2015年12月28日月曜日

【りゅうPON!掲載】カニのお話

先日、若狭のカニの話をこのブログで紹介しました。
公民館近くの舗道に開いた穴にカニが棲んでいるというお話。
その話題がフェイスブックから広がり、新聞にも取り上げられました。


今回は、そこからさらに広がり、琉球新報の子ども向け紙面「りゅうPON!」の「ふしぎうちな〜ショートショート」(2015.12.27掲載)のネタになりました。


実話をもとに、ちょっと不思議なファンタジーの世界を繰り広げるこのコーナーを書いているのは、昨年まで若狭公民館の職員だった小原猛さん。

フェイスブックやブログ記事をみた小原さんから「この話をもとに書きたい」と連絡があり、職員の東さんとも相談して了解しました。

このカニの話、前回取り上げられた沖縄タイムスの記事がYahoo!ニュースに掲載され、県外の方からも反響をいただきました。

「いい話で心が温かくなる反面、記事になることでイタズラされないか心配。しっかり見守ってください」
という趣旨のメールをいただきました。
このように気にかけてメールをくださるのはとてもありがたいです。

たしかに、今回のお話のなかでも、カニが「そりゃもちろん、迷惑だね」と言っています。
静かにひっそり暮らしていたのに、急に注目されて迷惑しているかもしれません。
イタズラされないように、しっかり見守らないといけないと思っているところです。
このお話『カニの冒険』のように、みんなに見守られることによっていいこともある、とカニに思ってもらえるといいですね。

ちなみに、本当にイタズラされないか心配なので、新聞掲載後もときどきカニの様子を見に行っています。
留守にしていることも多いのですが、つい先日も無事にその姿を確認できました。
今のところ問題なく過ごしているようで、よかったです。


そして、このカニの話が新聞記事になったことで、地域の方々から様々な情報が寄せられるようになりました。

公民館の近くに住む方数名から、
「うちの庭にも住んでいるよ」
「近くの穴にもいるよ」
などの報告を受けています。

これまで、何年も気づかずに過ごしていたのに、ちょっとしたきっかけで一気に広がっていく。
なんか、面白いですね。


翻って公民館活動に置き換えると、きっとまだ見過ごしている地域の魅力や資源もたくさんあると思います。
それを顕在化し、知らせることで、様々な広がりを持ち、それが地域の誇りや繋がりを深めるきっかけになる可能性があるとあらためて感じました。

「若狭のカニさん」には、いろんなことに気づかせてもらって本当に感謝です!

(宮城)


近隣施設のクリスマス&忘年会にお邪魔してきました!

クリスマスや忘年会など、年末は楽しいイベントがたくさんですね!
各施設でも、それぞれに趣向を凝らした年末の集いが行われている様子。

26日は2つの施設に伺いました。クリスマス&忘年会ということで、またもやトランペットを持って余興でお邪魔しました。

最初は、先日も伺った「小規模多機能ホーム 若狭」さんへ。
実はうっかりしていて写真を撮ってくるのを忘れてしまったのですが、会場はクリスマスらしい楽しい飾り付けで、年末感満載。

今回はじめてお会いする方もいらっしゃって、リクエストも頂きました。…が、曲を知らなくてお応えできなかったりも。また練習して伺いたいです!

もう一軒は、「辻老人憩の家」。中へ入るのははじめてでしたが、盛上がっている声のする方へ向かって行ったら、会場に無事辿り着けました!


会場は相当に温まっていて、みなさん本当に楽しそう!!
3曲ほど演奏しましたが、みなさんも一緒に歌って下さって一緒に楽しい時間がすごせました!

僅かな時間の訪問ではありましたが、公民館の近隣施設の様子をうかがい知ることができました。また時々伺って、顔を覚えてもらいたいなと思います。(真)

2015年12月26日土曜日

12月の朝食会(99回目)

本日(12/26)は、おかず一品持ち寄り「朝食会」の日でした。

あいかわらず充実の「朝食会」。
美味しいおかずがたくさん。大満足です。




今回は初参加の方も多かったです。
以前「なは市民協働大学院」で、若狭公民館の活動紹介をさせていただいたご縁でつながった方々がいるのですが、そのメンバーが3名参加してくれました。

