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2015年9月18日金曜日

私と仕事のいい関係 Vol.2

9月22日から全3回で開催する『私と仕事のいい関係vol.2』
第一回目は「働くのは何のため?」がテーマです。

昨年度、この『私と仕事のいい関係』の第1弾をやった際に、「自分は今までお金のために働いていると思っていたけど、こうやって見つめ直すと人に喜ばれり役に立ちたいという気持ちのほうが強いことが分かった。」とおっしゃっている方がいました。

行動の動機となる「何のために?」の部分がわかると、そしたら自分はどうしたらいいのかが考えやすくなると思います。
何かヒントになるものあるかもな〜というくらいの気軽さでお越し頂けたら嬉しいです。お待ちしています!




2014年11月12日水曜日

『私と仕事のいい関係vol.2』の2回目は、「働くときに大切なスキル」というテーマを設けました。このテーマを聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?

今まで目上の方からのアドバイスなどで、語学力や接遇のマナーや各種資格などの重要性を説かれたことがあるのではないかと思います。

でも、今回のテーマをそういった“スキル”とはちょっと違うお話です。
どんなスキルについての話かというと、「問題を解決する能力」と「コミュニケーションの能力」です。これはどんな職種にも共通して必要な力。言い換えると、この能力が高いとどこでもやっていかれるとも言えます。

今回のゲストはアニメーション作家のニシムラトモコさん。
そして、前回から引き続き柳下換さんに講師をお願いいたしました。

講座の冒頭は、前回のまとめから。
柳下さんが先週のゲストの玉城真さんの言葉を引用し、まとめとして紹介してくれました。

「子どもを育て家族を守る日々の暮らしを通じて、他者の存在に気づき、結果として家族と共に生きるために働く」

柳下さんは、この言葉の中の〔家族・他者・子育て・共に生きる・命〕というキーワードが非常に重要な意味を持つとおっしゃっていました。

ニシムラさんからご自身の自己紹介をして頂き、その後さっそくトークが始まりました。

いくつか柳下さんからニシムラさんへの質問があった中で一番印象に残ったのは、
「今後のテーマや目標はありますか?」という問いの答えでした。

ニシムラさんは「見てくれた人の気持ちが楽になるような作品をつくりたい。自分でよかったな、と思ってもらえたら嬉しい。」とおっしゃっていました。

文章で上手くお伝えするのが難しいのですが、この言葉を聞いたとき本気で感動してしまいました。最近、「自己肯定感の低さ」について人と話すことがありますが、若者だけでなく多くの人が自分はこのままじゃだめなんじゃ…と思っている感じがあると思います。
ニシムラさんの作品が多くの人の心を掴むのは、存在を肯定してあげたいと言う気持ちが伝わっているからなのかも、と思いました。

そして、もうひとつ紹介したのが「真剣に本当に楽な方法を探す。」という言葉。
がんばることは良いこととして語られることが多いと思いますが、がんばっている内容や方向性がおかしいと、目的は達成ができません。楽をすることはずるいことでも何でもなく、怠けることとも違う。時間や労力を割くこととそうでないものを見極めるということなんだな、と思いました。

この日は、参加者全員でこんな例題について考えました。
「今は、他にやらなくちゃいけないことがたくさんあって、学校の勉強どころじゃないんだけど…。そもそも、私は将来、職人になろうと思っているんだけど、自分が好きなことだけやってたんじゃいけないんですか?」

あなたが教師で、生徒からこう言われたらどう答えますか?という問いでした。




2014年10月9日木曜日

『私と仕事のいい関係vol.2』第1回目報告

今週の月曜日、『私と仕事のいい関係vol.2』が始まりました。


昨年度も同タイトルの講座を開催し、ご好評を頂いたため第2弾として開催しました。
前回から感じていたのは、多くの方が「働く」ということに対して真剣に向き合っているなということ。金銭的に困っているわけでなくても、このままでいいのかな…と考えたり、長く続けている仕事に対してもよりよく関わりたいと思ったり、今の仕事を続けようか辞めようかと悩むことは、自分の心の声を聞いているからこそ抱く悩みだと思います。そんな気持ちを持てること自体が素晴らしいなと感じました。


