12月18日(金)は、「国際移住者デー」です。
国連総会で制定された国際デーの1つで、1990年(平成2年)の国連総会で「すべての移民労働者とその家族に人権保護に関する国際条約」として採択されました。
この日、特定非営利活動法人 移住者と連帯するネットワーク(移住連)が主催する「国際移住者デー2020」のオンラインイベントが開催されました。
内容は、5月〜9月に移住連が実施した新型コロナ「移民・難民緊急支援基金」の取り組みをもとに、コロナ禍における移民・難民の置かれた状況について知り、共に暮らす仲間としてこのコロナ危機をどう乗り越えるかを一緒に考えました。
今回、このイベントに沖縄ネパール友好協会(ONFA)が登壇者として参加するために若狭公民館から中継をつなぎました。
プログラムの最後に日本各地の事例紹介の中で、ONFAが沖縄代表で登壇。
沖縄に住むネパール人留学生や元留学生をとりまく厳しさと、ONFAとNPO法人エデンプロジェクトが取り組んだネパール留学生支援についてお話しました。
機材トラブルで少しバタバタしたものの、何とか全国のみなさまにお伝えすることができました。
他県に比べて、移住者の受入れ体制はまだ整っていませんが、ONFAをはじめとする草の根で支えてくれる団体がいるおかげで救われている在住外国人が少なからずいます。
今回のトークイベントを通して、改めてONFAは在住外国人にとっても、沖縄にとっても、地域にとっても大切な存在だなぁと実感しました。
国際移住者デー2020のイベント概要はこちらです。
毎年開催されていますので、この機会にチェックしてみてください。