そのなかのお一人がペリー餅を大量に持ってきてくれました。


餅をいただきながら、そういえば前にも「朝食会」で食べたような気が...
と思っていたら、やっぱり朝食会でいただいてました。
昨年(2014年)7月の朝食会でペリー餅を持ってきた方がいて、ブログ報告ではペリー餅の「ペリー」についても記載しています。


この(↑)ブログ報告であるように、毎月一回やっている「朝食会」、実はイレギュラーで月2回開催したこともあるのです。

次回(2016年1月23日)開催の朝食会は100回記念で『100人で朝食会』を開催するのですが、そのチラシには、「2007年11月から毎月1回開催しているおかず一品持ち寄り「朝食会」が、100回を迎えることになりました。」と記載しています。
ひょっとしたら「2007年11月から月一回だったら、100回目はまだなんじゃないか!?」と思った方もいるかもしれません。(いないかな?)

イレギュラー開催などもあっため、次回が100回記念『100人で朝食会』となります。

今回は、他にも推薦で大学合格が決まったという高校三年生が参加してくれました。
大学ではまちづくりや地域コミュニティについて学びたいということで、新聞記事等で若狭公民館の取り組みを知り、その活動をみたいと沖縄市から来たそうです。

朝食会終了後、その高校生と事務所で少しおしゃべりしました。
しっかり目標を持っていて、感心します。
大学でしっかり勉強して、それを地域づくりに活かしていただきたいと思いました。
今から楽しみです。


さて、次回の朝食会は、1月23日の『100人で朝食会』です。

【日時】1月23日(土)8:30〜11:00
【場所】若狭公民館3F ホール
【参加費】無料 ※おかず一品持ち寄り


本日の朝食会では、次回に向けた作戦会議を行いました。
現段階のチラシには記載されていませんが、マイ食器持参にすることにしました。
ご協力宜しくお願いします!

(宮城)




2015年12月24日木曜日

若狭2丁目ふれあいデイサービス『若草の会』 クリスマス会

クリスマスイブの今日、若狭2丁目のふれあいデイサービス『若草の会』の皆さんのクリスマス会にお邪魔してきました!


みなさん、帽子をかぶって踊ったり歌ったり…。クリスマス風の沖縄の曲、なんてものもあってビックリしました!

実は、私もこのクリスマス会のために何曲か曲を用意して、トランペットで演奏してきました!今日演奏したのは「歓喜の歌」「聖しこの夜」などのクリスマスの曲や、懐かしい「憧れのハワイ航路」「りんごの唄」など全部で7曲。


生まれて初めてトランペットの生演奏を聴いたという方もおられて、みなさんから頂いた温かいお言葉は、私にとって素晴らしいクリスマスプレゼントになりました。

みなさんも楽しいクリスマスをお過ごしくださいね!(真)

2015年12月22日火曜日

11月の朝食会(98回目)

すっかり報告遅くなってしまいましたが、おかず一品持ち寄り「朝食会」は、10月、11月も開催しました。

この間の朝食会は、10月〜12月上旬まで行っていた大学生が教える勉強会(学習支援)「土曜朝塾」の子どもたちと、インターンの大学生も参加して大賑わいでした。

当然ですが、人増が増えるとおかずの品数も増えます。
なので、おかずを並べて、それぞれが好きなものを取っていくというビュッフェ形式で行いました。



常連さんに加えて、子どもたち、大学生、そのほか、初めて参加する方もいて、かなりの大人数。
全体の様子を撮影し忘れましたが、30人程度だったでしょうか。
おかずも多くて、大満足の朝食会でした。

当然、初めて会う人もいるわけですが、食を囲みリラックスした雰囲気なので、自然に交流もできます。


この一品持ち寄り「朝食会」。
次は、99回目。

1月の100回記念『100人で朝食会』に向けた作戦会議も行います。
ふるってご参加下さい。


【12月の朝食会】
日時:12月26日(土)8:30〜10:30
場所:若狭公民館3F ホール
参加費:100円 ※おかず一品持ち寄り

2015年12月21日月曜日

祝・日本一! インターネット活用コンクール

このたび、公益社団法人全国公民館連合会及び全国公民館振興市町村長連盟が主催する「第1回全国公民館インターネット活用コンクール」において、若狭公民館が最優秀賞を受賞しました!