第1回目は、横浜市立大学で講師をされている柳下 換さんと、首里石嶺で「うえのいだ菜園」をしている玉城 真さんのお二人をお招きして、『働くのは何のため?』というテーマについてお話して頂きました。

講座の最初では、玉城さんの自己紹介から。
今やっている「うえのいだ菜園」や「畑のアトリエ」のことや、それらをやるきっかけなどをお話頂きました。玉城さん、この畑以外にも美術の講師、大工さん、造園のお手伝いなどもされているとのこと。畑に来られる日は限られるそうですが、それでも続けていることに驚きます。


畑をやることになったきっかけは、「家庭が崩壊したところから始まった。」という穏やかならぬ切り出し方でしたが、家のことと仕事というものが密接しているところが興味深かったです。
そして、真さんのお話から強く感じたことは「そこにあるものを活かしたい」という想いでした。菜園の他に古民家のリノベーションをしていることからも、そんな想いが伺えました。

二人の対談では、柳下さんから玉城さんへ「野菜を作ることや美術を教えることのおもしろさは?」「今やっていることを通して、働くとはどんなことと捉える?」などの問いかけがありました。問いかけに対して、一つ一つを自分の言葉で丁寧に答える姿勢が印象的でした。



後半は一つの問題を全員で考えてみました。それは
「ある若者がせっかく苦労して就職したのに辞めるという。再就職するのは相当に難しく、一時的に身を寄せる実家などもない。あなたならどのように話をしますか?」
皆さんもせっかくなので考えてみて下さい。

それぞれ、紙に書いて提出したのですが、皆さんのを読んで柳下さん「関東の学生たちとは全然違う。」とおっしゃっていました。今回の会場での意見で圧倒的に多かったのが、「まずは話を聞く。」でした。現役の学生と今回の受講生とは年代も違うということもあると思いますが、向こうの学生に聞くとほとんどが「やめるなと言う。」のだそうです。柳下さんは「沖縄の人々は、働くこと・生きることをお金を稼ぐ手段としてだけで捉えていなからでは。」と話していました。


最後はちょっと大学の授業のようなコーナーで、マルクスの資本論をわかりやすく解説してくださいました。「働く意味の話からなぜ資本論?」と意外に思ったのですが、今の社会の仕組みを知った上で自分自身の働き方・生き方を考えることが重要、ということで納得しました。



いろいろなことを学べた2時間でしたが、この日私が一番印象に残った言葉を紹介します。
「命と仕事は天秤にかけちゃダメだと思う。」
精神を患ってまで仕事を続けるとか、体を壊すまで仕事をするのは、本末転倒。まずは生きることを優先させる、という至極全うな言葉にはっとさせられました。当然のようで、それができないくらい追い込まれている人もいるということに怖くもなりました。

今回の講座は導入。全3回の中で、皆さんにとって何か気づきやヒントになるものが一つでもあればいいな、と思っています。



講座の翌日、琉球新報に大きく玉城さんの記事が!




講座の様子は、下の動画でご覧になれます。

2014年9月19日金曜日

『私と仕事のいい関係vol.2』講師の柳下 換さんをご紹介!

今回『私と仕事のいい関係vol.2』は全3回講座になっています。

その3回に講師として来て下さるのは柳下換さんです。
柳下さんは横浜市立大学の講師や沖縄大学の地域研究所特別研究員をなさっていて、神奈川と沖縄に拠点を置き、主に教育の分野で活躍されています。著書も多く沖縄についての本もたくさん出されています。




そんな柳下さんを講師にお招きした理由は、大学でこれから就職を控える学生たちと関わりがあり、「はたらくこと」に対する現代的な問題にも造詣が深いためでした。

柳下さんはさすが大学の先生なだけにとても説明がわかりやすく、難しい話でも抵抗なく聞けるので、まじめな話もおもしろく聞くことができます。

いろいろなことを知っていて引き出しも多いので、ぜひ普段から抱えている疑問や質問をぶつけてみて下さい。柳下さんとは特に、最終回に皆さんと十分に対話できる時間があると思います。

