2021年5月27日木曜日

【企業・法人さま向け】ネパール医療品寄付のお願い



沖縄ネパール友好協会からのお知らせです。

ネパールでは、新型コロナウイルスの感染が拡大し、医療現場が逼迫しているようです。
そのため、沖縄ネパール友好協会(以下、ONFA)では、企業さまや法人、医療関係の団体に向けて、医療用品の寄付を募っています。


具体的に必要としているのは以下の通りです。

1. Vaccines / ワクチン
2. Oxygen plants / 酸素植物
3. Oxygen Concentrators with filling option / 充填オプション付き酸素濃縮器
4. Oxygen Cylinder / 酸素シリンダー
5. Liquid Oxygen Tank with Liquid oxygen / 液体酸素が入った液体酸素タンク
6. Ventilators / 人工呼吸器
7. Antigen Kits / 抗原キット
8. Package of Rt. PCR test kits Extraction kits (Manual and automated) / PCRテストキット抽出キット(手動および自動)
9. Full set PPES / フルセットPPES
10. B-PAP, C-PAP, High Flow nasal cannula / B-PAP、C-PAP、ハイフロー鼻カニューレ
11. ICU negative pressure beds / ICU陰圧床
12. ICU beds / ICUベッド
13. Tocilizumab / トシリズマブ
14. Remdesivir / レムデシビル
15. Pulse oximeter / パルスオキシメータ
16. Patient monitor  / 患者モニター
17. Virus transport medium / ウイルス輸送媒体
18. Gene experts’ machines with cartridge / カートリッジ付きの遺伝子専門家のマシン
19. Portable digital X-ray / ポータブルデジタルX線
20. Thermal guns (infrared thermometer)  / サーマルガン(赤外線温度計)
21. Surgical mask / サージカルマスク
22. Gloves  / 手袋
23. N 95 mask / N95マスク
24. Gown (coverall protection) / ガウン(つなぎ服の保護)
25. Hand sanitizer (500 mL) / 手指消毒剤(500 mL)
26. Face Shield/Safety Goggles / フェイスシールド/安全ゴーグル
27. Heavy Duty Gloves / ヘビーデューティーグローブ
28. Shoe Cover / 靴カバー
29. Bouffant/Surgical Cap / ブーファン/サージカルキャップ
30. Gum Boot / ゴムの長靴
31. Dead Body Wrapping Bag / 死体ラッピングバッグ 
32. Ambulance / 救急車

今回の呼びかけは、個人に金銭的な寄付やマスクなどの衣料品の寄付を募っているわけではなく、あくまで企業や会社さまからの寄付をONFAが仲介人となってネパール大使館やネパール政府におつなぎすることが目的です。個人的な寄付は、ご対応いたしかねますのでご了承ください。
問い合わせ先は、フェイスブックページ「沖縄ネパール友好協会」からお願いいたします。
また、この情報を拡散していただけると幸いです。


ONFAからのメッセージ
親戚や知人が毎日のように新型コロナウイルスで亡くなっています。酸素ボンベや救急外来のベッドが不足し、多くの命が奪われています。今は全世界がコロナの感染拡大の影響でとても困っている中で沖縄の方々も困っていると思います。今回は、金銭的な援助ではなく、医療用品を寄付していただけると感謝いたします。


琉球新報でも紹介されていますので、ぜひご覧ください。


2021年5月26日水曜日

広報わかさリニューアルしました!


 広報わかさ愛読者のみなさま、いつもありがとうございます。

4月から、那覇市若狭公民館の指定管理者に指定されたタイミングで広報誌が新しく生まれ変わりました!

