~顔の見える防災から、考える・感じる防災へ~
「なは防災キャンプ’25春」では、地域・学校・公民館・PTCAが連携し、曙小学校体育館を避難所に見立てた1泊2日の体験型プログラムを実施しました。
本記事では、2日目の様子と参加者のふりかえりをお届けします。
🍳 朝の活動
2日目の朝は、すでに暑い体育館で起床してグラウンドにてラジオ体操からスタートしました。
毎朝曙小学校のグラウンドでラジオ体操をしている「曙願寿会」の皆様と一緒にラジオ体操です。
早起きした子どもたちは、自分たちで使った寝具を片付けて、朝食をいただきました。
今回の朝食は、地域の方と協力して実施する炊き出し訓練。備蓄パンと特性スープなど、シンプルだけれども“もしものとき”に役立つ食事メニューを体験しました。
🗣 ふりかえりの時間
朝食後は、ふりかえりタイム。
子どもたちは、昨日の防災かるた、講話、持ち出し品シェアタイム、そして体育館での就寝体験などを思い出しながら、一人ひとりが感じたことを話してくれました。
💬 参加者の声(一部抜粋)
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「夜は蒸し暑くて、実際の避難生活の大変さを体感しました。」
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「虫対策の大切さを実感しました。備えに虫よけも必要ですね。」
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「防災かるたが楽しかった!」
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「硬い床で寝るのは大変でした。寝具の準備が重要だとわかりました。」
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「子どもたちと一緒に過ごしながら学べて、よい時間でした。」
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「普段話さない方と協力し合えて、地域のつながりを感じました。」
🧩 地域との協働のかたち
今回の防災キャンプでは、地域の方々の協力が欠かせないものでした。
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食事づくりを担ってくれた炊き出しチーム 【子ども食堂ほのぼのカフェの皆様】
- 荷物や備品の準備・片付けを手伝ってくれた保護者・スタッフ 【曙小学校PTCA/曙小学校の先生方・曙小学校区まちづくり協議会の皆様・曙願寿会の皆様】
まさに「地域ぐるみの防災」の実践の場となり、**“つながりこそが災害時の力になる”**ことを体感できた時間となりました。
📝 今後に向けて
今回のキャンプを通じて、「ただ学ぶ」から「体験する」へのステップアップが実現しました。
ご参加いただいた皆さま、ご協力くださった地域の皆さま、本当にありがとうございました!
レポート1はこちら👉 なは防災キャンプ’25春レポート1
主催:那覇市若狭公民館/那覇市曙小学校区まちづくり協議会
共済:那覇市防災危機管理課/曙小学校PTCA/(一社)災害プラットフォームおきなわ/那覇市社会福祉協議会
協力:那覇市立曙小学校