2012年10月30日火曜日

象棋[チュンジー]って知ってますか? 古くから伝わる沖縄の将棋です。

昔から沖縄に「象棋(チュンジー)」という将棋があったと聞いて、ボードゲーム好きの友人とさっそく象棋入門の本を買ってきて、遊んでみました。


将棋といっても、駒も盤も、そして駒の動かし方も全く違います。
中国の将棋に近いものですが、琉球に入ってきてから、独自の進化を遂げたようです。


入門書のフロク、紙製の象棋の駒(タマ)と盤(バン)。
さっそく遊んでみました。

。。。入門書を読み読み、たどたどしく進んだ対局は、結局私の負け。

勝敗を決したのは、
「 一番偉い駒、『帥』と『将』の間に、他の駒が無い状態で対面させてしまうと負け」
という、普段の将棋で聞いたこともないようなルールによって、でした。
王様同士で、目を合わせたら負ける、ということでしょうか。

動きもルールも目新しくて、面白い!


そんな象棋があんまり面白かったので、若狭公民館で象棋入門の講座を行なうことにしました。
先生は、最初に読んでいた入門書を著された、仲村顕さんです。
さっそく先生をお招きして、講座の打ち合わせ…

先生に、本を読みながら遊んだ時のことを話すと
「象棋は、将棋というよりチェスに近いんですよ。だから、将棋をやったことの無い人の方が、先入観がなくて覚えやすいんです」
...なるほど。

先生が、本物の象棋駒と盤を持ってこられました。
ちなみに、「必ず手前が赤の駒」というきまりがあるのだとか。

やはり紙製とは質感が全く違います。
「駒を『パンッ!』と盤におく音も象棋の魅力なんですよ」と講師の仲村さん


いかがでしょうか。
本当に面白い象棋の歴史と遊び方がわかるこの講座、参加したくなりませんか…?
お申込み、お待ちしています。


市民講座 「象棋 沖縄に古くから伝わる将棋の歴史と魅力」


[第1回]  11月14日(水)19:00~21:00 象棋を知るーその歴史を学ぶ
[第2回]  11月21日(水)19:00~21:00 象棋で遊ぶ 基礎編
[第3回]  11月28日(水)19:00~21:00 象棋で遊ぶ 応用編


講師

仲村 顕 さん 
象棋普及会代表、「はじめての象棋-沖縄の伝統将棋-」著者。
1973年那覇市生まれ。城岳小学校、古蔵中学校、那覇高校卒業。1997年沖縄大学卒業。沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員。
著書に「ヒストりゅ~ 琉球・沖縄の歴史」(共著・琉球新報社)など。



ご参加希望の方へ

定 員  20名(申込が必要・定員を上回った場合は抽選)
対 象  全3回受講可能で、那覇市に在住・在勤・在学の方
      (年齢は問いませんが、中学生以下は保護者同伴)
会 場  若狭公民館2F 和室
受講料  無料 
申 込  若狭公民館へ電話・来館で受付
受付期間 10月15日(月)~11月9日(金)
・本講座は、県民カレッジ連携講座です。



主催・お問い合わせ

那覇市若狭公民館
tel 098-891-3446
(月~金曜日 午前9時~午後5時)
〒900-0031 那覇市若狭2-12-1




2012年10月25日木曜日

『第16回若狭地域文化祭』開催!

毎年恒例となっている「若狭地域文化祭」、今年も開催します!
「若狭地域文化祭」は、若狭地域の自治会、NPO、小・中学校、保育園、各事業所等が連携・協力して開催している手作りのお祭りです。

第16回若狭地域文化祭ポスター


高齢者から幼児・児童生徒までの三世代間の交流と地域の連帯意識の強化を図るとともに、地域文化の再認識と新たな文化の掘り起こしを行い、もって青少年の健全育成と豊かで活気に満ちた潤いのある地域を創造することを目的として、今年で16回を迎えました。

開催直前となり、準備もいよいよ大詰めです。
多くの皆さまのご来場お待ちしています!

