那覇港沈埋トンネルを見学した21日、夜は小禄南公民館の青年講座「海の安全に命をかける男」のお手伝いに行きました。
講師の音野さんは気さくで誠実な方でした。
事故が起こったときに助けるのはもちろんだが、事故を起こらない環境をつくることがライフセーバーの仕事である。目立たない存在であるほうが望ましい、という言葉が印象的でした。
また、サバニでGPSを使わず灯台の明かりと星の動きだけで沖縄ー宮崎間を航海した話なども興味深かったです。
話の節々で、イザというときのために肉体と精神を鍛え、信頼される存在であるための努力を欠かさない音野さんの姿勢が伝わり、受講した青年たちにもよい刺激を与えたのではないでしょうか。
きっと「一歩を踏み出すことが大事だ!」というメッセージはしっかり伝わったと思います。 (館長)
ライフセーバーの仕事やこれまで体験してきたこと、信念や思いについてお話しする音野太志先生。
質疑応答で真剣に話を聞く受講生たち。
講座の後半は、心肺蘇生法を体験しました。
講座の記事が沖縄タイムス(2009.11.24)に掲載されていたのであわせてアップします。
※記事をクリックすると拡大して読むことができます。