2013年11月4日月曜日

「私と仕事のいい関係」第4回目レポート

9月30日からはじまった、「私と仕事のいい関係」もそろそろ終盤。
先日、4回目が終了しました。

この日は、お迎えしたのは、
COFFEE potohoto山田哲史さん、CALEND-OKINAWAの中井雅代さん、
HUVRID赤嶺謙一郎さんの3名。



打ち合せの時、それぞれのゲストが
非常に強い信念をお持ちの方とわかったので、
いやが上にも期待が高まります。

受講生の方も、楽しみにしていた様子。
出席率も高かったです。




まずはそれぞれから、簡単な自己紹介。
でも、すでに話の端々に、思わずはっとするような言葉が…。
のっけから、目が離せない感じです。

赤嶺さんは、20代でありながら、社長さん。
今年の1月に会社を立ち上げたばかりのお忙しい中
来て下さいました。



そして、CALEND-OKINAWAの中井さん。
中井さんもまた、出産を間近に控えた大事な時に
いらして下さいました!ありがたい!



 山田さんのお店は、活気のある栄町市場の中で、
ひときわ存在感があります。
そのワケが今日は聞けるはず。楽しみです。




そして、講話開始。
進行は、若狭公民館の宮城部長です。

今回は1回目〜3回目で集めたアンケートなどを参考に、
受講生の方々が疑問に感じること、知りたいことを、
ゲストへ投げかけるように意識しました。


子どもの頃、どんなことが好きでしたか?
影響を受けた本や、人物はいますか?
これは成功したなということ、逆に失敗だった、
ということはどんなことですか?
などなど、いろいろな投げかけに対して、
みなさん真剣に答えてくださいました。



第1回目の時もこの日も、共通してみなさんがおっしゃっていたのが、

やはり「やりたいことにチャレンジした方がいい」ということ。

それに対して、受講者のアンケートの中には、

やりたいことをやる素晴らしさはわかるけど、
それでお金が稼げないのは嫌だし、
お金がないとチャレンジもできないのでは、
という意見も。
みなさんは、どう考えているのでしょう。

中井さんは、
「自分の頭で考えられることには限界が
ある。世の中には成功した人がたくさんいて、
その人たちが本を書いてくれていたりもするから、
そこから学んだり、調べたりして、好きなことで
しっかり稼ぐ方法を探せばいい。」
とおっしゃっていました。


あと、もう一つ今回の3名のゲストに共通していたことに
今の仕事を始める前、先がみえてしまったことに不安を感じた
という経験があった、というのがありました。
先のことを考えて不安になる、という経験は大抵の人が持っている
感覚だと思うのですが、大抵は「先のことがわからなくて不安になる」方が
多いかと思います。

なぜ、みなさんが先が見えて不安になったのか?
それはみなさん共通していて、
「何年先もこれをやっていて、ワクワクしていないであろう自分が
見えたから。」

中井さんの言葉の中で、とても心に残っているのが、
「自分の道は心で決めた方がいいと思う。リスクやお金の心配して、頭で考えて出した判断でなく、自分が本当にワクワクすることをやって、それでお金持ちになればいいと思う。」
きっとこの言葉の中に希望を感じた方も多かったのではないかと思います。

赤嶺さんは、「不安に感じる事はたくさんある。でも、シュミレーションを重ねて、考えても考えてもやりたい!と思うのかどうか、そこを判断基準にしている。」
とおっしゃっていました。常に責任を伴う、社長さんならではの考え方だと感じました。

あと、山田さんが散々みんなをじらして、ようやく語ってくれた話がまた、
ものすご〜く大事なことでした。その話、以下のようにまとめてみました。

自分自身が20才のころ、独立すると決めてから、たくさんの本を読んだ。
各界のトップに立つ人が書いた本もたくさん読んで、
いろいろな人から話を聞いたりもして、キーポイントはこれだ!というものが
見つけた。それは、
「偉大なことを成し遂げるには、日々の積み重ね以外にはない。」
ということ。この考え方に出会ったとき、目の前が開けて、スーっと力が抜けた。
毎日一歩ずつでもやればいいんだ、とわかったから。




チャレンジすること、
コツコツ積み上げる事、
そして、他に学ぶこと。
失敗や成功にとらわれず、身に起こる全ては経験と捉え、
それを武器に進んでいけるから、大丈夫!
とても暖かいメッセージだな、と私自身励まされた2時間でした。
きっと、受講したみなさんもそれぞれにメッセージを受け取って
下さったと思います。

素晴らしい講話でした。