2023年8月31日木曜日

那覇新都心公園へ物資輸送訓練が行われました

 8月29日(火)に那覇市や福岡市が自衛隊と合同で災害時の物資輸送訓練が行われました。

那覇にある自衛隊の基地から那覇新都心公園緑化センター地下にある備蓄倉庫までの物資輸送訓練です。(那覇新都心公園でのなは防災キャンプでは備蓄倉庫について詳しく記載しています


那覇市防災危機管理課の職員さんから写真を提供していただけたので、共有します。

災害時は本州と比べ、県外からの支援物資などは飛行機または船でしか運ぶことができない沖縄は遅延が予想されます。

その際に自衛隊機などが本州から支援物資や人材を運ぶことができればということで、今回の訓練に繋がったということです。


県外から那覇へ到着した輸送機

物資を運ぶ様子

那覇市防災危機管理課の職員も訓練に参加しました

2023年8月30日水曜日

今年も、ユーチュー部開催します♪

毎年対象を変えて開催している人気講座「ユーチュー部」
今年は多文化カフェ・わかさ内で開催します♪


アーティストの藤井光さんからスマホを使った撮影の仕方や、編集方法を学びます。

外国人の居場所「多文化カフェ・わかさ」内での開催です。
国の家族に紹介したい沖縄の様子を映像にしてみませんか?
外国人の友だちがほしい、交流したい日本人も大歓迎です。

9月28日から、毎週木曜日のごご7時からです。
5週連続での開催になります。毎回プログラムが変わるので、毎回参加してください。

日時:9/28.10/5.12.19.26  19時〜21時
場所:若狭公民館 第2研修室
対象:那覇市在住・在学・在勤で興味のある方
参加:無料
申込:公民館までお問い合わせください


 

多文化カフェで三線ライブ♪

8月24日の多文化カフェは、アプリ開発の事務所をされている台湾人の方や、ネパール人コミュニティーと関わりあいを持ちたい県内在住ネパール人の方など、さまざまな方が来てくれました。

若狭公民館では毎日さまざまなサークル活動が行われています。
カフェにきてから、他のサークルを除きにいけるのは公民館の居場所ならではの良さかもしれません。


毎週木曜日は、同じフロアーにある研修室で歌三線のサークル・若狭島うたの会の活動が行われています。
この日は、サークル帰りに武富さんが演奏を披露してくれました♪

突然はじまったライブに皆さん大喜びでした!武富さんありがとうございました。

ネパール人の就職相談をされている方や、外国人の医療や法律の相談にのっている団体など、サポートしてくれる方々も不定期で参加してくれています。困りごとを抱えた外国人の方にも対応できますので、お気軽におこしください。
お茶とちょっとしたお菓子を準備しておまちしております。

多文化カフェは毎週木曜日の開催です。
お盆明けの明日も開催します。(sato)

2023年8月29日火曜日

なは防災キャンプ'23夏(新都心銘苅市営住宅)(2023.08.25~26)レポート3

 2023年8月25日(金)~ 26日(土)に「なは防災キャンプ'23夏」が開催されました。

場所は那覇市『新都心銘苅市営住宅』です。

レポート1:オリエンテーションから防災さんぽ(こちら
レポート2:子どもたち夏休み思い出作りのために考えた夕食(流しそうめん・かき氷)・火付け体験→ぐるぐるパン作り・防災紙芝居読み聞かせ・花火(こちら
レポート3:2日目の振り返りです。


