2017年2月21日火曜日

第25回若狭公民館まつり レポート

若狭公民館の利用団体の皆さんによる年に一度のお祭り『若狭公民館まつり』が今年も開催されました。なんと、今回で25回目!

心配されていたお天気も、両日共に快晴!素晴らしいお祭り日和となりました。

一日目は、若狭図書館主催の「親子で作るお菓子の家」からのスタート。
毎回大好評のこの企画、募集をするとあっという間に満員になるようです。

今回私も投票に行ってきましたが、力作揃いで甲乙つけがたく、かなり迷って選びました。投票の集計の間は大型絵本の読み聞かせもあり、子どもたちは楽しい時間を過ごせた様子でした。



13時からは玄関前でオープニング式が。若狭ちむどんどん太鼓、波上獅子舞保存会、中国武術サークルの皆さんが出演し、会場を盛り上げてくださいました。


小さい子どもたちは獅子舞が本当に怖いようで、姿をみかけただけで警戒している子どもたちもいましたが、中にはこども同士で「噛まれたらいい子になるらしいよ」と話している光景も。

オープニング後は、バザー。こちらも毎年楽しみにしている方が多く、開店前からたくさんの方が集まってこられます。ちなみに、このバザーの商品はサークルの皆さんのご家庭に眠っていたもの。掘り出し物も多く、短時間で物がどんどん売れていきます。


そして、今年の体験教室は「中国式健康法と太極拳」でした。
リラックスしながらも、しっかり足腰を強くする太極拳の動作は、気の流れや体調も整えることができる…など効能などを聞いてぜひやってみたいと思い、私も参加してきました!

普段動かさない筋肉を使ったり、日常でしない動作をして、短時間で少し汗ばむほどでした。しかも、易しい動作を選んで教えてくださったので取り組みやすく、楽しく身体を動かすことができました。
休憩中に、少年カンフーの演技と先生の太極拳を見せて頂きましたが、どちらも動きが美しく、見惚れてしまいました。あれほど身体の軸がしっかりと安定していたら、日常生活でも身体を機能的に動かせていいだろうなとも思いました。
今のところ、サークルでは大人の方の参加がまだ少ないとのこと。体験や見学も大歓迎だそうなので、ご興味持った方はぜひ土曜日の10時〜11時半の若狭中国武術サークルを覗いてみてください。


サークルの皆さんの発表は、展示と舞台発表に分かれています。
展示の方は1日目の10時からで、祭りの開始とともに見られるようにしています。
若狭公民館の利用者の皆さんは長く続けている方も多く、それだけに腕前も玄人はだし。
そして、作品だけでなく飾り方にも長けています。


今回は、かな書道サークルの作品のそばに綺麗なお手玉が置かれていました。聞いてみたら襦袢などをほどいて手作りしたものとの話でした。
最近は、お手玉やけん玉など昔あそびの難しい技に挑戦して楽しむ子どもたちもいるようで、もっとブームになって異世代で楽しめたらいいなあと思いました。


第2研修室の方は、展示と喫茶コーナー、さらに2日目は無料の健康相談コーナーもあり、今年は例年に比べて出入りが多かったように感じました。


健康相談では、包括支援センター若狭のスタッフの方がインボディチェックの測定器も持ってきてくださいました。筋肉量やミネラル量、体脂肪などのデータを元にアドバイスをもらえるので、自分の健康状態と対策を知ることができるのがいいなぁと思います。



2日目の舞台発表はいつもより少しだけ出演団体が少なかったのですが、はじめて出るサークルも数団体あり充実したプログラムとなりました。客席の方も終始ほぼ満席で賑わっていました。サークルの皆さんも、1年間の活動の成果をたくさんの方に観ていただけるときっと嬉しいし、励みになったかと思います。



喫茶コーナーも大繁盛でした!
ケーキやスコーンなどの焼き菓子とコーヒーのセットで200円という嬉しい価格で、しかも美味しいと評判の喫茶コーナー。実は『ひまわり』という名前がついているのです。
名の通りひまわりのごとく明るい接客でケーキとコーヒーが飛ぶように売れていき、今回もきれいに完売していました!!


このお祭りは、発表だけでなく、運営も利用団体のみなさんがされています。
長年サークル活動をされていて、毎年公民館まつりの準備にかかわっていても、年に1度のことなので、戸惑ったり忘れたりすることもあります。一人一人が、できないことやおぼつかないことを補い合ったりしながらできている手作りなお祭りなので、粗はあるけど、とても暖かい雰囲気に満ちています。

来年もより一層よいお祭りになるように、まずは次の1年も利用団体の皆さんや見に来て下さる方々が元気で過ごしてくださるのが何よりだと感じます。(真)