すでに読んだ方はお気づきかもしれませんが、いつも見慣れた青色調の表紙ではなく、今回からやさしい黄緑色に変わり、タイトルを「むすぶ」に改めました。



今回の広報誌リニューアルにあたって、これまでの広報誌の良かったところと良くなかったところをあらためて意見を出し合いました。それを踏まえてこれからは、だれに、何を、どうやって、どんな時に届けたいのかを話しあい、今後の方向性を決めました。


今年度から私たちが目指す広報誌は、読んでいて心がほっこり暖かくなるような優しい雰囲気の広報誌です。デザインは、文字のサイズを大きくしたり行間を広げて読みやすくしたり、外国人もよみやすいような日本語を意識したり、カラーユニバーサルデザインも意識しています。

内容や見所をちょこっと紹介します♪♪♪


表紙〜2ページめは、特集記事を掲載。公民館の役割や取り組み、時事ネタを含めた内容を取り上げます。今回の特集は、『公民館のトリ扱い説明書』ということで、そもそも公民館とはなんぞや?というお話を館長にインタビューしてまとめました。



3ページめは、公民館事業や講座、地域の活動(人や団体)をもっと深く掘り下げ、公民館や地域の予定などを紹介します。

さらに、もっと公民館職員のことを知ってほしい!ということで、公民館職員のちょこっと小ネタコーナーをつくりました。職員のハマっていることやおもしろエピソードなど、ほっこりするような内容を紹介していきます。今回は、4月から新しく仲間になった職員を紹介しています♪


そして裏面は、公民館を利用しているサークルの紹介コーナー!
これまでは、1団体のみ紹介していましたが、今年度からは2団体ずつ紹介していきます。今回は、新しく設立したティアーモさん(オカリナサークル)とHou oli oli Wkakasaさん(ハワイアンフラ)を掲載しています。どちらも素敵な笑顔で楽しそうな写真です♪

その下は、公民館の施設案内。誰でも簡単に公民館を利用できるように、簡単3ステップを紹介しています。

裏面右側は、若狭公民館が対象としている地域、学校区でいうと、那覇中、上山中、曙小、若狭小、天妃小、開南小、那覇小、泊小の地域ニュースを取り上げています。

地域のできごとや積極的に活動している団体や人、知ってほしい場所などを紹介します。また、地域のおたよりコーナーでは、地域のイベントや紹介したい料理レシピや地域の歴史など、幅広いネタを掲載していきます♪載せたい記事があれば、掲載しますのでお気軽にお問い合わせください♪

前回に引き続き、若狭児童館の活動紹介と図書館のおすすめ本紹介コーナーもおるので、お見逃しなく!


以前に増してパワーアップした広報誌を多くの方に読んでいただきたいです♪
PDF版も掲載していますので、ぜひ下記リンクからダウンロードしてご覧ください。

>>  広報わかさ『むすぶ』 <<


(conomi)


2021年5月25日火曜日

ネパールアンケートはじめます♪

 4月22日に公開したオンライン ネパール・ニューイヤー  パーティですがご覧いただけましたでしょうか?お正月はすぎたので、もう見られないと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

素敵なネパールの様子をみなさんに知っていただきたいので、特設ページはいつでもごらんいただけますよ!オンラインでネパールを楽しめるページなので、緊急事態宣言中の過ごし方のひとつとしても、おすすめです♪


この度、アンケートフォームを追加しました!
特設ページの一番最後にありますので、ご覧になったご意見やご感想を、お聞かせいただけるとすごく嬉しいです。

若狭公民館では、今年度ネパール以外の外国人居住者と行う講座も企画していますよ。楽しみにしていてくださいね。(sato)


2021年5月24日月曜日

臨時休館のお知らせ


那覇市公立公民館 臨時休館のお知らせ


令和3523日(日)より620(日)まで、沖縄県への緊急事態宣言が発令されました。

那覇市では、新型コロナウィルス感染拡大を防ぐための緊急措置として、公立公民館(中央公民館、牧志駅前ほしぞら公民館、小禄南公民館、首里公民館、若狭公民館、石嶺公民館、繁多川公民館)を

525()から620日(日)の間、臨時休館いたします

緊急事態宣言が延長された場合は、臨時休館も延長します。

市民の皆様にはご不便とご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。


なお、平日午前9時から午後5時までは、社会教育に関する相談や公民館業務に関するお問い合わせにお応えしますので、お近くの公立公民館にお気軽にお電話ください。


                 令和3524





2021年5月20日木曜日

うみそら上映会実行委員会スタート!