前に立ってラジオ体操してくれました

朝はラジオ体操からスタートです。
テントに宿泊した子どもたちがみんなの前に立って、体操をお手伝いしてくれました。

まだ、朝のスイッチが入ってない子もいました。


ラジオ体操が終了後に早速1日を通しての振り返りを行いました。



よかった点:
・自分たちで防災キャンプを企画する上で勉強になった名護でも開催したい。
・積極的に楽しそうにしていてよかった。ぐるぐるパン美味しかった。参加者の防災意識が高かった。
・夜寝れないと思ったが、意外とよく眠れた。寝袋はいらなかった。
・花火が楽しかった。
・子どもたちが楽しんでいてよかった。紙芝居を通してプログラム全体に防災意識があった。
・活気があって、全体的によかった。
・地域の人たちが中心となって行えたのはよかった。
・ワクワクした。
・防災さんぽや運営にてみんなで感謝したい。
・市営住宅で開催できたのは良かった。横つながりができたのは良かった。こんなにたくさんの人がいるのに顔が見えない関係がコロナ禍などで続いていた。
・みんなで協力して開催できたのは良かった。キャンプを何回か経験していると子どもはすぐ寝てくれる。怪我なく無事終えれてよかった。
・楽しいプログラムがたくさんあったので、良かった。


失敗した点:
・夜は思った以上に暑くて、暑さ対策が必要だったかも。
・プログラムの終了時間を決めてやればよかった。ダラダラと続いてしまった。
・靴の底が抜けてしまった。普段から履いてる靴ではなかったので、困った。
・プログラムが充実していたが、他の予定していたプログラムができなかったのが残念。
・子どもが興奮して眠れなかった。寝ている娘がうなされて周りに迷惑になっていないか気になった。娘のために暑さ対策をするために保冷剤を持ってきたが、足りなかったと感じた。
・プログラムが詰めすぎたのが大変だった。時間配分が今後の課題だと感じた。
・防災キャンプに持ってくるバックの中身をチェックしてなくて、蓋を開けると防災グッズの中身がボロボロで開けれなかった。定期的に中身のチェックが必要だと感じた。
・靴はテントの中に入れないと雨で濡れる。いつもは外で寝る機会がないので、いい勉強になった。
・環境が違うので、少し自分に負荷をかけることが大切。不備を楽しむことによって、次回できることがまた増えていくと感じた。
・自己完結と聞いたが、トイレットペーパーをもってきてなかったなぁと思った。恵まれた環境でキャンプできたと感じた。
・運営にかかりっきりで、自宅の電気とエアコンがずっとついていたのは困った。
・参加者がお客さんになった人たちが多かった。
・平時のところでたくさんの失敗と反省をすると改善することで、災害時に活きてくると思う。
・あまりプログラムを詰め込みすぎると疲弊してしまう。長期的に開催を見通してプログラムを考えていきたい。


参加してくれた皆様、協力してくれた皆様お疲れ様でした!