「全国公民館インターネット活用コンクール」は、これまで隔年で開催してきた「全国公民館ホームページコンクール」の内容を一新して今年度から実施されたものです。

ちなみに、「全国公民館ホームページコンクール」では、平成21年度の第3回に初応募し最優秀賞を受賞しました。その後、平成23年度の第4回で最優秀賞、平成25年度の第5回で優秀賞を受賞しています。

二連覇したあとの前回(第5回)は2位だったので、今回はまた返り咲きたいと密かに狙っていました。
なので、最優秀賞受賞は本当に嬉しいです!


ところで、「ホームページコンクール」と「インターネット活用コンクール」では、何が変わったかというと、募集要項では次のように記載されています。

以下、コンクールの募集要項から抜粋
ーーーーーー
最近の情報社会の発展はめざましく、今やインターネットは「発信」ばかりでなく、コミュニケーションツールとして生活に根付いています。公民館でもホームページによるPR活動にとどまらず、インターネットを活用して事業を展開するなど、さまざまな活動に広がっています。時代の趨勢にあわせて、インターネットの効果的な活用を考える必要があります。
そこで、公民館の総合的なインターネット活用を推進し、運営に役立つ事例を奨励するために、「全国公民館インターネット活用コンクール」を開催することにしました。

ーーーーーー

つまり、ホームページだけではなく、SNSなども含むインターネットを活用した取り組み全般について、評価するということらしいです。

若狭公民館は、ホームページはもちろん、フェイスブック、ツイッター、メルマガ、動画での講座レポートなどを行っているので、それらの取り組みを総合的にみて評価されたと思います。

この受賞によって初めて若狭公民館の取り組みについて知ったという方もいらっしゃると思うので、ぜひ、フェイスブックの「いいね!」、ツイッターの「フォロー」、メルマガ「登録」を行って、若狭公民館情報をキャッチしてください。


→ 若狭公民館フェイスブックページ

→ 若狭公民館ツイッター

→ メルマガ登録は、若狭公民館ホームページ右側中段の登路フォームにて


今後は、インターネットを活用した情報発信およびコミュニケーションも公民館活動のひとつとして定着していくでしょう。

とはいえ、やはりこれは公民館活動の一部でしかありません。
来館者や地域の方々に喜んでもらえるような魅力ある取り組みをしていかなくてはならないとあらためて思うのでした。

ますます気を引き締めて頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします!

(宮城)



2015年12月20日日曜日

若狭小学校学芸会

本日(12/20)は、若狭小学校の学芸会でした。
若狭小学校だけではなく、那覇市内の多くの小学校で学芸会が開かれているようですね。


様々な演目があり、各学年一生懸命頑張っていて、かわいくもあり、また頼もしくもあって、子どもたちの成長を感じました。

なかでも、6年生の平和劇「さとうきびの花ゆれて」は、戦後70周年にふさわしい、平和や戦争について考えさせられる内容でした。



会場には、児童の保護者はもちろん、地域の方々も多く、地域の子どもたちを見守る大人がたくさんいることをあらためて感じました。


6年生による終わりの挨拶のあと会場を出ると、PTA役員の皆さんが創立60周年の記念タオル販売を行っていました。


若狭小学校は来年度の1月、平成29年1月に60歳の還暦を迎えます。
地域の小学校の周年事業を盛り上げるために、みんなで協力していきましょう。

ちなみに、記念タオルのお買い求めやお問い合わせは、若狭小学校PTA事務(tel:098-863-8411)まで、お願いします。



「ボーっとしないでVOTEしよう!」報告

去る11月15日(日)に
青年講座「ぼーっとしないでVOTEしよう!どうする?18歳からの選挙権」
が開催されました!

講師は新田 繁睦さん一般社団法人daimon 副代表



参加者は現役高校生や高校生を子に持つ親など様々な方がご参加していただきました☆
まず最初に参加者のみなさんで「まちづくりゲーム」にチャレンジ。
「まちづくりゲーム」とは参加者が「架空の島」の住人になり、学校・空港・病院など
島に必要な設備やそこから見える課題について話してもらいました。
それぞれが島の各地域の長となり、「どこに学校を作るか」「空港はあそこの地域がいいんじゃない?」と話し合いました!



「ここにごみ処理場を作ると迷惑じゃない?」
「学校の近くに公園を作ろうよ!」
など真剣にまちづくりシミュレーションが行われました。


まちづくりゲームを通して見えてきた島の課題、どうすれば改善するか。
そもそも課題とは??新田さんから話しを聞きながらみんなで考えました。


今回講座開催時間が10時~16時と長丁場なので、お昼にみなさんでランチターイムッ!
この日のために愛情込めて特製チキンカレーを作りました♥


 繁多川公民館、續さんからお漬物の差し入れもいただきました!
「繁多川すぐりむん」の方が作ったというスターフルーツのお漬物(!)これがまためちゃうま!