これから仕事を選ぶ方、すでに仕事をしながら更によりよい働き方をしたいと思っている方が、何か良いヒントを得られたら嬉しいなと思って企画しました。
皆さんのお越しを心よりお待ちしております。





2014年9月18日木曜日

『私と仕事のいい関係vol.2』ゲスト紹介

今日は、第2回目にゲストとしてお招きしているニシムラトモコさんをご紹介します!

ニシムラさんはアニメーション制作の企画原作、監督、キャラクターデザインなどをされています。きっと、皆さんも一度はニシムラさんの作品をどこかでみたことがあるはずです。代表作は「やんやんマチコ」、レノアのCMの可愛い犬のアニメーションもニシムラさんの作品です。独特のユーモアとキュートなキャラクターで人気を博しています。

こちら、ニシムラさんの描いた作品です!
可愛い!そして可愛いだけじゃない魅力がこの数点からも伝わってきます。


ニシムラさんとお話していると、いろんなことを質問したくなります。
なぜなら、こちらの疑問に対して非常に的確かつわかりやすく答えてくれるからです。
お仕事の上でも、その高い洞察力と判断力が強い武器になっているようです。
それにしても、目からウロコで気分爽快(時々うちあたいしてドキドキもしますが…)、
膝を打ちたくなるくらい腑に落ちる言葉の数々は、本気でたくさんの方に聞いて欲しいです!!


どんな仕事をしていても、問題は起こるし失敗もします。その時に、どう考えどう対処していくのかという問題解決の能力はどこにいても必要になると思います。
29日のテーマは『働くときに大切なスキル』となっていますが、仕事をうまくこなすということだけではなく自分を守ることにもなる“スキル”の話です。ぜひ、奮ってご参加ください!


→ ニシムラトモコさんの活動についてはこちらから。「TOMOKOLAB」




2014年9月17日水曜日

『私と仕事のいい関係vol.2』ゲストの仕事場見学!


いよいよ来週にせまった 『私と仕事のいい関係vol.2』。第1回目にゲストに来て頂く玉城 真さんの仕事場を見学してきましたよ!

玉城さんは首里石嶺で「うえのいだ農園」という無農薬有機栽培農家をされています。


行ってみて最初に感じたのは「なんて気持ちの良いところだろう!!」という心地よさでした。その場所にあるもの、いるものが調和していて、なんとも穏やかな雰囲気が漂っていました。


この日は偶然、畑のお手伝いを募集されていたので、畑体験もしてきました!
お手伝いの内容は草狩り。これ、癖になりそう…というくらい楽しかったです。
畑にしゃがみこんで鎌で刈るのですが、いろんな種類の植物を刈るのでいろんな草の香がするのが楽しく、時々吹く風も気持ち良く、育てているものは刈らないように気を付けるのもゲームのようでした。


写真の方が玉城 真さんです。
玉城さんは畑だけではなく、珊瑚舎スコーレで美術の先生をしていたり、古民家のリノベーションをしていたりと様々な活動をされています。うえのいだ農園も、野菜を作る以外に「畑のアトリエ」という名の前で畑にあるものを使った子どものモノづくりの場にもなっているのです。

うえのいだ農園でできた野菜は浮島ガーデンにも卸しているそうです。
また、浮島ガーデンのエントランスデッキを手がけたのも玉城さんだそうですよ。

最近は新しい職業がどんどん増えているけれど、農業は大昔からいろいろな場所で行われていて、一番「生きること」と「働くこと」が直結している仕事ではないかな…と思い、また「あるものを活かす」という発想にもとても素晴らしいなと感じたので今回の講座に是非来て頂きたいなと思ったのでした。

