2011年3月11日に発生した東日本大震災を受け、同年6月に制定された「津波対策の推進による法律」で、南海道・東海道を襲った大津波を発生させた安政南海地震が起きた嘉永7年11月5日(1854年12月24日)を「津波防災の日」と制定したそうです。
その「津波防災の日」にあわせて、県内各地でも地震・津波を想定した防災訓練が行われました。
若狭公民館のすぐ近くにある若狭小学校でも避難訓練が行われたので、その様子を取材しました。
那覇市の学校で海からもっとも近い若狭小学校は、海抜2メートル。
万が一津波が起こった場合に備えて日頃から意識し、訓練することが求められます。
若狭幼稚園の園児も参加。
園庭で遊んでいるところに地震の警報が鳴りました。
クラス単位で避難します。
避難場所までいくつかの交差点を横断しなければなりません。
避難場所は松山公園です。
全児童に向けて校長先生の講話もありました。
交通安全指導員など多くの地域の方々も協力していました。
昨年の訓練よりも少し早く避難することができたようです。
ただ、いくつかの通りを横断しなくてはならず、非常時に訓練通りいくのか、という不安もあります。
学校と地域が連携しながら、どのように児童の安全を確保するかを考えていかなくてはならないですね。
公民館としても、できるかぎり協力していきたいと思います。
(宮城)