参加者の方が動画を作成してくれたので、共有します。(こちら



次回は秋開催予定です。
また、詳細が決まり次第お知らせします。お楽しみに〜♪


【関係・協力団体】

主催: 新都心銘苅にじいろ会/ 那覇市若狭公民館 

共催:那覇市防災危機管理課/災害プラットフォームおきなわ / 那覇市社会福祉協議会 / 新都心銘苅市営住宅自治会

協力: 那覇市地域包括支援センター新都心

なは防災キャンプ'23夏(新都心銘苅市営住宅)(2023.08.25~26)レポート2

  2023年8月25日(金)~ 26日(土)に「なは防災キャンプ'23夏」が開催されました。

場所は那覇市『新都心銘苅市営住宅』です。

オリエンテーションから防災さんぽまでのレポート1(こちら

次のレポート2では子どもたち夏休み思い出作りのために考えた夕食(流しそうめん・かき氷)・火付け体験→ぐるぐるパン作り・防災紙芝居読み聞かせ・花火です。

防災工作で作成した紙食器で流しそうめんをいただきます。

新都心銘苅市営住宅自治会と那覇市地域包括支援センター新都心、地域の方々が協力して、子どもたちの夏休み思い出作りのために行いました。

かき氷は市営住宅の中学生・高校生が行ってくれました

流しそうめんは那覇市地域包括支援センター新都心の職員と参加者の大人が担当


そうめんゲット!嬉しそう。

紙食器を上手に使って、そうめん食べました。


市営住宅自治会の方々が午前中から麺をゆがいてくれていました。ありがとうございます。


かき氷と流しそうめんが落ち着いてきた時から火付け体験へのプログラムを開始。


火がなぜ大切かの質問にたくさんの答えが出ました。
・料理
・焚き火をして暖まる
・災害の現場では寂しさを癒してくれる

などがあげれました。


マグネシウムを使用しての火付けのやり方を教わった後に早速実践です。

麻紐を解く作業から

解いた麻紐にマグネシウムを落として、着火させます

市営住宅自治会の上原会長作の一斗缶の焚き火台も使用

無事に火がつきました

子どもたちが自分たちで着火させた火を使用して、グルグルパン作り開始です。

パンのタネは「にじいろ会」の方が前日から準備してくれました

大人も子どもも夢中でグルグルパンを作成しています。






パンの成形ができた子から着火したパンを焼いていきます。


パンを焼いてる間も初めて知り合った方々の交流がありました

パンも食べながら、マシュマロも焼いてた子

日が暮れてきて、防災紙芝居の時間がやってきました!

今回紙芝居を読み聞かせを行ってくれるのは、沖縄の紙芝居屋さどやんです(さどやんのホームページはこちら



さどやんさんは銘苅新都心地区にお住まいで、地域の子どもたちのために「防災」をテーマに
沖縄・石垣に伝わる明和の大津波と人魚の紙芝居などを選んでくれ、子どもたちも最後まで見てくれました。

さどやんさんがお届けした防災紙芝居の一部はHPからダウンロードすることが可能です。
「消防団の防災紙芝居」(こちらから


かき氷を食べながら聞いてる子

横になってリラックスして聞いてる子など色々



防災紙芝居の様子を動画でも視聴可能です。(こちらから



紙芝居が終わると市営住宅自治会が子どもたちへの夏のプレゼントとして用意してくれた「花火」です。
こちらも火元も子どもたちが自分たちで着火させた火を使用しました。



防犯パトロールから帰ってきた上原自治会長の挨拶

上原自治会長が会場となった中庭の草刈りや去った台風6号での倒木などを整理してくれ今回の防災キャンプを無事に開催することができました。


過密スケジュールの合間を見つけて、今回の防災キャンプのために一斗缶の焚き火台を作成してくれ、子どもたちのために場所の提供やプログラムの調整など陰ながら行っていただきました。ありがとうございます。


参加者は中庭にある芝生にテントを設営し、宿泊することになりました。

パート3では2日目の振り返りなどをレポートします。(こちらから



【関係・協力団体】

主催: 新都心銘苅にじいろ会/ 那覇市若狭公民館 

共催:那覇市防災危機管理課/災害プラットフォームおきなわ / 那覇市社会福祉協議会 / 新都心銘苅市営住宅自治会

協力: 那覇市地域包括支援センター新都心


なは防災キャンプ'23夏(新都心銘苅市営住宅)(2023.08.25~26)レポート1

 2023年8月25日(金)~ 26日(土)に「なは防災キャンプ'23夏」が開催されました。

場所は那覇市『新都心銘苅市営住宅』です。


夏休み中の子どもたちの思い出になるように防災とプログラムをどう掛け合わせられるかを事前調整を市営住宅住民の子どもたちの親で構成された「にじいろ会」と協議を重ね、新都心銘苅市営住宅自治会の協力のもと開催しました。

子どもたちも的を狙って楽しんでいました。


開催場所となった市営住宅では、受付前から消火訓練を実施し、若狭公民館で取り組んでいる「リッカ!ヤールーキャラバン!」のプログラムの1つ『水消火器的当てゲーム』を実施しました。
消火器の使い方や注意点を教わった後、実際に炎の的を狙って、水消火器を噴射するゲームです。




今回は市営住宅の中庭を会場に行ったので、受付もその一角にテントを設営して行いました。
受付の協力は那覇市社会福祉協議会の方々が協力してくれました。
社会福祉協議会は災害ボランティアセンターの設置・活動を行う想定となっています。



受付では参加者に「もしもカード」を記入していただきました。
「もしもカード」とは自分のことや家族との決まりごとなどを書くことにより、普段からイザ!という時の対応を考えてもらうことをねらいとして毎回受付時に記入してもらっています。