写真がこれしかないのは、私のiPhoneの充電が肝心なところで落ちたためです…。
でも、ぜひ皆さんにも実際に行って体感して頂きたいです!素晴らしい空間でした。

そして『私と仕事のいい関係vol.2』へのご来場も、心からお待ちしています!!
きっと、これからの生き方・働き方に良いヒントが得られると思います。


2014年9月10日水曜日

私と仕事のいい関係vol.2

仕事にワクワクできたり、働くことで自分がイキイキしたりすることは夢物語ではなく、誰にでも可能なこと。
この講座はそこへ向かう扉です。普段働く中で気になることがある方や、これから仕事を選ぼうとしている方にぜひお越し頂きたいです。

★イベント名:『私と仕事のいい関係vol.2』
★開催日:9/22、9/29、10/6 (全3回 19:00~21:00)
★場所:若狭公民館 第1研修室

①9/22(月)『働くのは何のため?』
 講師:柳下換 ゲスト:玉城真


②9/29(月)『働くときに大切なスキル』
 講師:柳下換 ゲスト:ニシムラトモコ



③10/6(月)『あなたの疑問・質問、受付ます。』
 講師:柳下換

★対象:那覇市在住・在勤・在学の18歳〜30代の方。 ★定員:30名(先着順)
★申込み期間:〜9月19日(金)
★申込み方法:電話またはメールでお申し込み下さい。
 (メールの際は①氏名②年齢③電話番号④住所を入れて送って下さい。)
  ※電話申込みは、平日9:00~17:00

★お申込み・お問い合わせ:
 電話 (098)917-3446
 メール info@cs-wakasa.com


<プロフィール>


■玉城真:学校NPO 珊瑚舎スコーレ美術講座講師。
首里石嶺にて無農薬無化学肥料の畑 『うえのいだ菜園』と、こどもと畑を遊びでつなぐ『畑のアトリエ』を主宰。
また古民家や廃材を使ったリノベーションなども手がける


■ニシムラトモコ:ハニー株式会社代表取締役。
主にアニメーション制作の企画原作、監督、キャラクター
デザインなどを手がけている。
「やんやんマチコ」(原作、監督)「ウサビッチ」(背景デザイン)などが代表作。


■柳下換:横浜市立大学非常勤講師。
沖縄大学地域研究所特別研究員。
神奈川と沖縄に拠点を置き、教育の分野で精力的に活動している。
著書に『沖縄平和学習論』『居場所づくりの原動力』など多数。




    

2014年1月14日火曜日

市民講座『ホントの本とのいい関係』

若狭公民館では昨年、「私と仕事のいい関係」という講座を開き、大好評を得ました。

いろんな業種の方々をゲストで招いて、お話を聞くという、いたってシンプルなものです。

今年もひき続き、そのような講座をいくつか行っていきたいと思っております。その第一弾が、きたる1月20日(月)の夜に行われます。みなさま、ふるってご参加下さいませ。

平成25年度 那覇市若狭公民館 市民講座
「ホントの本とのいい関係」


『ちはや書房』の櫻井さん、『市場の古本屋ウララ』の宇田さんをお招きしてトークショーを開催します。

「古本屋さんになる」という道を選択するのは素人目にも、ハードルが高いイメージがありますがホントのところはどうなのでしょうか?
本への熱い想いと、選んだ道を歩き続けるための心構えや工夫などについて楽しく語らいながら、お話を伺っていきたいと思います。
本好きな方もそうでない方も、『古本屋さん』という未知の世界を覗きにぜひお越し下さい。

■日時 1月20日(月)19:30〜21:00

■場所 若狭公民館 第1研修室
■定員 30名
■対象 那覇市在住、在勤の18歳以上の方優先
■募集期間 1月14日(火)〜当日まで(土、日は除く)

お申し込み・お問合せは電話又はメールにて受付いたします。

 若狭公民館 ☎(098)917−3446
       メール info@cs-wakasa.com



<プロフィール>
◆櫻井伸浩
那覇若狭の古書店「ちはや書房」店主。宮城県生まれ。大学卒業後、NTTドコモ入社。青森支店→東北本社(仙台)→福島支店で主に代理店営業職。病気入院を機に転職決意。2006年ヤフオクで売出されていた古書店在庫を購入し、沖縄移住・ちはや書房開店。水木しげるコレクター。新日本プロレス派。

