先週末、オンライン学習講座と同じ時間帯に公民館では、多文化ネットワークFuふ沖縄さんが主催するフードサポートが開催されていました。
コロナ禍の中で、留学生や日本語学校、専門学校に通う外国人留学生のアルバイトの収入がなくなり経済的な不安や将来への不安を抱えている状況で少しでも安心して生活ができるために実施した食糧支援プロジェクトです。
また、ただ食料を支援するだけではなくて、フードサポートをきっかけに留学生が地域につながり、市民活動に関心をもつきっかけとなれば、地域でサポートし合える関係性が構築できるのではないかという想いで開催しています。
若狭公民館もそれをサポートするために会場提供、運営面でお手伝いさせていただきました。
食料の袋詰めも、もちろん自分たちで行います。
今回は、那覇市のMUGむぐプロジェクト、県民からのみらいファンド沖縄に届いた寄付と手作りマスク、沖縄食糧さんのお米、新垣さんの自家製トマト寄付された食料を沖縄国際大学の留学生、日本語学校や専門学校に通う外国人留学生の皆様へつなぎました。
前日に公民館に野菜やお米・物資などが届き、沖縄国際大学分と若狭公民館分に仕分けしました。留学生60名以上に提供するともなるとすごい数の野菜や米の数々。本当にありがたいですね。
仕分けした食料は、その日のうちに沖縄国際大学の学習支援室から、留学生に無事届けることができたようです!
公民館での食料受け渡し当日は、会場には44名の学生が集まりました。
那覇市西町でネパールカレー屋を営むスザンさんが困っている学生に声かけをしてくださり、多くの学生が参加しました。
自分たちで受付して、体温・健康チェック・消毒をしっかり行います。
留学生のみなさんは自転車で来るので、風に当たって体が冷たくなかなか測定が難しい、という新しい発見もありました。
食料の袋詰めも、もちろん自分たちで行います。
お米、野菜(じゃがいも、ニンジン、玉ねぎ、カリフラワー、トマト)、地域の方から寄付されたマスクやカップラーメンなどの食料を仕分けていきます。
お米の数には限りがあるので、自分たちで話し合って特に困っている人を優先的に配布することになりました。
そして最後は、集まった学生に地域での出会いや沖縄への期待について、コメントをいただきました。
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Q:沖縄に来て、嬉しかった出会いはありますか?
「きんじょうさんです。コロナのせいで、しごとがなくなっている時、いつもあんないしてくれたので、ありがとうございます。fuふにも、ありがとうのきもちです」
「やさしくて、助ける人にあいました。日本にきて、わからないときにもおしえてくれました。ほんとうにありがたいんです。先生たちとアルバイトの人たち、ありがたいです」
「しんせつな人とあいました。てつだうもらいました。ほんとうにありがとうございます」「日本にきて、ネパールの友達できて、たいへんなとき、てつだってくれました」
Q:沖縄がこういう社会だったらいいな!のアイディアおしえて!
「こうつうきかんが便利ならいいと思います。名護市が好きですから、毎週行きたいですけど、バス代は高いです。電車があればいいと思います」
「バイトの時間が減りましたので、このようなこと(サポート)があれば、本当に助かりました。今からも他の外国人にもやってほしいと思います」
「沖縄でこのこと(サポート)があるので、沖縄は私にとって、ふるさとという気持ちをいつももっています」「沖縄のボランティア活動などに、せっきょく的に協力したいです」
fuふ!の活動のヒントをたくさんもらいました。
留学生のみなさん、どうもありがとうございました!
一緒にお互いのサポート活動よろしくお願いします。
ダンニャバード!カムーン!タリマカシー!サンキュー!チェーズティンバーデー!謝謝!
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
今後もお互いにサポートし合えるように取り組んでいきましょう!
(conomi)