 毎年7月から10月の夏の夜に月に一度若狭海浜公園の緑地で野外上映会「うみそら上映会」が開催されているのはご存知でしょうか。


2019年のうみそら上映会の様子
16mmフィルムを使用して上映しています

昨年は残念ながら、新型コロナウイルスの影響で開催が見送られました。

しかし、海からの気持ち良い風に当たりながら、夜空の下で野外上映会を子どもたちに野外上映会を観せたいと実行委員会が行われました。

今回の委員会では、上映会の日程の日取りや上映作品を決め、コロナ対策案などを話し合いました。



うみそら上映会実行委員会では一緒にうみそら上映会を盛り上げてくれるスタッフを随時募集しています。

次回の実行委員会は6月9日(水)18:30~開始予定です。

※新型コロナウイルス感染状況によって、日程や会議の持ち方を変更する可能性があります。

興味がある方、何ができるかわからないけど話し合いに参加してみたいと思った方はお気軽にご連絡ください。

お問い合わせ先

Tel:098-917-3446 (崎枝)

Mail:info@cs-wakasa.com


2021年5月19日水曜日

祝11周年!caféみんと🌿

今日は、若狭公民館の近くにある『caféみんと』さんの11周年!
\\ おめでとうございます! //

caféみんとは、一般就労を目指す方々が訓練をしながら運営している就労継続支援B型事業所のカフェで、毎日500円の日替わりランチを提供しています。

バランスのとれたヘルシーでおいしいランチがいただけるので、私もよく利用しています。
今回は、caféみんとさんに許可をいただき、お店の紹介をさせていただきます♪


メニューはなく、その日にならないと分からない日替わりランチスタイル。
いつも入り口の外にメニューを掲示しているので、今日はなんだろう〜とワクワクしながら看板を見るのが日課になりつつあります。


あることは知っているけど、入ったことはないという方もいるかもしれません。
実は私も1年くらい気になっていましたが、なかなか入る勇気もなく今年はじめて利用しました。今では、週に1回は行くほど大好きな店です。

店内は、カウンター席やグループ席がり、
1人でも複数名でいきやすいのが個人的にありがたいです。


壁に掛けられているcaféみんとのコンセプト通り、
明るく丁寧な接客であたたかい気持ちになりゆったりと過ごせるる癒しの場所です。


5月19日(水)、今日でちょうど11周年!
壁にはきれいな虹のイラストとほっこりメッセージ♡
(こちらこそ、いつもお世話になっております)


席に着くと、おしぼりが出され、白米か玄米かを選びます。
待つこと5分くらいで料理が運ばれてきます。
(仕事の休憩時間に来ている私としては、かなりうれしい早さ!)

そして、皆さん、お待ちかねの本日のランチはこちら!
今日のメニューは、チキンカツレツでした。
毎回、サラダ、スープ、ごはん、メインのおかず、デザートの5点セットで500円!


ちなみに、他の日に行った時のメニューは『かにたま丼』でした。
洋食、和食、中華まで幅広いレパートリーのメニューがあります♪
どれも本当においしくて、幸せなランチタイムが過ごせますよ。


ちなみにコーヒーもお茶もティーも水も全て飲み放題です。


入り口付近には、手作りの写真立てや巾着、なべつかみなどが販売されています。
どれもかなりかわいいので、このコーナーも要チェックです!


まだ行ったことのない方は、ぜひ!行ってほしいお店です。

caféみんとのブログもあるので、ぜひご覧ください♪
日々のランチメニューを紹介しています!


caféみんとさん、改めて11周年おめでとうございます。
いつもおいしいご飯と丁寧な接客、ありがとうございます!