◆宇田智子
「市場の古本屋ウララ」店主。神奈川県生まれ。大学を卒業後、ジュンク堂書店に入社。多くの書籍に触れるうち、沖縄本の存在に気を留めるようになる。ジュンク堂那覇店が開店するに伴い、自ら志願して異動。他県では見ることのできない県産本の魅力,
摩訶不思議さに出会う。2011年11月、那覇市牧志公設市場向かいに「市場の古本屋ウララ」を開店。著書『那覇の市場で古本屋―ひょっこり始めた<ウララ>の日々』(ボーダーインク/2013年7月)


2013年11月8日金曜日

「私と仕事のいい関係」第5回目レポート

ついに最終回を迎えた「私と仕事のいい関係」。
第5回目は、「私と仕事のこれからの関係」をテーマに、
いままでの4回を振り返りつつ、各自のこれからについて
考えてみました。講師は第2回目にお越し頂いた赤嶺久美さんです。

受付でA4の白紙を受講生にお渡ししていたのですが、
今回の最初のワークは、その白紙に

①この講座を受講した理由。
②受けてみての感想。
③講座の中で得たもの。
④それを、これからどう活かしていくか。

この4つを書きました。時間は20分。
みなさん、真剣に取り組んでいました。


書き終えたら、①〜④に書いたものを参考に、
グループ内で発表。
ほとんどが、ここで出会った人同士ですが、
何度か顔を合わせていたり、
共有しているテーマがあるせいか、
本当に楽しそうにお話していました。
しかも、このあと休憩を挟んで後半に、ということだったのですが、
みなさん話に花が咲いて、休憩中も話し続けていました。


そして後半。
後半は、先ほど紙に書いた4つの項目について、
ヒーローインタビュー形式で発表。
2人組になって、インタビューされる側・する側を
交互にやりました。
「インタビュアーの◯◯です。よろしくお願いします。」






なぜ?というくらい、みなさん上手!
個性豊かな、楽しい発表になりました。

今回の講座の中で、それぞれに学んで下さったことがあったようで、
それを日常に持ち帰って、活かしているという方がいることにも
感動しました。

最後に、修了証授与式をしました。
一人ひとり前にでて、赤嶺さんから受取り、
みんなの前で、夢を宣言。







最終回なので、みんなで記念撮影もしましたよ!
それがこちら↓良い笑顔です!



参加して下さった受講生の方、
いらして下さったゲストや講師の皆さん、
本当にありがとうございました!!


2013年11月4日月曜日

「私と仕事のいい関係」第4回目レポート

9月30日からはじまった、「私と仕事のいい関係」もそろそろ終盤。
先日、4回目が終了しました。

この日は、お迎えしたのは、
COFFEE potohoto山田哲史さん、CALEND-OKINAWAの中井雅代さん、
HUVRID赤嶺謙一郎さんの3名。



打ち合せの時、それぞれのゲストが
非常に強い信念をお持ちの方とわかったので、
いやが上にも期待が高まります。

受講生の方も、楽しみにしていた様子。
出席率も高かったです。




まずはそれぞれから、簡単な自己紹介。
でも、すでに話の端々に、思わずはっとするような言葉が…。
のっけから、目が離せない感じです。

赤嶺さんは、20代でありながら、社長さん。
今年の1月に会社を立ち上げたばかりのお忙しい中
来て下さいました。



そして、CALEND-OKINAWAの中井さん。
中井さんもまた、出産を間近に控えた大事な時に
いらして下さいました!ありがたい!