受付も終わり、防災キャンプスタートです。


主催者「にじいろ会」の東恩納さん

特製保冷パックを作成してくれました

東恩納さん親子は特製保冷パックを作成して配ってくれました。ちぎった新聞紙に水を染み込ませて、前夜から凍らせてくれたそうです
背中などに入れるとひんやりと熱中症対策にもなります。



次に防災キャンプに関して、(一社)災害プラットフォームおきなわの宮平さんより説明がありました。

防災キャンプとは「防災訓練」と「キャンプ」をかけあわせて、宿泊しながら擬似避難体験をしようという企画です。
防災キャンプには3つのルールを設けています。

①自己完結
②シーズン毎にやる
③できれば宿泊する

日帰りの訓練だと、終わったら帰宅してお風呂に入り、ご飯を食べますよね。では宿泊となるとどうでしょう?
防災キャンプでは、公園など避難所になるような場所で過ごすためにはいったい何が必要なのか、自分で考え、そして季節に合わせてどのように過ごすかをそれぞれ考えてほしいという狙いがあります。
そして宿泊体験を通して様々なことに気づき、今後に生かしていくことを1つの目的としています。  


JVOAD 明城事務局長

今回の防災キャンプには東京から特定非営利法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)からも2人の参加がありました。

JVOAD  小竹 (しの )リーダー

JVOADは災害時の連携・サポートを全国ネットワークで繋いでいる組織です。(詳しくはこちら


防災士・災害ソーシャルワーカー 稲垣 暁 氏


オリエンテーションが終了し、防災さんぽのスタートです。

防災さんぽのガイドはいつもお世話になっています防災士・災害ソーシャルワーカーの稲垣さんです。


稲垣さんから、防災さんぽを始める前に以下の地域情報が提供されました。

・この地域は災害のリスクは少なく資源が多い。

・もともとは米軍基地だった場所が整理されて銘苅新都心地域は作られた

・土地は安定しており、液状化の問題もないし、地盤も固い場所に建てられている。

・沿岸部や安謝川近辺から避難してきた方々の避難所となり得る場所になる可能性がある。

・市営住宅の屋上には畑があり、年中作物が収穫できるのは強みになるだろう。



新都心公園までの道のりでは、
・新都心地域は比較的新しい地域のために電線なども地中化が進んでいるが、今回の台風6号では多くの建物が停電した。住宅地への地中化はまだ進んでいない。
・新都心地域の中央道路は広く障害物も少ないため、災害時には主要道路の一つとなるだろう。
・沖縄は紫外線が強いため、建物の劣化が進みやすい。ガジュマルなども沖縄特有の建物の劣化原因になる。
・近くの那覇市民協働プラザや新都心公園は災害時の大きな資源となる。


那覇市新都心公園の緑化センター地下には那覇市最大の備蓄倉庫があります。
他にも新都心公園にはたくさんの災害時の備えがあります。(詳しくは前回の新都心公園で行った防災キャンプに記載されています。

備蓄倉庫の案内は那覇市防災危機管理課の源河さんが行っていただきました。


今回の台風6号で困ったとの声が多かったのが電気と水でした。
飲み水だけではなく、簡易トイレなども備蓄として保管されています。


稲垣さんからはテント生活は避難生活の最終手段として考えていてほしい。
実際の災害時は外国人や避難所に入れない人がテント生活を強いられたということを知っておいてほしい。と散歩の説明の中でありました。

これにて、防災さんぽは終了です。
次のレポート2では子どもたち夏休み思い出作りのために考えた夕食(流しそうめん・かき氷)・火付け体験→ぐるぐるパン作り・防災紙芝居読み聞かせ・花火です。(こちらから


【関係・協力団体】

主催: 新都心銘苅にじいろ会/ 那覇市若狭公民館 

共催:那覇市防災危機管理課/災害プラットフォームおきなわ / 那覇市社会福祉協議会 / 新都心銘苅市営住宅自治会

協力: 那覇市地域包括支援センター新都心