→ 過去の「若狭地域文化祭」の様子はこちらをご覧ください。

会場図や舞台発表プログラム等は、下の画像でご確認ください。
クリックすると拡大表示されます。



2012年10月15日月曜日

"料亭" からみる戦後那覇の成り立ち!? 講座「那覇の歴史を知る」Vol.1のお知らせ

市民講座 那覇の歴史を知る
Vol.1 「戦後那覇における料亭の立地展開」 11月9日 午後7時~9時


「戦後、那覇の街は戦前と大きく様相を変えた。戦前中心だった西町・東町から、国際通り・牧志へ…」
と、ここまではよく聞くお話。

でも、どうして中心地が移ったのでしょう。
米軍の接収? 人口の急増? そういえば、様々な都市計画もあった。。。などと色々な理由が挙げられます。

今回、若狭公民館では、「料亭」の存在に着目して、戦後那覇の成り立ちを巡る秘密を解き明かす講座を行います。
そう「料亭」とは、あの高級なお料理を出してくれて、さまざま集まり、時には密談、そしていろいろな"遊び"が楽しめると話しに聞く、あの料亭です。

題して、「戦後那覇における料亭の立地展開」、講師は、立命館大学教員の加藤政洋さん。


・・・講師のお名前を見て、ピンと来たかたもいらっしゃるかもしれません。
加藤さんは、昨年「那覇 戦後の都市復興と歓楽街」と題する本を著されています。





市民講座 那覇の歴史を知る
Vol.1 「戦後那覇における料亭の立地展開」 

2012年11月9日(金) 午後7時~9時

講師 加藤 政洋 さん (立命館大学教員)

定員 50人(申込が必要・先着順)
受講料 無料
お申込 若狭公民館へお電話、または直接ご来館ください。(月~金 午前9時~午後5時)
受付期間 10月15日(月)~11月9日(金・当日)

主催・お問合わせ 那覇市若狭公民館
TEL 098-891-3446 (月~金 午前9時~午後5時)
〒 900-0031 那覇市若狭2-12-1



お申込み、お待ちしています。


2012年10月5日金曜日

【2012年10月】孔子廟

毎月職員が、若狭公民館周辺の地域を、トップページの画像とともに紹介するこの企画、
8月9月とお休みしていました。
だって夏は雑誌も合併号になるじゃないですか、それに外出ると暑いし。。。すいません。

というわけで、気を取り直して再スタート。
今月は、孔子廟をご紹介します。

孔子廟久米至聖廟(久米孔子廟)は、人としての生き方と社会の理想を説いた古代中国の哲学者で儒学の創始者、孔子を祀る廟です。


現在は若狭1丁目にありますが、戦後の再建から35年以上が経過し、老朽化が激しく、かつ、ゆかりの久米の地へ復帰したいとの願望もあり、  久米の松山公園(旧久米郵便局跡)に移設することになりました。平成24年3月19日に起工式がおこなわれ、 来年3月完成予定です。



写真右手が大成殿、左手に航海安全の守護神である天妃宮、中国の民衆道教の最高神を祀る天尊廟があります。


至聖廟(門)

1年に一度だけ毎年9月28日の釋奠「せきてん」=「尊師の礼」といわれ菜・爵・帛を供えて先聖先師を祀る儀式のときだけ門が開かれます。


大成殿

大成殿は、至聖廟(孔子廟)の本殿です。
万世の師表である孔子のほかに、その高弟の四配(顔子、曾子、子思子、孟子)が祀られ、年に一度の釋奠がここで行われます。

さて 今月は 、勉強の秋ということで学問の神様「孔子」を祀っています孔子廟をご紹介いたしました。

ところで、今回はトップページのどこに職員がいたかお気づきでしょうか?
下の画像中央の ← をよく見てください。



写っているのは一柳、ブログレポート(撮影者)はあしとみでした。
                            
(一柳・あしとみ)


2012年10月2日火曜日

ジョブシャドウィング学習

  10月2日(火曜日)

 若狭公民館に識名小学校の児童がジョブシャドウィング学習にやってきました。

 ジョブシャドウィング学習とは・・・実際、職場を訪問して大人の働いている姿を観察しまた働いている人と対話をしながら将来への考えを深めることを目的としています。

  緊張した面持ちの子ども達、はじめに自己紹介をして、それから公民館でのお仕事の話を熱心に聞いていました。館長のおもしろい話術ですぐに緊張もほぐれ職員へのインタビューもスムーズにできたようです。

サークルの台湾民俗舞踊や、かな書道の見学、体験もし有意義な時間を過ごしたことでしょう。




 気になる子ども達の感想は・・・台湾民俗の踊りもできて楽しかった。かな書道は初めてでやってみたい。また遊びにきたいです。

 若狭公民館のファンになってくれたようです。

 子どもたちの心に素敵な花を咲かせる種まきができたらいいですね~(^。^)  

                        (あしとみ)