 山田さんのお店は、活気のある栄町市場の中で、
ひときわ存在感があります。
そのワケが今日は聞けるはず。楽しみです。




そして、講話開始。
進行は、若狭公民館の宮城部長です。

今回は1回目〜3回目で集めたアンケートなどを参考に、
受講生の方々が疑問に感じること、知りたいことを、
ゲストへ投げかけるように意識しました。


子どもの頃、どんなことが好きでしたか?
影響を受けた本や、人物はいますか?
これは成功したなということ、逆に失敗だった、
ということはどんなことですか?
などなど、いろいろな投げかけに対して、
みなさん真剣に答えてくださいました。



第1回目の時もこの日も、共通してみなさんがおっしゃっていたのが、

やはり「やりたいことにチャレンジした方がいい」ということ。

それに対して、受講者のアンケートの中には、

やりたいことをやる素晴らしさはわかるけど、
それでお金が稼げないのは嫌だし、
お金がないとチャレンジもできないのでは、
という意見も。
みなさんは、どう考えているのでしょう。

中井さんは、
「自分の頭で考えられることには限界が
ある。世の中には成功した人がたくさんいて、
その人たちが本を書いてくれていたりもするから、
そこから学んだり、調べたりして、好きなことで
しっかり稼ぐ方法を探せばいい。」
とおっしゃっていました。


あと、もう一つ今回の3名のゲストに共通していたことに
今の仕事を始める前、先がみえてしまったことに不安を感じた
という経験があった、というのがありました。
先のことを考えて不安になる、という経験は大抵の人が持っている
感覚だと思うのですが、大抵は「先のことがわからなくて不安になる」方が
多いかと思います。

なぜ、みなさんが先が見えて不安になったのか?
それはみなさん共通していて、
「何年先もこれをやっていて、ワクワクしていないであろう自分が
見えたから。」

中井さんの言葉の中で、とても心に残っているのが、
「自分の道は心で決めた方がいいと思う。リスクやお金の心配して、頭で考えて出した判断でなく、自分が本当にワクワクすることをやって、それでお金持ちになればいいと思う。」
きっとこの言葉の中に希望を感じた方も多かったのではないかと思います。

赤嶺さんは、「不安に感じる事はたくさんある。でも、シュミレーションを重ねて、考えても考えてもやりたい!と思うのかどうか、そこを判断基準にしている。」
とおっしゃっていました。常に責任を伴う、社長さんならではの考え方だと感じました。

あと、山田さんが散々みんなをじらして、ようやく語ってくれた話がまた、
ものすご〜く大事なことでした。その話、以下のようにまとめてみました。

自分自身が20才のころ、独立すると決めてから、たくさんの本を読んだ。
各界のトップに立つ人が書いた本もたくさん読んで、
いろいろな人から話を聞いたりもして、キーポイントはこれだ!というものが
見つけた。それは、
「偉大なことを成し遂げるには、日々の積み重ね以外にはない。」
ということ。この考え方に出会ったとき、目の前が開けて、スーっと力が抜けた。
毎日一歩ずつでもやればいいんだ、とわかったから。




チャレンジすること、
コツコツ積み上げる事、
そして、他に学ぶこと。
失敗や成功にとらわれず、身に起こる全ては経験と捉え、
それを武器に進んでいけるから、大丈夫!
とても暖かいメッセージだな、と私自身励まされた2時間でした。
きっと、受講したみなさんもそれぞれにメッセージを受け取って
下さったと思います。

素晴らしい講話でした。




2013年10月28日月曜日

「私と仕事のいい関係」タイムスに掲載されました!

先日21日に開催された、「私と仕事のいい関係」の第3回目の様子が
26日の沖縄タイムスに掲載されました!

講座に来たみなさんが楽しそうで、毎回嬉しいです。
今日はその4回目。残すところわずかですが、
良い内容の講座をお届けできるように、
最善を尽くしたいと思います。


2013年10月25日金曜日

「私と仕事のいい関係」第3回目レポート

みなさん、「NIE」ってご存知ですか?
新聞を教材として活用する取り組みのことで、
Newspaper In Education」の略語です。
今回は「自分の頭の中を整理せいとん〜NIEを使って〜」
というテーマで行いました。