ブログを書きながら、明日のメニューは何だろう〜と想い馳せている新垣からでした。



(新垣)



2021年5月17日月曜日

在沖外国人新型コロナウイルス感染症対策セミナー




 

GWをむかえる直前に合わせて、在住外国人やその関係者向けのコロナウイルス感染症対策セミナー(主催:観光危機管理研究所)が開催されました。


登壇者は、沖縄県コロナ対策本部の高山先生(中部病院医師)と危機管理研究所の鎌田さんです。3月に若狭公民館で開催したネパールコミュニティ情報交換会に参加していただいたご縁もあり、今回は機材面でサポートさせていただききました。


「コロナになったらどうするの?」といった基本的な情報から、病状やワクチンなどの様々な疑問にお答えするためのセミナーです。

在住外国人は、言語の壁や文化の違いがある分、コロナの感染が収まりにくい傾向があるようです。難しい日本語がたくさん書かれた文書を読んでも何が必要なのかわからないので、今回はやさしい日本語でお話ししました。


家族と離れて異国でコロナ禍を過ごす在住外国人は、様々な不安を抱えているので、友人と会うことや外で飲食をすることなど、むやみやたらに禁止するのではなく、最低限まもってほしい以下のことをわかりやすく紹介してくださいました。




様々な情報が飛び交っているなかで、どのように感染をふせぐのか、具体的になにを気をつけたらいいのか、とてもシンプルでわかりやすい情報です。

ほかにもトイレでの注意点や消毒に関する知識など、専門的な視点からわかりやすく、実際に取り組んでいる方法を教えていただき、とても勉強になりました。

とくに私が目からウロコだったのは、「トイレの便器は閉めないで流しましょう」という内容でした。日本のトイレは周りに飛び散らないので閉める必要はなく、また便器は菌の宝庫なので、触る場合は必ずティッシュを使ってくださいとのことでした。これまで気をつけて便器を閉めていたのでおどろきです。   

専門家のお話は、在住外国人など関係なく、みんなに必要な情報です。今後、動画にまとめて掲載する予定なので、掲載次第おしらせします!

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

最後に!以下は、在住外国人向けの情報発信(Information of COVID-19 for foreign residents)です。お友達や近所にすんでいる外国人などに教えてくださいね。

①内閣官房「新型コロナウイルス感染症対策」(20言語)
    https://corona.go.jp

②法務省・出入国在留管理庁「新型コロナウイルス感染症情報」(15言語)
   http://www.moj.go.jp/isa/other_languages.html

③厚生労働省「がいこくじんのみなさんへ しごとやせいかつのしえんについて」(最大16言語)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page11_00001.html

④外務省「新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化にかかる処置について」(日本語、英語)
  https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html

⑤沖縄県「新型コロナウイルス感染特設サイト」
https://okinawa.stopcovid19.jp/en

⑥那覇市「【外国人向け】新型コロナウイルス感染症(かんせんしょう)について」
https://www.city.naha.okinawa.jp/nahahokenjyo/kansensyou/KSOU20201207.html







わかさ手仕事教室フィールドワーク

 梅雨の沖縄ですが、良いお天気にめぐまれ暑い日が続きますね!
今日は今年度取り組みたいと思っているわかさ手仕事教室のためのフィールドワークをしてきました。

公民館から徒歩数分の若狭海浜公園です。普段室内に籠っていてはもったいない!と思える素敵な公園です。緑ひろがる公園ですが、ふりかえると・・・

海です!階段を下れば降りることもできますよ。


こちらの海岸にはシーグラスや流木もあるよ〜と、地球ハートクラブのビーチクリーンに参加している職員から聞いていたので降りてみました。
目的のモノは、ものづくり講座をするほど量がなかったですが、朝の光をうける水に癒されました。公民館の過去のブログを見てみたら衝撃のゴミの量!地球ハートクラブの月に一回の清掃活動のおかげでしょう。今はとても綺麗です!

