高齢者学級「若狭を走っていた電車から歴史をたどる」が、7月7日から始まりました。
当初予定していた定員を上回る、35名の方々から申込をいただきました。
第1回目は、沖縄の製糖や鉄道について長年研究された、金城功先生(元県立図書館館長)にご講演いただきました。
置県前の若狭町の様子から、人力車、荷馬車、そして電車に至るまで、沖縄県の交通史に関するお話は、大変興味深いものでした。
講演される金城功先生
熱心に聞き入る受講生のみなさん
今回、受講生の参加証は電車のきっぷ風にしてみました。
参加1回ごとに鋏を入れます。
「カチカチッ!」と鳴らしてきっぷを切る改札鋏は、自動改札機の導入で今では珍しくなりました。
でも改札鋏がなぜ若狭公民館にあるのでしょうね。それは…
なんと! 受講生の中に電車に乗った方がいらっしゃいました。
インタビューをお願いすると、快く、たくさんのお話を聞かせていただきました。
「電車を見てもいいけれど、電車の前は渡るな」と父親に注意されたよ」
「波之上祭のときに「花電車」が走ったよ。若狭と大門の間を往復していた」
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1階の若狭図書館の協力で、沖縄と鉄道に関わる本を並べたコーナーも設けられました。
もちろん、講師の金城功先生の著作もあります。
高齢者学級「若狭を走っていた電車から歴史をたどる」、路面電車の跡をたどる第2回以降の様子は、この公民館ブログなどでもお知らせします。
(一柳)