当日は新聞、テレビなどの各種取材も入りました。参加者が一生懸命ワークショップしてるところが
ばっちり撮影されていました☆
選挙の投票率低下や選挙離れが懸念されてる中、かなり関心の高い講座なんだなと実感しました!

午後からは自分たちが生活する上で課題に思う事や不満に思うことを書き出してもらい、
みんなで話し合いながら改善点を探していきました。
 ワークショップでも話したことを交えながらなぜ投票に行った方がいいのか、選挙と生活の結びつきについて新田さんにもお話を伺いながらみんなで考えました。


 講座を終えて参加者の声を聞くと「投票に行く大切さがわかった」
 「普段、住んでいるまちの課題がみえてきた」など様々な感想をいただきました!

そして今回、講師を努めていただいた新田さん
新田さんと公民館はとても不思議な縁?がありまして、、、6年前に若狭公民館で「選挙」に関する講座を企画・実施しました。そこで当時「VOTE」という団体をされていた新田さんに講師をお願いすることになりました。
しかーし!講座の開催が明日に迫った時、出産予定日より早くお子さんが生まれることになり
急遽代わりの方が講師を務める事に。。
そんなこともあり、今回の講座は講師の新田さんにとっても念願のリトライ!だったのです☆


以下、メディア掲載記事



→ 琉球新報掲載記事web版(2015.11.16)

→ 那覇市役所フェイスブック(2015.11.16)

上記のほか、琉球放送『The NEWS』でも取り上げていただきました。

(小坂)

2015年12月15日火曜日

『小規模多機能型ホーム 若狭』へお邪魔してきました!

12/11、小規模多機能型ホーム 若狭へ行ってきました!


公民館から歩いて5分ほどの場所にあるのですが、今まで一度も中に入ったことがありませんでした。かねてから公民館にいらっしゃらない地域の皆さんとも交流ができたら、とチャンスを狙っていて、今回、慰問演奏させて下さいとお願いしたため機会を頂けました。

ブログなどでもご紹介したことがありますが、ワタクシ真喜屋がトランペット演奏をしていて、地域の皆さんの集まりなどでも何度か演奏させて頂いたことがありました。みなさんから「よかったよ!」「がんばってね!」などの声を頂いて、喜んでくださる方がいるなら、機会を増やしていきたいな…と考えていたのでした。

中へ入ると、10名ほどの方が集まって和んでいました。通っている方と泊まりの方がいるとのこと。年齢は60代から98歳までと幅ひろく、女性の方が多かったです。

そしてホワイトボードに「トランペット演奏あり」の文字が。


この日は10曲用意してきました。
80代くらいの方が青春時代に聞いていたであろう曲、をテーマに選曲しました。
童謡も歌謡曲も、1950〜60ごろの曲は良い曲が多いなあと感じます。

曲目は
えんどうの花、テネシーワルツ、東京キッド、桑港のチャイナタウン、ふるさと、など。
用意した曲以外にも、4曲ほどリクエストを頂きました。
歌ってくださる方もいて、嬉しくなりました。いつか、「踊ってくださる方もいて…」と書けるように、演奏を磨いていきたいです。

曲のあとは皆さんで体操タイム。毎日の日課だそうです。



また、地域の様々な場所へ伺いたいです!(真)


2015年12月7日月曜日

【沖縄タイムス掲載】カニのお話

本日(12月7日)の沖縄タイムスに「隠れん坊 うまいカニ?」というタイトルの記事が掲載されました。

これは、若狭公民館の近くに棲むカニの話です。


ある朝、朝会で職員の東さんから興味深い話を聞きました。

夜、家の前の舗道で城間さんが携帯のライトを照らしていたので
「何か落としたの?」
と尋ねると
「この穴にカニが棲んでいるんですよ。たまに覗きに来ているんだけど今は留守みたいです」
という返事が返ってきたということでした。