若狭海浜公園には緑もたくさん!さまざまな植物があります。その中でも最も多いのがこちら!

             クバ

クバといえばお土産屋さんにクバ傘やクバ扇が並んでいるのでおなじみですよね。

わかさ手仕事教室では、私たちの身近にあるものを使った手仕事を紹介するものを取り上げ、シリーズで開催したいと思っています。まずはたくさんあるクバを使ってかごづくりワークショップを行います♪
今回は夏休み中に子ども向けに開催します。お楽しみに〜(sato)






2021年5月12日水曜日

春の村拝み

 旧暦4月1日の今日は、婦人部の若狭町村拝みが行われました。
毎年2回旧暦の4月1日と10月1日に行われています。


出発点の雪の崎(ゆーちぬさち)は若狭公民館から歩いて数分。若狭海浜公園内にあります。

実は地域にはいくつも拝所があります。気づいたら手を合わせてね、とおっしゃっていました。


梅雨入りしてから、雨の多い沖縄ですが、今日はよいお天気に恵まれました。
本日はお見送りだけでしたが、次回は参加できますように。

昨年職員が参加したレポートがありますので、ぜひごらんください。(sato)
若狭町村拝み




2021年5月10日月曜日

なは防災キャンプ’21春@那覇市若狭公民館

ゴールデンウィークの5月1日-2日に那覇市若狭公民館にてなは防災キャンプ'21春が行われました。



今回は日頃から防災キャンプに関わっているDMPO(一般社団法人災害プラットフォームおきなわ)との共催で行いました。

関係者のみで実際に若狭公民館でキャンプを行い、コロナ禍における避難所ゾーニングのトライアルを行い、そこで一夜を過ごしてみて気づいたことや改善箇所などを話合い、オンラインで配信をしました。

避難所ゾーニングの映像をまとめた動画はこちら↓



避難者のモデルは、衛生面視点で感染防止のアドバイスのために来てくれた管理栄養士の安仁屋さんに急遽出演していただきました。


避難所配置職員として出演してくれたのは、DMPO(一般社団法人災害プラットフォームおきなわ)の有村さん。

撮影の様子です。

パーテーションの上からも撮影


すぐに撮影編集をして動画配信に間に合わせます。
安仁屋さんも緊急出演

管理栄養士の観点から、
・食前食後の触ったところの消毒の徹底をしてほしい。
・トイレや避難所・実習室を土足で出入りできることが感染症や食中毒が蔓延してしてしまう環境になっている
と指摘がありました。
受付に関しては、発熱者とそうでない方が一緒に並ばないといけない状態から、あらかじめ体調不良者は別途窓口を設けるなど、一度に複数の避難者が来た際の対応などを考えないといけないとおっしゃっていました。


次に「人も犬も猫も幸せ!な街つくり隊Okinawa」の畑瀬さんからもペット避難の受け入れ場所がなくて、避難所へ行かない現実があるということ。
狂犬病のワクチン摂取を受けていないペットなどの対応はどうするのか。
ペットに理解のある避難所があるのが理想的だと伝えてくれました。
ペット避難の際はペット用品の備蓄はありませんので、各自でご準備して避難してくださいとお話しがありました。

※那覇市の小災害時避難所(台風等の避難所)でペット同行避難ができるのは、市役所本庁舎のみです。
動物アレルギーの方等との接触を避けるために、地下駐車場がその避難所となります。


