布に乗せて運び出すまでを体験してもらいます。また、毛布担架で運ぶ際、ヤールーくんの旨には「命の水」が。運ぶ途中でこのお水を落とさないように気をつけながら、すばやく運びます。安全かつすばやく運ぶスピードを競い、1位になったチームにはヤールーポイントがプラスされるという仕組みです。


今回はヤールーポイントは付与されない分、プログラムを終えるとスタンプがもらえ、全てのプログラムを終えると宜野湾市からの防災グッツを提供しました。




こちらのプログラムでは大学生たちに混ざって、小学生のボランティアも活躍してくれました。


メガホンで案内誘導もバッチリこなしました!




ヤールーくんを無事に搬送しました


最後に紹介するプログラムは「家具転倒防止ワークショップ」です。

★家具転倒防止ワークショップ★

家具転倒防止グッズを紹介する他、ミニチュアの家具を使って家具転倒防止グッズの使い方やその効果を学びます。


実際ミニチュアに触って、実物と比べていました


子どもたちが真剣に考えて、どうしたら家具が落ちないかを実物とミニチュアを見比べながら実際にミニチュア家具を揺らして検証しました。



その頃、宜野湾市役所正門入り口ではメインのショーが開始されていました。



消防の方の迫真の演技 炎役です。

このまま宜野湾市役所は燃えてしまうのか。。。

屋根の上から登場したのは火災報知器マン?



戦いの末、水消火器を直接炎役の方に放水して鎮火(撃退)してくれました。

子どもたちも「ガンバレー、ガンバレー」と応援してくれていました。



天候にも恵まれ、終始子どもたちがプログラムに参加してくれました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

ご協力していただいたボランティアの皆さま、消防局・消防団の方々、お疲れ様でした。

2023年11月20日月曜日

なは防災キャンプ'23秋(那覇市立天妃小学校)(2023.11.02~03)レポート4

 2023年11月2日(木)~ 3日(金)に「なは防災キャンプ'23秋」が開催されました。

場所は『那覇市立天妃小学校』です。今回の防災キャンプは令和5年度 地震・津波 避難訓練 那覇市総合防災訓練の一貫で開催されました。

レポート1では防災さんぽと振り返りを行いました(こちらから

レポート2では那覇市防災危機管理課が準備した避難所開設セットを使用して、避難所運営を住民主体でできるかを検証していきいます。こちらから

レポート3では2日目の朝から振り返り。(こちらから

レポート4では防災✖️演劇ワークショップの様子をお届けします。


昨年度も行われた防災✖️演劇ワークショップの様子は(こちら


昨年同様、株式会社TEAM SPOT JUMBLEさんと名桜大学の松下先生の全面協力のもと、行われました。ありがとうございます。

まずはアイスブレイクで全体の一体感を深めていきます。



大人の皆さんがとても楽しそうにしているのがとても印象的です。



その後は各グループに分かれてのグループワークです。
それぞれが選んだ事例をもとに演劇を考えていきます。事例でわからない器具や症状は専門家である松下先生に尋ねながら、演劇のアドバイスは劇団の方々にリードしてもらいながら行いました。





どの役をやりたいかを挙手で決めてみたりしています。


事例をみんなで読みながら、内容の理解を深めているグループもありました。


グループで話し合いながら、観ている人たちに伝わりやすい演劇を行う上で、医療的ケア児についての話も行っていました。






各グループの発表を動画でまとめています。


グループ1の発表(こちら

まぁちゃん、女児、2 歳は、生まれつきの病気のため、気管切開を行い、人工呼吸器をつけています。そのため、1 時間おきの吸引が必要です。また、経口摂取もできないため、胃瘻から栄養剤を 1 日4 回、カンガルーポンプを使って 1 回 1 時間かけて注入しています。まぁちゃんは、人見知りが激しく、知らない人の中にいると大泣きをします。今回、災害が発生し、母親と二人で避難してきました。避難所は、30 名入るといっぱいになる小規模の避難所です。1 時間の吸引で、大きな音が出たり、吸引の時大泣きをしたり、人工呼吸器が作動しているため夜間はモーターの音が避難所内に響きわたり、周囲の避難者からクレームが来ています。 




グループ2の発表(こちら

とし君、男児、7 歳は、交通事故の後の障害のため、気管切開を行っています。そのため、1 日に 4 回程度の吸引が必要です。体を動かすことができないので、大型で、リクライニングできる車いすを使っています。脳障害があるため、時々奇声を発することもあります。母と避難してきましたが、避難所には多くの人が避難し、トイレから一番離れた場所が、とし君の場所になりました。お母さんは、トイレに行きたいのですが、離れると奇声を上げるので、なかなかトイレに行けず困っています。



グループ3の発表(こちら

公(きみ)ちゃん、女児、10 歳は、先天的な障害のため軽度の知的障害と心疾患があります。知的障害があるので、3 歳くらいに理解力ですが、誰にでも愛想が良く、人懐っこいところがあります。また、心疾患があるので、常に酸素飽和度をチェックする必要があり、酸素飽和度が 93%を切ると酸素吸入が必要になります。酸素ボンベ

をもって母親と 2 人で避難してきました。避難場はすでにいっぱいの人がいます。もうこれ以上入ることは出来そうにありません。しかし、酸素ボンベを持っているため、他の避難所を探していくのも大変です。何とかこの避難所に入りたいのですが、入れる様子はなく困っています。



グループ4の発表(こちら

たっくん、男児、11 か月は、脳性麻痺です。やっと首も座り、寝返りを始めたころです。吸入と吸引を時々行っています。避難所では、床に寝かすことができないので、机をベッド代わりして寝かしていました。母親は、まだ若く、初めての子で育児になれていません。避難所は、知らない人ばかりで母親は戸惑い、今にも泣きだしそう

です。いつも、心配そうにたっくんを見ていましたが、疲れが出て、ついうとうとしてしまいました。その時、ドスン!という音とともに、大きな声でたっくんは泣きだしました。お母さんは、びっくりしてたっくんを抱き上げました。幸い、下にクッションになるものがあったので、大事には至りませんでしたが、母親はショックを隠し切れずうろたえ、自分を責めています。



グループ5の発表(こちら

孝君、男児、5 歳は肝臓病のため多くの機械を付けています。人工呼吸器、酸素、酸素飽和度計、心拍モニター、持続吸引、カンガルーポンプによる胃瘻注入で、多くの電源を必要とします。多くの機器があるため、やっとのことで避難してきました。避難所には、子ども達もたくさんいました。子どもたちは、ゲームやネットで遊んでいます。避難所には、避難者が使用できる電源に限りがあります。孝君には多くの電源が必要です。そのために避難をしてきました。ところが、子ども達が電源を使っていて、孝君が使える電源がありません。お母さんが、電源を貸してほしいと訴えていますが、なかなか聞き入れてもらえません。早くしないとバッテリーが切れてしまします。



ご参加された皆様お疲れ様でした!



【関
係・協力団体
主催
天妃小学校まちづくり議会/那覇市若狭公民館 共催:(一社)災害プラトフムおきなわ / NPO 法人地域サポートかさ

那覇市福祉協議会 那覇市防災危機管理課 / 協力:一般社人 HDC 人もせなまち隊 Okinawa

那覇市立天妃小学校 / 天妃小学校 PTA /天妃小おじの会 / 天妃ぼうさい井戸端会議 / 公人 名桜大学 / 株式社 TEAM SPOT JUMBLE