住宅地の舗道に棲むカニ、信じられないけど本当に居たらステキだな、と思い、後日通りがけにその穴の写真を撮って、フェイスブックにアップしました。


「この穴にカニが棲んでいるらしい」と。

すると、いろんな人からコメントが寄せられました。

「実家近くのアパートにもカニが生息しています」
「久茂地川の近く安木屋の裏でカニ見たよ」
「浮島通りで歩いているとカニを目撃しました。にぎわい広場の入り口あたり」
など。

いよいよ「本当にカニが棲んでいるかもしれない」と思い、ますます穴が気になりはじめました。

とはいえ、毎日穴の中をチェックをするわけではなく、たまに通りかかった際に覗く程度でしたが、
ある雨上がりの朝、「朝食会」に参加するために公民館に向かっていると、ふと
「今日はカニが居そうな気がする」
と思い、穴の中を覗き込みました。

すると、、、

いました!

覗き込んだ人間の気配に気づいたのか、ササッと奥の方に引っ込んでいきましたが、確かに何か居ました。
穴の奥の方に、かすかに足のようなものも見えます。

カニの目撃談を聞きながらも、なんとなく半信半疑でしたが、それが確信に変わりました。

そして、次は「ちゃんとカニの姿を撮影して、コメントくれたみんなに報告しよう」と思うようになりました。

しばらくたって夜遅く通りかかったとき、この日もなんとなく「今日は会えそうな気がする」と思い、穴を覗いてみると、
今回は、さらにハッキリと足が見えました!

張り切って、フラッシュをたいて撮影すると、足もバッチリ映っていて、嬉しくなってまたフェイスブックに投稿しました。
「いました!」と。


すると
「本当にカニなの?」
「クモのようにもみえる」
「ヤドカリでは、、、」
という反応がありました。

たしかに、「カニが棲んでいる」という話は聞いたものの、自分自身はカニの姿はみていない。
カニじゃない生物の可能性もある。

そう思っているある日、夜の会議終了後、東さんと二人で帰る機会がありました。
カニの話になり、ちょっと見てみよう、と二人で穴を覗くと、今回はこれまでよりもハッキリと姿が確認できます。

やっぱりカニだ!

作戦会議をしたわけでもないのに、一人はスマートフォンで動画を撮影し、もう一人が横にあった草で猫じゃらしのように、カニをおびき出す という風に自然に役割分担され、しっかりカニの姿を映像で捉えることができました。
ナイスチームワーク!

その時に撮影したのがコレです。↓


またまた動画をフェイスブックにアップすると、
「オカガニですね」
と、投稿を見た方からカニの種類を教えていただきました。

動画を投稿したあくる日、一連の流れを見ていた沖縄タイムスの方から「カニの話を記事にしたいけど取材させてもらえますか?」と連絡が来ました。

それが、本日掲載された記事です。


上の記事画像だと、記事の内容が読みづらいと思うので、ウェブサイトの記事のリンクを貼り付けておきます。



ウェブ記事に掲載されている動画をこのブログにも貼り付けておきます。




ちなみに、フェイスブックにアップした投稿をみて、
「カニ食べたい、取って食べてしまおう」
と冗談でいう方もいますが、決して獲ったりしないしないでください。

オカガニは臭くて不味いそうです。

いや、不味いからというわけではなく(本当に不味いそうですが)、このカニと会うことを楽しみにしている人が(自分も含めて)何人かいるので、その楽しみを奪わないようにお願いします!

小さいながらも逞しく生きている命、みんなで守っていきたいですね。
(宮城)

2015年12月4日金曜日

私にできること〜若狭公民館トークショー③〜 レポート

第3回目の「私にできること」はゲストにマルチミュージシャンの津嶋としひとさんをお迎えしました。テーマは「知ることもできること。」

人の役に立ちたい、誰かに喜んでもらえることがしたい、と考える時にすぐに浮かぶのは、ボランティア活動や寄付など。近しい人になら、プレゼントするなんてこともありますね。そういう「できること」とは毛色が異なる印象の「知ること」。どんなお話が聞けるか、とても楽しみでした。

まず最初に自己紹介から。
紹介の中で、モロッコのギンブリという珍しい楽器でグナワ音楽を聴かせて下さいました。そして、途中から参加者の皆さんも一緒に演奏に加わり、手拍子を打ち、習った言葉を合いの手で入れて全員でモロッコの音楽に触れました。


















