記念公演の企画・運営はすべて、那覇黄金太鼓のメンバーが役割分担して行っています。
司会、音響や照明などの舞台裏方、記録係もすべて那覇黄金太鼓のメンバー。
幕開けに2曲演舞したあと、館長からお祝いのことば。
記念誌に掲載している内容とは異なり、館長自身のエイサー体験を話し、那覇黄金太鼓のメンバーを激励していました。
下地館長のあいさつ
那覇黄金太鼓は、結成当時から若狭公民館を利用して活動しています。
今回の記念公演では、同じく若狭公民館を利用しているエイサーのサークル2団体が招待出演しました。
第1部では、こどもエイサーサークル「若狭ちむどんどん太鼓」が出演しました。
お姉ちゃんたちの演舞に、ちびっ子もノリノリです。
舞台の前にきて飛んだりはねたり、一緒に踊っていました。
若狭ちむどんどん太鼓の演舞
ちなみに、那覇黄金太鼓のメンバーの中には、小学生の頃、若狭ちむどんどん太鼓でエイサーを習っていたという人もいるそうです。
また、初代会長の上地さんからも挨拶がありました。
「那覇黄金太鼓」は、結成当時は「那覇おんな太鼓」という名称だったらしいです。
しかし、最初からメンバーに男性がいたことから、3年後に名称変更し、現在の「那覇黄金太鼓」になったそうです。
上地初代会長
第2部の招待演舞団体は、水曜日に活動している「琉粋(りゅうすい)」です。
琉粋は、那覇市の文化体験講座の受講者が、講座修了後も継続的に活動したいということ生まれた団体です。
迫力ある演舞を披露してくれました。
琉粋
琉粋の演舞のあとは、スライドショーで20年間の活動を振り返りました。
もちろん、那覇黄金太鼓の演舞の盛りだくさんです。
「アッピーヘイ」「五穀豊穣」「セレブレイション」「地翔どーい」「久高」「島中七月」「太陽アカラ波キララ」「豊年音頭」と全9曲を思いっきり演舞してくれました。
舞台だけではなく、会場にも降りての演舞は迫力満点!
楽しく、力強く踊っていました。
最後は、メンバー全員、そして子どもたちも舞台に上がって踊り、大いに盛り上がりました。
締めは、現代表の下垣さんのあいさつ。
活動を支えてくれている多くの人への感謝の想いあふれるあいさつでした。
下垣会長によるあいさつ
公民館で活動する創作エイサーのサークルで20年継続しているところは少ないのではないでしょうか?
出産や子育てなど、活動の継続が難しいためメンバーの入れ替えはあるようですが、それでも20年も継続しているだけあって、チームワークもよく、とてもいい雰囲気でした。
今後も30年、40年と活動を継続していただきたいです。
あらためて、那覇黄金太鼓の皆さん、20周年おめでとうございました!
(宮城)