今回はペット避難を想定しているので、コロナ禍のペット避難での検証も行いました。


夜間の振り返りではたくさんの意見が出されました。

課題
・若狭公民館は小規模災害(火事等で家屋を失った方の一時避難や台風時の避難など)では避難所開設されるが、大規模災害では開設されない。その目安が市民に共有されていないので、イザという際に混乱が起こる可能性がある。
・若狭地域の高齢者や難病者の把握(配置職員との共有が)ができていないので、避難が必要な方の手助けや支援を確認することができない。
・受付とトイレの位置が近いので、受付待ちの方とトイレ利用者の導線が重なってしまう。
・受付避難カードの外国語対応がないため、日本語がわからない旅行者や留学生への対応ができるか不安。
・窃盗・盗難の危険性にどう対応していくか。
・避難所が停電や断水した時に他の避難所への輸送をする判断基準や輸送方法のマニュアル作りが急務。
・学校が避難所だと思っている人が多い中で誰がどうやって、わからない人に周知するか。
・冠水や倒木などの情報をいち早く発信して、避難所に行くまでのルートに支障がないかを伝えることが必要になってくる。その際に古い情報や誤った情報をどう事実確認していくかが課題。
・防災(地滑りや液状化の危険箇所の情報公開)と発災(倒木や浸水)の情報を区別して発信していく必要がある。
・検温のタイミングが宿泊になると曖昧になるので、時間を決めて検温が必要になってくる。

改善案
・受付を簡素化する流れや導線作りをうまくつくっていきたい。
・受付を済ませた人にはリストバンドで色分けをして一眼でわかるようにする。(配置職員も交代するため避難者の把握が難しくなる)
・ITやデジタルを活用してスマホやマイナンバーカードを使って、受付や人の出入りを決済できないか。
・災害レベルや種類によって避難所対応マニュアル作りが必要になってくる。
・那覇市から派遣された運営職員だけでは避難所運営は困難になってくるだろう。日頃から行政・民間・企業との連携や情報の伝達できる体制づくりが必要。
・スーパーやコンビニとの災害協定などを結び、共に防災の取り組みを考える。
・行政職員の立ち位置を伝える(ボランティアではないが、プロフェッショナルではない)ということをわかってもらう必要がある。

まとめ
・ゾーニング(受付のやり方・コロナ対策)配置市職員だけでの衛生管理などの徹底は不可能
・ルール作り(様々なパターンを考慮して・受付のやり方。誰がどこの部屋に案内するか)地域の住民や事業者も関与できるもの
・情報の伝達(引継ぎがうまくいかない・日頃からの情報の周知)スーパー・コンビニの活用。情報発信としてコミュニティFMを活用する

話し合いは日付を超えても続きました。


2日は恒例のラジオ体操から始まり急いでオンライン配信の準備です。
那覇青年会議所から前泊さんにお越しいただいて、7月にセルラースタジアムにて開催予定の「那覇市制100周年記念事業 那覇市防災FESTA」の参加者との交流会も含めて配信しました。


講話では地域の事業所による、地域防災へのかかわりが語られ、企業や地域住民がバケツリレーを行い水資源を確保した事例やイオンモールや大学が避難所として災害時に受け入れを積極的に行い支援物資や薬剤師が薬を提供した過去の出来事を紹介してくれました。
沖縄の企業にも積極的に災害時に動くことが求められ、日頃から行政・企業・市民が協力していく必要があるとおっしゃっていました。

後半では7月22日(海の日)に開催予定の「那覇市市制100周年記念事業 那覇市防災FESTA」の紹介を那覇青年会議所の前泊さんから紹介してもらい、若狭公民館も「リッカ!ヤールーキャラバン」を行いイベントに関わる予定です。
こちらの詳細決まりましたらお知らせします。

オンライン配信をロビーでも見学できるようにしていました。


今後まとめた報告動画やアンケートを那覇市防災危機管理課と協議して避難所運営のあり方やマニュアル作りを行なって行きます。

主催:(一社)災害プラットフォームおきなわ/那覇市若狭公民館
後援:那覇市防災危機管理課
協力団体:Happyぼうさいプロジェクト/人も犬も猫も幸せ!な街つくり隊Okinawa
               包括支援センター若狭/たいようのえくぼ/キャンプ沖縄事業協同組合
助成:沖縄しまたて協会