そして、トークスタート。
プロフィールを読むと、圧倒されます。
「ルーマニアで生まれ、ニューヨーク、ハンガリー、イギリスなどで育ち、ロサンゼルスの音楽学校で学び、2005年より沖縄に住む。」
これを見るだけでも、相当いろいろな体験をされてきただろうな…ということが伺えます。現在は、モロッコの音楽を現地に学びに行くこともあり、モロッコのムスリムの人々と関わる機会が多いそうです。

















なので、日本でのムスリムに対する誤解や偏見などに胸を痛めることも多いとか。
まさに「知らない」ことで、傷つけていたり、手を差し伸べることをしなかったりもしているはず。これは、人種の異なる人のみならずだな、と思いました。


ムスリムの中でも様々なタイプが存在して、超・敬虔な人々もいれば、酒浸りの人もいて、一口に片付けられらないのだそうです。なので、豚も食べてるしビールも飲んでいるムスリムという人も存在するというのです…。
しかも、おもしろいのは自分が戒律をしっかり守っていても、やっていない他人に対してとやかく言わないのも特徴で、それは、神様との契約だから他人が介入する問題ではないという考え方だから。「怠ったらご利益もないけど、知らないヨ。」というような感じのようです。こう書くと、他人のことはお構いなしのようにも映りますが、そんなことはなく、人のために祈るお祈りもあるそうです。



また、最近日本でも有名になっているハラルフードも、本来は「正しく屠殺された豚は食べても良い。」という解釈で、正しくとは、豚の耳元でコーランを唱え、完全に落ち着かせてから首を切るやり方のこと。豚は首が太いので痛みがものすごく強い。しかしその痛みを感じさせないように屠殺したものならOKという考え方だそうです。

また、ラマダンと呼ばれる断食についても、知らないことばかりでした。
例えば、この期間は悪い考えをもってはいけない。なぜなら、この期間は天国の門がぱっと開き、悪魔は鎖でつながれている時期なので、もし悪い思いが浮かんできたら、それは他でもない自分自身からでてきたものになります。
また、ラマダンは貧しい人の気持ちを理解するためのもので、昔はコーランを読んで静かに過ごしていたといいます。けれど、今は盆と正月が来たかのようなどんちゃん騒ぎだとか。時代とともに変化するのはどこも同じなんだな…と思いました。

そうは言っても、非常に厳しく実践している方もいて、例えば日本に働きに来ていても戒律を守っている方などは、ものすごく過酷な生活をしていたりもするそうです。
実際、津嶋さんもムスリムとして生活してみた時期があり、ラマダンもやったことがあるとのこと。もちろん日本でです。

ラマダン中は空腹で喉も渇き、力が入らない…。頭痛がする。しかも、絶対怒ったり、悪い考えをもってはいけない…。

想像してみても、ムリだな…と思います。これがさらに夏で肉体労働だったりすると、死なないかしらと心配にもなります。周りでも同じように耐えている人がいればまだしも、異国の地でそれをやり遂げる精神力はすごいものだと思うのです。

ところで、津嶋さんがムスリムの生活をしてみたのは、音楽に説得力を出したいと思ったからだそです。最初の方でご紹介したグナワという音楽をやる中で、歌詞を勉強して意味もわかるようにしてきたけれど、その歌詞の中で歌われている内容は、自分の生活の中に取り入れていないもの。なので、生活を優先しつつもKoran(コーラン)を読んで、お祈りを覚え、できる限り実践してみたそうです。
そのように、身を以てやってみたことで「知る」ことができたと言います。
やってみると、彼らのことがわかる。そして、わかると助けることができるとお話されていました。まさに知ることはできること。



若狭公民館の周辺はイスラム圏から来ているらしき若者も多くいるので、この日お話を伺って、彼らがここ沖縄でどのような思いを抱き、どんなふうに暮らしているのか知りたいなという気持ちが芽生えました。とても面白く、貴重なお話を聞かせて頂けた時間でした。津嶋さん、本当にどうもありがとうございました!









2015年12月2日水曜日

【2015年12月】クリスマス

12月に入りました。
今年もあと僅か。あっという間です。

それにしても、沖縄はなかなか寒くなりませんね。
11月後半はやっと少し寒くなりかけましたが、また暖かくなっています。

季節の変わり目(という時期でもありませんが)は、体調を崩しやすいので、どうぞお気をつけください。

さて、お待ちかね、季節のイラストカレンダー。
今月は「クリスマス」です。

いろんなクリスマスがあって楽しいですね。
今年はどんなプレゼントが届くか楽しみです!