このNIEを「私と仕事のいい関係」に取り入れた理由は、
全体のテーマが仕事について考える内容だったからです。
仕事は社会とのつながりの上に成り立つもの。
そして新聞は社会の出来事を伝えてくれるもの。
新聞は仕事のことを考える上で常に気にかけるべきものだと思い、
新聞の上手な読み方や活用方法を学べるNIEを入れることにしました。


この日は、沖縄タイムスのNIE事業推進室の安里さんと平良さんが
いらして下さいました。


はじめは新聞の簡単な紹介。
実は新聞の値段が書かれているところ
がありますどこでしょう?というクイズと、
1面にはタイムスがその日に得た情報の中で、
特に重要だと思った4つの記事が並んでいます、
という話をして頂きました。


そして最初のワークショップ。
まず、見出しだけを5分間で読み、
次に気になった記事を一つ選び、本文を読みます。

今回は、ワークショップのグループをつくるために、
受付時に皆さんにくじを引いてもらいました。
そのグループ内で、自己紹介と自分が気になった記事、
また、それを選んだ理由を発表しました。

皆さんの様子を見ていて、こうやって知らない者同士が
コミュニケーションをとるために有効なところも、
NIEの魅力だなあと思いました。



そして、次のワークショップは今日のメイン、

「切り抜き新聞づくり」です。
4つのテーマの中から1つ選び、自分新聞作りをする
ワークショップです。
テーマは
①今の仕事にかかわる記事・参考になる記事。
②これを記事にしたい!理想のお仕事。
③見ていると癒される記事・写真。
④問題意識にひっかかる記事。世直ししたい記事。

予めテーマを選んでからでも、
とりあえず自分のアンテナにひっかかったものを
片っ端から切り抜いてからテーマを選んでも自由。
ということで、さっそく作業開始です。



じっくり考える人、どんどん手を動かす人、様々でしたが、
個人個人のキャラクターが出て、本当に面白い!
同じ記事を選んでも、それに対してのコメントが
違う視点を持っていたりするのが興味深かったです。




出来上がったものを、机に並べて、みんなで鑑賞会。
各自、気に入った新聞にコメントできるように付箋を持って
回りました。コメント権は一人3枚まで。
どれにコメントしようか迷います…。


ひととおり廻ったところで、また席に戻り、
今度はグループ内で発表です。
このテーマにした理由、こんなことを思って作った、
こんなコメントを貼ってもらって、どう思った、など
話し合ってもらいました。
どこも盛り上がっていて、楽しそう!



恒例のアンケート記入&みんなで片付けをして終了。
今回は、コツコツと個人で作業することが多かったのですが、
思った以上にみなさん楽しんでくれた様子でした。

それから、今回、タイムスから来て下さった安里さん自身、
NIEを通して新聞の読み方が変わったのだそうです。

その安里さんから、新聞は社会のことを知ることだけでなく、
この記事に対してどう思うかとを掘り下げることで、
自分のことが見えきます、という話を聞きました。

いろいろな可能性を感じるし、コミュニケーションのツールとしても
役立つNIE。出前授業も無料でしてくれるとのことです。
興味を持った方はぜひ、職場などでトライしてみて下さい!
沖縄タイムスNIE事業推進室のホームページはこちらです。
http://nie.okinawatimes.co.jp/nie/?p=2919



2013年10月20日日曜日

「私と仕事のいい関係」第2回目 レポート

若狭公民館の青年のための講座・交流事業「私と仕事のいい関係」
の第2回目を迎えた10月14日。

実は、台風のため7日に予定されていましたが、
一週間のびての開催でした。
しかし、この日は連休の最終日。外ではお祭りもやっているし、
皆さん来てくれるかしら…と心配していたのですが、
この日もたくさんの方がいらして下さいました。



