2024年5月7日火曜日

なは防災キャンプ'24春(若狭小学校)(2024年4月27日-28日)レポート1

  2024年4月27日(土)~ 28日(日)に「なは防災キャンプ'24春」が開催されました。

場所は那覇市指定避難所の『那覇市立若狭小学校』です。


防災キャンプとは「防災訓練」と「キャンプ」をかけあわせて、宿泊しながら擬似避難体験をしようという企画です。
防災キャンプには3つのルールを設けています。

①自己完結
②シーズン毎にやる
③できれば宿泊する

日帰りの訓練だと、終わったら帰宅してお風呂に入り、ご飯を食べますよね。では宿泊となるとどうでしょう?
防災キャンプでは、公園など避難所になるような場所で過ごすためにはいったい何が必要なのか、自分で考え、そして季節に合わせてどのように過ごすかをそれぞれ考えてほしいという狙いがあります。
そして宿泊体験を通して様々なことに気づき、今後に生かしていくことを1つの目的としています。  



2月にできたばかりの若狭小学校の体育館は一階にあり、津波災害を逃れるために備蓄倉庫やテントや簡易ベットは参加者が集まり、那覇市防災危機管理課より拝借しました「避難所開設キット」を開封してみることから始まりました。



テーブルの上にキットの中に入っている全てを並べて参加者で共有後に受付を開始しました。



シートに書いてある項目も確認しながら、避難名簿に名前を書いていきます。



その後、参加者で校舎内にある備蓄倉庫の見学と中身の確認にいきました。



中にある備蓄品を確認しながら、箱の中身が分かりにくいものにはマジックで名前などを記入していきました。




備蓄倉庫の整理が終わった後は、避難所開設時に活用されるテントや簡易ベッドを校舎内から体育館へ運び出しました。




体育館に戻ってきて、早速テントの設営を開始しました。

普段通っている学校にテントやベッドがあると知らない子も多く、親子で設営をしていました。




宿泊場所が決まった後は、参加者それぞれが持参した持ち出し品をシェアする時間を設けました。



乳幼児のミルクや哺乳瓶、おむつなどを持ってくる親子や安心して寝るためのグッツを持参した子、缶詰などの非常食を持ってくる方など家族構成や避難を考えて変わる持ち出し品を参加者と共有しました。



夕食の時間は各自持参した非常食やご飯をいただくことにしました。
体育館前のスペースは火器やお湯をシェアする場を設けて、参加者で持ち寄った料理をシェアしたり、情報交換する姿がありました。



夜は防災紙芝居の読み聞かせと上映会を行いました。


レポート2では2日目のネパールの方々と交流しながらの朝食会と振り返りです。(こちらから


【関係・協力団体

主催:那覇市若狭公民館

共催:那覇市防災危機管理課 / 那覇市若狭小学校区まちづくり協議会 / (一社)災害プラットフォームおきなわ / 若狭小学校PTA / 那覇市社会福祉協議会

協力:(一社)人も犬も猫も幸せなまち創り隊Okinawa / チームAMMA / 若狭公民館朝食会