2025年7月15日火曜日

【レポート1】なは防災キャンプ’25夏 〜避難所から学校へ登校する防災体験〜

 


2025年7月10〜11日にかけて、**那覇市立若狭小学校6年生を対象とした「なは防災キャンプ’25夏」**を開催。今回は、避難所にもなる「学校施設に宿泊」し、翌朝そのまま登校するというリアルな体験を通して、「もしも」の備えを「いつもの場所」で学ぶことをねらいとした防災プログラムです。

この取り組みは、那覇市総合防災訓練の一環として実施され、若狭小学校、若狭まちづくり協議会、若狭小学校PTA、地域の皆さまの協力のもと行われました。


🎯 キャンプのねらい

  • 災害時の避難所生活を体験し、防災意識を高める

  • 自助・共助の考え方を学び、仲間と協力する力を育む

  • 地域・学校・公民館が連携した新しい防災教育の形を体験する


📅 1日目(7月10日)の流れ

🏫 集合(講堂)

子どもたちは6校時終了後にいったん帰宅し、入浴・荷物準備をして18:30に再集合。楽しみにしていた子どもたちの中には、集合の2時間も前から学校に来て遊ぶ姿も。




🍛 防災食体験

若狭児童館やPTA、地域の保護者の協力のもと、わかめご飯やトマトリゾットなどを味わいました。防災食を通じて味の好みや食のありがたさを考える機会に。




6年生PTAや地域の保護者なども運営で準備してくれ、夕食は若狭児童館より協力してもらい、「防災食」をいただきました。


わかめご飯やトマトリゾットなど味があり、子どもたちも食べ始めるまでは元気でしたが、食べ慣れていない「防災食」や味の好みなどもあり、美味しい防災食や合わないものなどを話し合ったり、お互いの味を分けたりして体験してくれました。



📢 防災講話(能登半島支援)

講師の“あーりー”さんによるクイズ形式の防災講話。楽しく参加しながら、災害時に必要な備えを学びました。




🔭 ほしぞら観察(月を望遠鏡で見てみよう)

残念ながら雲で星は見えなかったものの、中央公民館の宇久さんと田端さんが「心の目で星を想像する観察会」を提案。モニターを使った星座の解説もあり、豊かな想像力で星空を楽しみました。




星が見えない間は元ほしぞら公民館の館長でほしぞら案内人の田端さんにも来ていただき、モニターで星の動きや8月の星についてのお話もありました。

🛏 おやすみ準備(学校たんけん)

子どもたちが一番楽しみにしていた「夜の学校たんけん」も開催。保護者・先生によるクイズラリーで学校中が盛り上がりました。



保護者や先生たちがクイズラリーを作成してくれ、ちょっとした遊び心も加えて子どもたちを解放。
学校中が悲鳴や騒ぎ声など夜の学校が楽しく過ごせるようになっていました。



就寝

就寝時間も寝る子と寝れない子に分かれながら子どもたちは楽しく過ごしてくれました。



レポート2では朝はラジオ体操からはじまり、朝食をとったらそのまま学校へ登校。
ふりかえりと防災と演劇WSとつながります。

2日目の様子はこちらから

📸 昨年までのレポートはこちらから:
👉 なは防災キャンプ公式ブログ


主催:那覇市若狭公民館

共催:那覇市若狭小学校区まちづくり協議会/那覇市防災危機管理課/若狭小学校PCA/

協力:那覇市社会福祉協議会/(一社)災害プラットフォームおきなわ/若狭小学校/株式会社 TEAM SPOT JUMBLE