2020年06月04日(木)若狭公民館にて外国人留学生に対しての食料支援を行いました。
NPO法人エデンプロジェクトと沖縄ネパール友好協会(ONFA)との協力で実現した今回の企画は約1ヶ月前から沖縄ネパール友好協会(ONFA)がネパール人留学生に向けてSNSでアンケートをとり、何が今困っているか、何が今必要なのかを聞き取りを開始。
そのアンケートの結果、今留学生が一番困っているのが食料ということで実施することになりました。
そのアンケートの結果、今留学生が一番困っているのが食料ということで実施することになりました。
NPO法人エデンプロジェクト(東風平 巌理事長)などが4月27日から呼びかけを始めてこれまでに60万円余りのご支援で購入した食材やマスクなどを生活苦が強いられている在沖ネパール人留学生ら約75名にこの日、若狭公民館でお届けする事ができました。
若狭公民館に集められた多くの支援物資(下)
お米はなんと120袋 |
県内支援者の方から野菜の提供もありました。 |
(株)山青果様よりお水を寄贈してもらいました。 |
若狭公民館にも分けていただきました!!
それを今回の支援にも活用させていただいています。
たくさんの人たちが関わった支援がネパール留学生のもとに確実に届いています。本当にありがとうございます!!
那覇市職員からの融資の食材たち |
ボランティアスタッフの方々が仕分けし 3密にならないように配置を決めています。 |
NPO法人 エデンプロジェクト東風平 巌 理事長 沖縄ネパール友好協会(ONFA)のボランティアスタッフの方々 |
ボランティアスタッフ自身も余裕があるわけではないのですが、 困っている同郷の方のために頑張っています。 |
次々と配られる支援物資 |
一人に対して、写真(上)物資が提供されました。 |
そして下記はそれぞれの代表者 NPO法人 エデンプロジェクト & 沖縄ネパール友好協会(ONFA )のインタビューです。
NPO法人 エデンプロジェクト
理事長
東風平 巌様より
沖縄に住んでいるたくさんの外国人留学生の方々が新型コロナウイルスの影響でバイトをきられたり、本国に帰れないなどのいろいろな問題に直面しています。
そこで私たちでなにかできないと考え、県内にいる約2,000名を超えるネパール国籍の留学生を助けるため、沖縄ネパール友好協会(ONFA)と協力してどういう学校のどういう留学生が、何が必要かのリストを作ってもらい、それに基づいてみなさん(支援者)から頂いた支援金で食料を購入し、今日お届けすることができました。
皆さんの(外国人留学生)の笑顔を見ることができて、私も嬉しく思っています。
そして、若狭公民館のほうで食料のストックをしていただいて、ここで受け渡しをさせていただいたということで、心から感謝しています。
沖縄ネパール友好協会(ONFA)
オジャ・ラックスマン様より
新型コロナウイルスの影響で県内に住んでいる外国人、特にネパール出身者がどのような事に困っているのか、それを1ヶ月前ぐらいにアンケートをとりました。
本当はみなさんと直接会って、話を聞いて、(アンケート調査)をやりたかったのですが、新型コロナウイルスの影響で直接会うことができなくて、SNSを使ってアンケート調査を発信しました。そこでみんながどのような事に困っているのか、それをアンケートに書いてもらいました。
それで、約150名の方に回答してもらい、そのうち75名の方食料が足りない、困っていると回答がありました。
自分の母国から遠く離れた外国人の私たちがここ(沖縄)でホームシックにならないように、不安とかにならないように、ホームシックになったらとても大変だと思いました。
例えば、今沖縄は観光産業が多いので、ほとんどのアルバイトが休業になったり、居酒屋とかも休業になったりとか、就職している方でも収入が減ったとか、結構聞きましたので少しでも県内に住んでいる外国人にサポートのために、県民の方々、地域の方々にサポートをしてもらい、約1ヶ月の食料を配る事ができました。これは私たちがやったのではなくて、地域の方々がサポートしてくださいましたので、とても嬉しいです。
彼ら(外国人留学生)もとても喜んでいました。今お金がないとき、収入がないとき、地域の方々の暖かい気持ちをサポートもらえてとても嬉しかったです。
皆様に大変感謝致します。ありがとうございました。