2025年8月1日金曜日

【報告】津波注意報発令時の避難対応について(7月30日)

 7月30日(火)、カムチャツカ半島付近を震源とする地震により、沖縄本島に津波注意報が発令されました。



若狭公民館では当日、通常どおり開館していましたが、津波注意報の一報を受け、状況が一変し、対応を開始しました。

ちょうど避難訓練を予定していた近隣の保育園の園児たちが、そのまま「本番の避難」として公民館へ避難。昼食やおやつも公民館へ搬送され、一日を過ごすことになりました。



また、港で護岸工事を行っていた事業者や、一般市民の方々も次々と避難。多い時間帯には約130名の方が公民館で一時避難をされました。避難者が安心して過ごせるよう、3階ホールにテレビを設置して津波情報を放映。中央には水分補給所を設け、Wi-Fiの接続情報も掲示し、スマートフォンでの情報収集や家族との連絡ができるよう環境整備を行いました。



夕方には徐々に避難者も減り、夜にはゼロに。翌朝まで那覇市職員と警備員が交代で待機し、公民館は避難所として開設されていました。

31日午前、津波注意報の解除により避難所は閉鎖され、再び通常開館へと戻りました。

昨年の4月3日の出来事(※報告はこちらから)を教訓に、今回の対応を調整しながら行なっていきました。