月刊公民館10月号にて、アートな部活動の「ポストポスト部」を紹介させていただきました。
この冊子は、全国公民館連合会が刊行している公民館関係者のための機関誌です。全国にある公民館の運営に関する専門的な論文や実務的・技術的な解説、各公民館等での活動例など話題に掲載しています。
今回は、「新たな発想を取り入れた公民館活動」特集です。既存の公民館活動にとらわれない、新しい活動形態やコミュニティづくりなどの動きが増えているなかで、公民館は何を学ぶべきか、公民館はどうかかわっていくべきかなどを考える特集にしたいということで、ポストポストの取り組みについて、執筆の依頼をいただきました。
ポストポスト部は、地域に設置した手づくりのポストに投函される様々なモノ(手紙、絵、詩、作品など)に対して、部員で話し合いながらお返事する部活動です。ポストに投函するワクワク感や手紙の待ち遠しさといった、心境の変化を見つけ楽しみ、味わうことに着目した活動です。
コロナ禍で講座やイベントがオンラインに切り替わる中で、パソコンやスマートフォンを使いこなせない人は参加のハードルが高く感じてしまいます。講座のオンライン化は、これまで公民館事業に参加する機会が少なかった子育て世代や働き盛り世代が気軽に参加できるいい機会にもなりましたが、一方で日常的に公民館を利用していた子どもやお年寄りなどの参加は難しくなりました。オンラインではなくあえて“オフライン”で声を直接聞くこともポストポスト部の大切な活動です!
今回は、ポストポスト部の活動目的や内容、実際にポストに投函されたお手紙に対してどのようにお返事しているのかなどを紹介しています。
月刊公民館は、公民館にてご覧いただけますので、気になる方はお気軽にスタッフにお声かけください♪
(conomi)