この日の講師は、ジョブリッジ研究所の赤嶺久美さん。
キャリア教育のスペシャリストで、沖縄県キャリアセンターで
チーフキャリアコーチをされている方です。

経歴を見ていると、キラキラと華やかで眩しいくらい。
しかし、本人曰く、「ボロボロなんです…。」
そこのところの話も聞けるというので、
興味津々で臨みました。


まずはアイスブレイクでリラックスしてもらいつつ、
後半のワークショップで組む人を決めました。

今回の講座は受講生同士の交流も目的の一つ。
こうやって、知らない者同士が向かい合えるというのは
ワークショップの醍醐味だなあ、と思いました。

下の写真は、指を合わせ「E.T」ごっこ、ではなく、
指と指を合わせてご挨拶をしているところです。
「こんばんは。この時間を実りあるものにしましょう。
よろしくお願いします。」

じゃんけんで出した手で、コンビが決め。



前半は赤嶺さんの講話から。
終了後のアンケートで「素敵な映画を1本みたような、
そんな気持ちになりました。」と言わしめたのが納得の
ドラマチックな人生に、みんな聴き入っていました。

ここで簡単にご紹介するのが、はばかられるような非常に内容の濃い、
聞き応えのあるお話なので、ぜひぜひ動画でご覧下さい。
(※この投稿の最後に動画を貼り付けています。)





後半、休憩を挟んでワークショップに入りました。
一番最初に2人組になったコンビで、「人岩ゲーム」

これは、お互いが聞き役・話役に分かれて、聞き役の人が
最初は「岩」になり、次に「人」になって聞くというゲーム。

岩になって聞くとは、うなずかず、目も合わせず、笑わずに聞く聞き方。
人になった時は、全身で相手に反応して聞きます。

話す役の人は、自分の好きなものについて話をしました。
時間は2分間。

「岩で聞く」の光景。

「人で聴く」だと、互いに笑顔が。

みなさんが「岩」に向かって話ている時は、傍から見ていても
2分が長い感じがしました。気まずそう…。
それが、「人」に話ている時は、とても楽しげで
2分があっという間。話足りないくらいの雰囲気でした。
話終えた後は、相手の印象を付箋に書き、白紙に貼っていきます。


それぞれに「人・岩」と話し手の役割を両方体験して、
それぞれに書いた印象のシートを相手に渡しました。
みなさんほぼ共通した印象で、岩の相手だと
不安を感じて、自分の存在が無視されたような気持ちになり、
人相手だと、受入れてもらえている安心感から、話しやすくて
会話も広がるようでした。

代表で、付箋に書いたお互いの印象を発表中。



赤嶺さんがその後の話で、とても大切なことを
伝えてくれました。

「コミュニケーション能力とは、話すスキルではなく
聞く力のこと。難しい事ではありません。
話している人の方に体を向けて
目を合わせて、笑顔で、うなずきながら聞くだけでいいんですよ。
すぐに、できることばかりですよね?」

大事なことはシンプル。
だからこそ、忘れがちで、おろそかにしてしまいます。

しみじみと、良い話きいたな〜という充実感を得ました。
これは、赤嶺さんの力。いろいろな体験をされて、
挫折を味わって、どん底も見てきて、
その上で、今を前向きにがんばっている
赤嶺さんのお話だからこそ心にしみるんだな、
と思いました。


そして最後にお知らせ。
赤嶺さんの勤務している、沖縄県キャリアセンターのスタッフの方が、
イベントの告知をして下さいました。「はたらくこと」に関心を寄せる方が
集まっている講座、ということで情報提供に来てくれたのです。

改めて、こちらにも情報を載せて
おきますね。




『Jobチャンネル』

業界を代表する企業人の方々をお招きして、
業界のしくみや、人事・採用担当者の本音を
語っていただくイベントです。

●11月6日(水)、11月12日(火)、11月28日(木)
●各回共通13:00〜16:30 (受付開始12:00)
●会場:沖縄県立博物館・美術館(博物館講座室)
●各回定員100名(複数参加OK)
お申し込み先
job.channel@career-ce.jp
※以下の記入必須事項をメールで送って下さい。
①希望日 ②名前(ふりがなも) ③性別 ④学校名、学年(もしくは一般) 
⑤年齢 ⑥電話番号

お問合せは
沖縄県キャリアセンター 
まで。