4月22日〜23日の日程で「なは防災キャンプ' 22 春 (新都心公園)」を開催しました!会場は那覇市の広域避難場所の一つ、那覇新都心公園。
一つ前のレポートでは防災さんぽと防災ブースについて記載しています。(ブログはこちら)
レポート二ではスタンダード・プリコーション(標準予防策)の講義、シェアライフライン、1日目の振り返りと野外上映会について書いていきます。
スタンダード・プリコーション(標準予防策)の講義
シェアライフライン
シェアライフラインと聞いてもピンと来ない方も多いと思います。
避難所に人が集まってくると熱源の確保や水やお湯など、普段の生活に必要なライフラインをみんなで使えるようにシェアしていこうという試みです。
コロナ禍のためにご飯などはシェアできないですが、手指消毒などを行い、カセットコンロなどを参加者から持ち寄り、火器をシェアしました。
夕飯(おまけ)
ここで、若狭公民館職員での夕飯を共有します。
曙小学校区まちづくり協議会の玉寄さんからいただきました「備蓄王(ハヤシライス)」です。
こちらのスゴいのが、火器を使わずに生石灰と水の化学反応で熱々のご飯がいただけます。
ご飯をセットして、横にある紐を引くとたちまち煙が!
一番煙が出ている時に写真撮れました! |
こちらはカレーです。 |
火器や電子レンジも使わずに熱々のハヤシライスをいただきました。そして、味も今まで食べてきた非常食の中でも美味しかったです。
1日目の振り返り
夕飯も終わり、参加者が集まり今日の防災さんぽと宿泊での振り返りが行われました。
それぞれ参加者の自己紹介と1日目の終わりとしての感想を話をしていただきました。
参加者からは
「防災の必要性を得られたキッカケになった。」
「行政関係の方々も主体的に参加してもらえるようになった。」
「この防災キャンプで得られた知識や経験などを参加者だけで終わるのではなく、ブログや動画などで発信して記録を積み上げていくことが大切。」
「防災とキャンプを組み合わせることで、家族や若者、障がい者や高齢者が参加してくれている。いろんな関係機関と繋げることもできる。公助と共助をつなげることができると嬉しい。」
「今日はテントを張ることができたが、被災時はテントを持ち出すことができない時もある。【もし】テントがなかったら、どのように過ごすかを考えてみてほしい。」
などの振り返りや気づきを得ることができました。
野外上映会
「若狭公民館に設置した蓄電池を利用して、震災が起こった際の夜の過ごし方の一つとして上映会ができるかどうか検討してみたい」という声があり、プログラムが終わった後に若狭公民館で行っている《うみそら上映会》の備品などを公園に運んで、急遽野外上映会を実施しました。
「那覇市市制100周年記念映像 那覇100年の物語」
レポート一はこちら
主催・共催:(一社)災害プラットフォームおきなわ / 那覇市若狭公⺠館
協力団体:一般社団法人 人も犬も猫も幸せなまち創り隊 Okinawa /
包括支援センター / キャンプ沖縄事業協同組合/
社会福祉協議会 / 校区まちづくり協議会(曙・銘苅・石嶺)
那覇市防災危機管理課 / 那覇市上下水道局
助成:一般社団法人 沖縄しまたて協会